
今回のPayPay Inside-Outでご紹介するのは、PayPayの急激な組織拡大・組織づくりを日々支援している、Talent Acquisition チーム(採用チーム)の池村 理佐さん、Anton Todoさんです。PayPayが大規模な中途採用を行う背景や、PayPay Talent Acquisitionチームで働く意義について、お話をお聞きしました。

池村 理佐
Tech-Recruiter
大手人材会社でのエンジニア採用担当を経て2019年11月にPayPayに入社。
ビジネス職およびエンジニア採用を担当。趣味はBTS。

Anton Todo
Tech-Recruiter
スペインでのIT技術者、ジャーナリストなどを経て来日7年目。
人材紹介会社、IT企業での勤務後、2020年10月にPayPayへ入社。
趣味は音楽(演奏・鑑賞)。
世界中から集結する新しい仲間たち。
みなさんのお仕事内容を教えてください。

池村:私たちは、PayPayの中途採用担当(以下:リクルーター)です。エンジニア、ビジネス・コーポレート職など、常時50職種以上の採用業務を行っています。PayPayは現在積極的に中途採用を行っており、多くの新しい仲間を迎え入れています。多種多様な国籍やバックグラウンドの人材が集まっており、およそ40カ国の人が現在働いています。
なぜPayPayは急拡大(たくさんの採用)をしているのでしょうか?

Anton:サービス開始から2年半が経ちましたが、いまだにユーザー数がどんどん増えていることが一番の理由です。そして、それを起点とした当社のプラットフォーム戦略から、お客様に提供するサービスの幅も、どんどん拡大しているためです。結果として、プロダクト(エンジニア)開発組織などをはじめとした各組織で新規中途採用が増えています。
採用組織はどんな構成なのでしょうか?
池村:現在は20名ほどのリクルーターやコーディネーター、タレントソーサーで構成されています。採用チーム自体も多国籍で、バイリンガル、トリリンガルが多く在籍しており、日本語、英語、北京語、広東語、タイ語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語と多言語対応も可能です。会社の歴史がまだ浅いこともありますが、採用チーム自体の歴史も浅く、メンバーみんなで日々、様々なチャレンジをしています。
枠にとらわれず、常に新しいことに挑戦する。
具体的にはどんな毎日なんでしょうか?
池村:リクルーターは自分の担当案件や横断プロジェクトを持っているので、部署の採用ニーズのヒアリングから、採用戦略の企画策定と推進、最終的にはクロージングまで担当します。母集団形成から採用に至るまでの全プロセスに責任を持ち、遂行することが求められます。その他にも、中長期な動きとして各部門のメンバーとコミュニティーを作るためのMeetupや勉強会の企画推進、グローバルでの認知を高めるための国外向けのプロモーションプロジェクトなどにも取り組んでいます。雰囲気としては毎日がお祭り騒ぎですね(笑)。
Anton:お祭り騒ぎそれは同感ですね(笑)PayPayは非常にスピーディーに物事が決まっていきます。その点からも毎日新しい発見や学びがここにはたくさんあるなと私は感じます。
池村:お祭り騒ぎに乗じて生産性があがり、これまでになくクリエイティブな施策やプロジェクトをものすごいスピードで実行してしまうなんてことも結構あったなと感じています。
最近のそうした事例などはなにかありますか?
池村:つい最近、みんなで企画した「リファラル祭り」がいい例です。

*The best people know the best people*リファラル祭りとは「優秀な人は優秀な仲間を知っている」というコンセプトで、社員の知り合い紹介によって採用を促進するキャンペーンです。
Anton:リファラル祭りは僕にとっても印象深いプロジェクトですね。他のチームのみなさんにも協力をしてもらって自分たちでプロモーションビデオの撮影・制作を行いました。
池村:リファラル祭りはまさにお祭り騒ぎを体感した取り組みでした。もちろんルールやコンプライアンスを意識した上ではありますが、自分の固定観念を越えてチャレンジすることが許されている環境なんですよね。そうした環境はやっぱり働いて純粋に楽しい。
今のPayPayが求める人物像とは?
どんな人を求めているのでしょうか?
池村:PayPayは昨年末、私たちの仕事に対する価値観を 「PayPay 5 senses」として公開しました。そこでは私たちが仕事をする上で大切にしているものを言語化し、それに結び付ける形で6つの人材要件を定義しています。

