Tech Talksについて
Tech Talksシリーズでは、PayPay Techチームのモノづくりへの姿勢や雰囲気を、世界35カ国以上から集まった個性豊かなプロダクトメンバーたちの声を通してダイレクトにお伝えしていきます! 今回はWebフロントエンドチームからKevinさんにご登場いただきます。
※この記事は翻訳記事です。原文はこちらから

Lang “Kevin” Liu
2020年8月にPayPayのWebフロントエンドチームに加わりました。
現在の仕事内容
私はフロントエンドエンジニアとして、主にフロントエンド関連の機能設計と開発を担当しています。コードを書くだけでなく、プロダクトマネージャーと一緒に仕様を確認したり、デザイナーと一緒にデザインモックアップについて話し合ったり、バックエンドエンジニアと一緒にフロントエンドで利用されるAPIインターフェースを確認したりする必要があります。最近では、嬉しいことにサブリーダーに昇進しました。会議数が増えることに加えて(笑)、リーダーとしての資質を身につけることが次の目標の一つです。
Webフロントエンドチームについて
現在Webフロントエンドチームには約10名のメンバーがいます。

直近のテクニカルチャレンジ
ちょうど数ヶ月前、支払い連動型クーポン機能のリニューアルという、大プロジェクトの最初のタスクに取りかかっていました。その際、バックエンドのAPIは変更せずに、デザインを一新する必要がありました。既存の機能が長期に渡り、繰り返し開発されてきた経緯があり、このプロジェクトをより難しくしていました。 世界で開発されている他のソフト同様に、機能開発にはバグ修正や改善が伴いますが、既存のドキュメントだけでは、今ある機能のすべて完全に理解することはできません。そのためドキュメントやコードを調べて、必要な情報をすべてまとめておく必要がありました。その上で、現在の新デザインでマッピングをしていきます。幸いなことに、同僚たちが非常に協力的なので、私の疑問や懸念を払拭するために時間を割いてくれて、またどんな質問にも快く答えてくれました。そのおかげで、機能の全体像を描くことができ、開発作業を続けることができました。このプロジェクトにはもちろん技術的な課題もありますが、一人で作業するよりも、お互いを支えあう環境の方がずっと重要だと考えています。モチベーションを維持しやすいですし、より難しい課題に取り組むための新しいアイデアも思いつきやすくなります。

今後チャレンジしたいこと
私はかなり長い間、一般社員として働いてきました。次の段階としては、もう少しステップアップしてエンジニアリング・マネージャーになりたいと思っています。そうすれば、機能を作ることだけに集中するのではなく、メンテナンス性、持続性、信頼性のあるアプリを全体としてどのように構築するかを、高いレベルで考えることができます。
Kevinさんのある一日
たいていは8時半に目覚めます。WFA(Work From Anywhere At Anytime)のおかげで、早起きする必要がありませんからね(笑)。シャワーを浴びて朝食をとったら、基本的には9時~9時半の間に仕事を始めます。 まず最初にSlackの未読メッセージやメールをチェックし、その日のカレンダーを見て、出席しなければならない会議を確認することにしています。そして、その日に取り組むべきタスクの優先順位をつけてリストアップします。また、気が散らず、仕事に集中できるよう、通常は午前と午後にそれぞれ1時間半程度の時間を集中タイムとして割り当てています。 私たちのチームでは、毎日午後にスタンドアップミーティングを行い、チームメンバー全員が、現在のタスクの進捗状況や懸念事項を共有しています。緊急事態宣言になる以前は、月に一度、オフィスでチームビルディングのアクティビティを行っていました(完全なリモートワークであっても、オフィスはあります)。そんな時はスナックを用意して、仕事以外の話を気ままにします(笑)。でもコロナ禍に入ってからは、オフィス出社ができなくなってしまったので、今ではオンラインでチームビルディングを行っています。こういう、お互いを知ることができる時間がとても好きです。また、プロダクト本部が毎週行っているナレッジシェアリング・ミーティングやオールハンズ・ミーティングも好きです。他の人たちが何をしているのか、PayPayでこれから何が起きるのかを、より俯瞰的に知ることができる良い機会です。
これまでのキャリア
PayPayに入社する前は、大学院卒業後すぐにeコマース企業に入社しました。最初はフロントエンドエンジニアとして、商品ページチーム配属になりました。それまでフロントエンド開発は未経験だったのにも関わらず、なぜかそうなりました。大学院では機械学習を学んだのですが(笑)。それ以来、ほとんどの時間をフロントエンド開発に費やしました。そのチームで数年過ごした後で、データサイエンスチームに異動することができました。データサイエンティストが機械学習モデルをよりよく使うための内部ツール構築サポートという、もともと興味のあった領域にようやく携わることができるようになり、うれしかったです。
入社のきっかけ
私がPayPayに入社を決めた理由もなかなか面白い話なんです。当時、自分のやっていることや一緒に働く仲間が好きだったので、転職するつもりは実はなかったんです。ただ、ある時期から「100億円あげちゃうキャンペーン」というものをよく目にするようになりました。テレビCMだったり、電車内広告だったり、ありとあらゆるところで。それで好奇心に駆られて、これが一体何なのかを調べたんです。その時初めて、キャッシュレス決済を行っている日本のPayPayという会社があることを知りました。私は中国から来たので、キャッシュレス決済が、社会や人々の生活にどれだけよいインパクトを与えるかは、よく知っています。なので、もしかしたら日本のみなさんに、より良いキャッシュレスサービスをお届けする手助けができるかもしれないと思い、応募してみることにしたんです。
これからPayPayを受ける人へのメッセージ
PayPayで働くことのメリットのひとつにWFAがあります。インターネットに接続できる環境があれば、日本中どこにいても仕事ができます。また、PayPayには優秀なエンジニアが多くいます。そんな彼らと共に働けることで、非常にやりがいを感じます。PayPayは急成長中の会社で、日本のキャッシュレス決済分野を先導しているので、日々いくつものプロジェクトが進行中で、携わる機会は山ほどあります。エンジニアとして、他の企業では経験できないような課題に取り組むチャンスがたくさん待っています。 優秀な人と一緒に働きたい方、ユーザー数の多い製品に携わりたい方、キャッシュレス決済サービスに興味のある方、「勤務地」から自由になりたい方、ぜひPayPayに応募してみてください!
現在募集中のポジション
※募集状況は取材当時のものです。
執筆:Lang “Kevin” Liu / 監修:Mune / 編集:Az
※社員の所属等は、取材当時のものです。