
みんな元気?僕の好きな8月になりました。なぜ好きって?僕は日本の夏祭りや花火大会がすごく好きなんだ。 でもコロナ禍で今年もイベントが軒並みキャンセル続き。 さて、今回のAround the World with PayPayは僕の好きな国からゲストを迎えてボリューミーだよ。 200万を超えるヒンドゥー寺院があり、22の方言があり、数多くの祝祭日を誇るといわれる魅惑のインド特集がようやく実現しました。さっそく中身にいく前に、バックナンバーを読んでいない人は是非お見逃しなく!それじゃスタートするよ!
※この記事は翻訳記事です。原文はこちらから

マノジ サカーラ
エンジニアリングマネジャー
出身国: インド / 日本在住歴: 1年半 / 居住地: 東京
“日本に来るまではズボラだったけど、日本のみんなの締まった体を見てすっかりモチベーションがアップ! 今では意識高く体絞りに挑戦しています“

マドミタ チョードリー
シニアプロダクトマネジャー
出身国: インド / 日本在住歴: 3年 / 居住地: 東京
“いつになっても日本語とは格闘中ステータスのまま! 漢字を覚えることの難しさに比べたら、富士山登頂の方がまだやり遂げられそう!“

僕は長いこと採用を担当しているけど、インドの人々は日本と日本文化に強い関心を抱いているよね。日本国内のインド人コミュニティは4万人を超えて、どんどん大きくなっているけど、君たちふたりが来日するようになったきっかけと初来日のエピソードを教えてよ。

私の初来日は2018年8月。PayPayを立ち上げるまで3カ月日本に滞在したらインドに帰国するプランだったの。でも、3年過ぎた今だに日本を離れられずにいるというわけなの. 来日当初は、言葉のわからない国でどう暮らし、生活していけばいいのか、まったく頭の中が整理できていなかったように思うわ。 お箸の使い方すら知らなかったし、日本食にも馴染みがなかったし。言葉もだけど、日本市場、文化、食事や食べ方すらも知らない日本という国にきて、PayPayを3カ月で立ち上げようとしていたんだから今思えばすごいことよね。 サバイバルする上で「食」はキーポイントだと思うけど、来日当初は食の違いにも苦労したかな。みんなの(3カ月間の)がんばりの甲斐あって(そしてすばらしい通訳チームのおかげで)PayPayは無事にローンチに成功。その間、食べたことのない日本食にトライしながらも、都内にたくさんあるインドレストランにいつでも駆け込めるという環境だったから、ムリなくお箸の使い方も覚えていけたように思う。インド人の多くはベジタリアンだけど、都内のレストランではビーガンメニューも豊富だしね。

僕にとって、日本への移住はものすごく大きな決断でした。自分自身の成長を前に、インドでの快適な生活を手放すことにしました。当時の不安材料を2つ挙げると、言語の壁、そして文化の違いです。 日本に到着した時、ATMからどう日本円を引き出せばいいのかもわかりませんでしたPayPayの人が空港に迎えにきてくれていて、いろいろ親切にサポートしてくれたんです。空港からアパートへの車窓からみた巨大な都市インフラ、国の清潔さに、僕はほんとうに度肝を抜かれましたね。それが東京に対する僕の第一印象です。 その後の各種書類手続きも手厚くサポートしてくれました。言葉のわからない僕には、こうしたサポートなしでは到底ムリだったと思います。仕事が始まる2週間前に来日して、周辺探索などをして、生活に馴染むように心がけましたから、1カ月が経った頃には、外国人の僕でもすっかり生活に馴染めるようになっていました。

来日がステップ1だとすると、ステップ2は住居探しだよね。日本では住まい探しが難関って聞くけど、実際どうだったの?

日本での暮らしは外国人にとっても、すごく快適だと思う。新居探しもPayPayの人事チームが書類手続きまでしっかりサポートしてくれたの。 日本語のわからない人にとっても、日本はすごく住みやすい国だと思う。私自身、日本語がへたくそだけど、人々と文化への理解と敬意があれば生活は問題なくできてる。 日本人はものすごくやさしくて親切。街中でも、電車の中でも、困っている人がいたら助けよう、自分にできることは手を差し伸べよう、そんな思いやりに溢れる国なんですよ。

僕はいいアパートが見つかるか、すごく不安でした。できればインド人が多く住むエリアを探したいと思っていましたがわからずにいて…。でもある日、Facebookに日本在住インド人コミュニティグループがあるのを見つけることができてから、アパート探しも、ありとあらゆる疑問や質問にもすべて答えてくれたので、すべて解決することができたんです。 僕は静かな暮らしが好みで、海の近くに住むことが夢でしたが、すべてをかなえてくれるアパートを見つけられてラッキーでした。インド人が多く住む地区に暮らすのは、それだけでもメリットがたくさんあります。インド食材が近所ですぐに買えますし、インド人は周りに多く、おいしいインド料理屋さんもあります。もうそれだけでインド人に必要なすべては揃っていますよ。

あー、近所にスペイン料理屋さんがあったらほんとにいいよなぁ! それかスペイン語が通じる仲間が近所にいたらうれしいよね!それでいうと君たちインドコミュニティは大きいから羨ましい限りだよ。やっぱりそれって助かることも多いんでしょ?

