PayPay Inside-Out People and Culture

WFA × 大阪での暮らし

2021.07.06

Work From Anywhere At Anytime」(以下、WFA)の制度が始まって9か月が経ちました。 この「WFA特集」では、PayPaysたちが実践している働き方や暮らし方の工夫を通して、課題解決のヒントをご紹介していきます。
今回は、兵庫で生まれ大阪・和歌山・フランス等に移住されてきた萩原さんをご紹介。 WFAで東京から大阪に移住して良かったことや大変だった事を、萩原さんご提供の写真を添えてお届けします! 萩原さんのチームがご出演されている、「組織」と「人」のポテンシャルを最大に引き出す– 人事部HRBPチームもぜひご覧ください。

萩原 佑一(はぎわら ゆういち)

人事部HRBPチーム

いつから大阪で暮らしていますか?

WFA制度が導入された1カ月後の2020年の10月からです。

バスケ歴25年以上で関西のリーグに属しています。

どうして大阪に?

花博記念公園のお気に入りスポット。

合理的にというよりは、その時に感情的に判断した気がします。
最大の理由は、両親に孫を少しでも多く見せたい、しかものびのびと子供を育てたいと思ったことです。と建て前を言いいたいですが、本音を言うと想像以上に子育てが大変だったので、両親にサポートを求めた感じですね(笑)

レトロな感じたっぷりの中央公会堂。

大阪の中でも中之島というエリアの街並みが凄く好きで、緑の多い公園や美味しいご飯屋さんも多いので、中之島へ引っ越ししました。家族で毎日のように川沿いを散歩したり、カフェに行っていますが、本当に過ごしやすいエリアです。

リモートワークはどう?

この劇的な働き方の変化に対して、私たちのチームではいろいろと試行錯誤をしています。 一例を話すと、チームで進捗管理ツールを導入し、目標に対して誰がどこまでタスクを進めているか、どこで困っているかをメンバー全員が可視化できるようにしました。これによりサポーティブなメンバー関係が構築できはじめました。 また、リモートワーク下においては、一定のコミュニケーションを「控える(特に悪い情報)」文化があるのでは、という仮説を設定し、徹底的な議論型のチームビルディング研修を半年間継続して実施していますが、毎回想像以上にさまざまな課題提議があがってきます。研修をきっかけにボトルネックを解消できています。

全社的には、2週間に1回の頻度でコンディションを確認出来るツールを導入したり、健康相談窓口を社内外に新設するなど、従業員の方がオフィス勤務時代のように顔を常に合わせることができないリモートワーク下においても、安心・安全・健康にフルポテンシャルを発揮できるような仕組みを目指しています。

リモートワークで得たもの・失ったもの

自宅のオフィス環境。ガジェットかなり整ってきてます(笑)

個人として獲得したものは、社外との接点です。1日の時間の使い方を変えました。 東京の頃は通勤時間で往復2時間かかってましたが、今はその時間でオンラインスクールの受講や仲間で集まってアプリの制作や他社との勉強会への参加など、1日の時間の使い方を変えたことで新たなにできることが増え、自分の資産を増やすことが出来ています。

失ったものは特にありませんが、強いて言えば飲み会ですね。団体競技を長年やってきていることもあり、仲間で何かを達成して、その達成感を分かち合うことが生きがいです。 そのため、残業終わりに飲みに行って、他部署の人と知り合い、みんなで終電までPayPayをどうしていきたいかという夢から、プライベートのしょうもない話までを語り合うことが出来なくなったのは寂しいです。会議だと真面目な話しかできないですから(笑)

在宅勤務になって家族といる時間が増えました
リバーサイドの散歩コース

【最後に】
WFA✕大阪での暮らしはいかがだったでしょうか?
WFA制度をうまく活用して、ワークライフバランスの充実やキャリアアップを図られている印象を受けました。 最後に、このWFA制度の設計・推進をリードされている萩原さんからメッセージをお願いします。

【萩原さんメッセージ】
社外の方がWFAと聞くと、魔法のような制度に聞こえるかもしれませんが、実は手品です。
タネと仕掛けしかないです。
たった2週間という爆速で、「神は細部に宿る」と気持ちを奮い立たせ、チームでタネと仕掛けを丹念に作り込みました。 ここからどうやって最も効果が発揮できるようにするかは、PayPayワンチームの勝負だと思っています。
制度導入で終わりではなく、ここから制度も組織も人もアップデートを繰り返して複利を効かせ、世界中のどこでも、いつでも働ける環境を作り、世界中の人々を豊かにする世界一の企業にしていきたいです。

編集:Takashi (PayPay inside-out編集部)
※社員の所属等は、取材当時のものです。