1. Believes in our PRODUCT&TEAM 常にプロダクトやチームを信じて、世界一のフィンテック企業になることを目指し、成長を楽しむ。
2. SPEED is our bet on the market. 圧倒的なスピードで成果をあげ、ユーザー(お客様)に貢献する。
3. Ego is not welcome, Communicate is necessary ミュニケーションを大切にし、仲間のダイバーシティを尊重する。決定事項はワンチームで取り組む。
4. Be Sincere , To be Professional プロフェッショナルとして、妥協せず誠実に自ら機会や新しい価値を創り続け、最後までやり抜く。
5. Work for LIFE or Work for Rice 本質的な目的や価値を求めて行動する。その為には常にリスクテイク、チャレンジを繰り返す。
これらを明文化することによって、求職者の方に当社のことをより深く理解して頂き、「5 senses」を持った方が当社に興味を持ってくれることに重きをおいて採用活動を進めてきました。 また、同時に社内にも浸透させることによって、私たちPayPayのカルチャーの醸成も推進しています。
Anton:これをきちんと読んできて、面接でこの話をしてくれる応募者の方が最近増えてきました。僕たちの価値観が求職者のみなさんに伝わっていると感じて、なんか嬉しかったです。
池村:採用担当だからというだけでなく、いちPayPay社員としても誇らしく感じますよね。
またそれに繋がる形で求める6つの人材要件も定義して公開しています。

この6つの要素を持ちあわせている人をPayPayは求めていますし、私たちも仕事をする上で疎かにならないよう日々、切磋琢磨しています。
Anton:圧倒的スピードとか本当にPayPayらしいなって感じますよね(笑)。
池村:社内ですごい速さでタスクを完了すると、「すごいPayPayスピードだね!」って周りから言われたりします。そうやって日常的な言葉で出てくると、それがカルチャーになっていくのかもしれませんね。
会社や組織はまだまだ未完成。未来に挑戦する。
PayPayではどんなキャリアが描けると思いますか?
池村:冒頭でも採用を拡大している理由について話しましたが、PayPayは現在、ユーザー数も3,800万人を越え(2021年3月現在)、事業を急成長させています。コード決済機能を入口とし、銀行、証券、投資、保険などの金融サービスをはじめ、公共料金や税金の支払い、EC(ネットショッピング)、飲食、ホテルなど、よりさまざまなユーザーの方の日常生活でご利用いただける様々なサービスの展開をすすめています。従業員は数千人規模になっていても、まだまだ「未完成」です。

この「まだまだ未完成」ということがキャリア成長のポテンシャルを大きく秘めている気がします。当事者意識を持って自ら仕事を創り上げていくことを会社としても奨励していますし、チャレンジした分だけ自ら成長機会をつくっていける環境でもあります。
Anton:そうですよね。これは個人的な見解ではありますが、そもそもキャリアってその時代その時代で必要とされる経験・能力なのではないかと感じます。そういう意味でも成長分野、成長している企業でかつWFA制度(Work From Anywhere, Anytime:PayPayの新しい働き方)のような新しい取り組みを積極的にしている会社で働くことは、未来の自分たちのキャリアにとってもすごく貴重なことなのではないかなと感じています。まだあまり世の中で一般的ではない事象や課題を先に経験できるのですから。
池村:うん。つまりはPayPayで描けるキャリアって決まっていない。でも自分次第で本当に大きな未来、自分の想像を超えるものを得られるということなんですかね。未来は誰にもわからないけど、ここで同じベクトルを持った仲間たちとそうした未来を創り上げていきたいですね。 採用がんばろう!(笑)
Anton:ぜひそんなPayPayで一緒にお祭り騒ぎできる方にジョインしてほしいですね。
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※募集状況は取材当時のものです。
編集:Yoshiya (PayPay inside-out編集部) ※社員の所属等は、取材当時のものです。