在日インドコミュニティの大きさを知ったらびっくりするよ!特に西葛西(リトルインディアとして知られる)はインド人の多さでものすごく有名だけど、インドの行事を地元の人たちと祝ったり、互いの文化を交流し合ったりしているよ。去年はコロナの影響でほとんどの行事が中止になっちゃったけど、日本に住むインド人ファミリーとお祝いしたいなぁ。日本で働こうかなと考えているみんなには、何も心配することはないよ!と伝えたい。インドコミュニティがすごくしっかりしていて面倒見もいいから、問題なく日本での生活に溶け込めるよ。

それにPayPay社内のインドコミュニティもめちゃくちゃ助け合ってるんだよ!

PayPayの仲間は私にとって友達でも、家族でもあるので、助けが必要なときはいつでも頼ってます。銀行口座がなかった時にも、仲間にPayPay送金をお願いして、後から現金で手渡しして助けてもらってたり。 インドコミュニティはPayPay社内以外にもあらゆるところに存在します。なので得られるサポートはあらゆるところにあるし、メンバー主催のお祭りもたくさんありますよ。

今度は日本での体験について聞きたいんだけど、気に入ってること、お薦めしたいことはどんなこと?

私の場合、あんまり国内旅行は体験できてないんだけど、いろいろなアクティビティに興味を持ち始めたところなの。昔だと想像もできなかったスノーボードにも挑戦したり、日本がやれることも行く場所もいっぱいあって、特別な体験がいろいろ可能。四季の恵が織りなす日本のすばらしい自然、息をのむ絶景は特別な体験のひとつよね。

日本について知りたかったら、是非日本に住んでみるべきだと思う。始めはチャレンジングでも、人生を変えるような瞬間が何度となく体験できるはず。僕自身なんどもそういう体験をしていて、生涯の友となった驚くほど親切な人の出会いや、あらゆる日本食の味わい、富士山に登ったことも、膝まですっぽり埋もれるほどの雪を体感したり、急斜面をスキーで滑ったり…リストは尽きないほどだよ。

日本が僕たちを変えてしまうくらいパワフルな国だってわかったよ。日本での生活はどんな風に君たちを変えたのかな?

いっぱい変わったわ。まず、細かいところに以前よりこだわるようになったの。
色々な食べ物を食べてみるようになったし、ベストな体験のひとつが飲み会!コロナ禍ですっかりご無沙汰になっているけどね。同僚や友達が決めた日時に集ってお酒や食事を介して互いの絆を深めたりする飲み会はインドにはなく、日本固有の文化。
PayPayのすばらしい仲間たちとも飲み会を通じていい出会いをしてきたのよね。


体を引き締める一環で、山登りがすっかり気に入ってる。一年準備した後、とうとう富士山登頂を達成もしたんだ。日本で一番高い山の頂きに立った感覚は、もう言葉には言い表せなかったよ。山登り以外にもカメラ、旅行、スキーに料理にハマってるよ。


場所というのは僕たちの内面も外面も変えることができるもんだね!でも決して変わらない部分というのも一方であるよね。たとえば、毎回みんなに聞いているこの質問「ふるさとの恋しいものってなにかある?」

私の家族は私にとってサポートシステムで、こんなにも長い時間離れ離れになることはお互いにとって本当につらいこと。
コロナのパンデミックがなんとしても緩和して、渡航制限が解除されることを願うばかりの日々だわ。食事についてはインド食材もレストランもたくさんあるので特に困ってはいないけどね。あ、そうそう。一度PayPayの中山社長とHoliのお祝いをしたこともあるのよ!


僕にとっても食はあまり困ってないね。本当に多くの選択肢が日本にはあるんだから!でも一番懐かしいのはヘルシーでおいしい家庭料理、そしてよだれが出てきちゃうインドのストリートフード!日本に来るとき、家族や友達をインドに残してきたから、友達の結婚式に参加できない(コロナ禍で帰国できず!)ことが一番悲しいこと。あとは、日常生活でインドの言葉を話す機会がめったになくなっていることかな。笑。

最後にもうひとつ教えて。もうひとつの我が家PayPayはどう?ものすごくダイバーシティな環境でどんなふうに感じてる?

私、自分自身を「PayPay立ち上げ初期メンバー」と呼べることにとても誇らしく思ってるの。数々の山も共に乗り越えてきた仲間たちは、私にとって日本における家族も同じ。 誰のことも知らなかった日本でPayPayが特別な場所になったのは、仲間たちとの時間があったおかげ。だからいつも私の心には特別な場所がある。これから組織が大きくなっても、世界からPayPayをめざしてくる仲間たちが、こういう感覚を味わっていかれるといいなってすごく思ってる。

「ITあるところにインド人あり」じゃないけど、PayPayでもたくさんのインド人が活躍しているし、才能溢れる仲間たちと仕事をしています。PayPayは日本の企業だけど、企業カルチャー、特にWFAがもたらす働き方への高い柔軟性にはほんとに驚かされます。各国出身の仲間と働くことで、彼らの文化に触れ合うこともできるし、多様性がうまく溶け合い、仕事内容にもうまく活かされて最高にびっくりな環境ですよ!

今月はここまででーす。次回も多国籍なPayPay社員ストーリーをお届けするからお楽しみに。暑さに気を付けてね。
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執筆:Anton / 編集:Az ※社員の所属等は、取材当時のものです。