Tech Talksについて
Tech Talksシリーズでは、PayPay Techチームのモノづくりへの姿勢や雰囲気を、世界35カ国以上から集まった個性豊かなプロダクトメンバーたちの声を通してダイレクトにお伝えしていきます! 今回はバックエンドチーム(Merchant)から森本真一さんにご登場いただきます。

森本 真一(もりもと しんいち)
Merchant , 2019年12月入社(1年3カ月)。休日は釣りに出かけたり、目黒川沿いを散歩してリフレッシュするのが好きです
現在の仕事内容
バックエンドエンジニアとして、Merchant チームで加盟店様に関わるシステムの開発/運用を担当しています。
Merchantチームについて
Merchantチームはその名の通り、加盟店様情報の管理システムや、店頭用管理画面、PayPayに新規加盟いただいた際のオンボーディングシステムまで、加盟店様に関わるシステムの開発/運用を担当しています。新機能の開発がメインですが、実際に業務を担当されている方々から機能について問い合わせを受けることもあり、これらを既存機能の改善を行うことも重要なチーム業務の1つとして担っています。

直近の具体例では、JPコード機能の開発でバックエンド側のテクニカルオーナーも担当しました。外部システムとの連携仕様の検討に始まり、業務側とのオペレーション連携に至るまで、あらゆる必要プロセスに携わることができ、貴重な経験を積むことができました。
PayPayではチャレンジ精神を重んじているので、入社年度にかかわらず、意欲があれば重要な仕事を任せてもらえます。もちろんその分責任も重くなりますが、メンバーのサポートに対する周囲の意識がとても高いので、安心してチャレンジすることができる環境です。
直近のテクニカルチャレンジ
私たちのシステムの1つであるオンボーディングシステムは、一種のバッチシステムであるため、複数のマイクロサービスと連携し、各方面の処理を行っています。そのためデータの内容や他のサービスへの通信状況により、失敗するケースがあります。
ほとんどのケースは自動リカバリされますが、エラーの内容によっては、手動でのリカバリが必要になることもあります。この際のリカバリが属人化していることが、直近チーム内で問題になっていました。属人化の理由には、エラーログから原因の特定が難しいケース、ドキュメントが一部不足しているため新メンバーが処理の流れを追うのが難しいものなどがありました。そこでメンバーと協力し、自動リカバリできるものについては自動化の対応を、現時点で自動化が難しいものについては、エラーログの改善や不足しているドキュメントの整備を行った結果、全メンバーが処理の理解を深めると同時に、リカバリーオペレーションを実施できるようになりました。おかげでアラート対応やオペレーションコストを削減でき、メンバーがより新機能の開発に注力できるようになったため、非常に大きな達成感を得ることができました。
今後チャレンジしたいこと
これまで経験した多くのプロジェクトを通して、担当するシステムへの理解を深めてきました。チームに新メンバーも増えてきており、チームサイズも大きくなっています。今後は経験してきたことを元に、新メンバーが素早くバリューを発揮できるような仕組みを整え、チームに貢献できればと思っています。 またシステム面においては、さまざまな関連部署と連携しながら、安定性を保ちつつ、より使いやすいものに改善していきたいと思っています。
森本さんのある一日
毎朝チームのスタンドアップ・ミーティングからスタートします。
マーチャントチーム独自の取り組みとして、スタンドアップ・ミーティングの開始時にはアイスブレークセッションを取り入れています。趣味や最近お気に入りの映画など、トピックは多岐に渡りますが、メンバーが持ち回りで担当して話します。昨今のコロナ禍でリモートワークが多くなっている中、このアイスブレークの時間がチームの良いコミュニケーションの時間になっています。このほか、週一度、レビューミーティングの時間を設けています。PayPayでは複数のプロジェクトが同時進行で進められているため、レビューミーティングで各メンバーが目下取り組んでいるプロジェクトの詳細共有をし、全メンバーが全機能について詳細を把握できるようにめざしていますし、月一度、レトロスペクティブの時間を設けており、KPTを用いて、チームの振り返りと改善に取り組んでいます。
これまでのキャリア
SIerを経て、前職ではバックエンドエンジニアとして広告配信システムに携わっていました。AWSやAzureのクラウドインフラからバックエンド側のアプリケーションまでと幅広くシステム構築に関わってきました。
入社のきっかけ
もちろん入社前から、PayPayのことは知っており、実際に利用していました。 高トラフィックな環境下で低レイテンシー、高信頼性を担保しなければならない、非常に技術的にチャレンジングな環境に魅力を感じました。メンバーがさまざまな国籍やバックグラウンドを持っていることも、他企業では得難い経験を予期させてくれました。 実際入社した際は、メンバーの技術力の高さにまず驚きました。非常にレベルの高い要求に対しても、最新の技術スタックを利用して短期間で解決が進められており、とても刺激を受けました。また、技術的なことだけでなく、各メンバーの仕事に対する意識が高く、議論を通してより良い方法で仕事を進めることができています。
これからPayPayを受ける人へのメッセージ
日本社会のキャッシュレス化推進という、社会にインパクトを与えるチャレンジングな目標に挑戦できる点が最大の魅力です。
技術面ではレベルの非常に高いメンバーとともに、最新の技術スタックを用いて、日本有数の高決済トランザクションシステムを安定に保ちつつ、素早く機能を導入するアグレッシブな環境に挑戦することができます。コミュニケーションを重視しており、多種多様なバックグラウンドを持つメンバーとの議論を通して、日々新しい視点や考えを得ることができます。PayPayにはチャレンジを推奨するカルチャーがあり、サポート体制が整備されているので、常にメンバーがあらゆるチャレンジをしており、他の環境では考えられないくらいの速度で成長が実感できます。
もし社会に影響を与えるようなプロダクトに携わりたいと思っているなら、また、ミッションクリティカルで、スケーラビリティが要求される、技術的難易度の高いシステムに携わりと思っているなら、今すぐPayPayに応募してほしいと思います。あなたが望んでいる環境が必ず得られると思います。
PayPayはあなたの能力を十分に発揮でき、また想像以上の速度で成長できる環境だと思います。
現在募集中のポジション
※募集状況は取材当時のものです。
執筆:Shinichi Morimoto / 監修:Mune / 編集:Az
※社員の所属等は、取材当時のものです。