PayPay Inside-Out People and Culture

Design Chit-Chat vol.3 – Zeke Kuo

2021.11.24

Design Chit-Chatについて

今やユーザー数4,300万人超という国民的サービスとなったPayPay。そのモノづくりを語る上で欠かすことのできないのが、世界35カ国以上から集まった個性豊かなプロダクトメンバーたちの存在です。グローバルレベルの技術スキルを持つメンバーが集結し、互いの考え方の「違う部分」や「共通部分」を一人ひとり、ひとつずつ理解していく過程で、これまでになかった考え方やアプローチ、アウトプットを生み出すことができるチームに変わってきました。

Design Chit-Chatでは、そうしたPayPay デザインチームの姿やものづくりの雰囲気を、できるだけダイレクトにお伝えできるよう、メンバーの声をシリーズでお届けします。 今回はデザインチームからZekeさんにご登場いただきます。
今回はデザインチームからZeke Kuoさんにご登場いただきます。
Zekeさんご出演の「ホンネで教えて、PayPay入ってどうですか? Vol. 2 プロダクトデザイナー」も合わせてぜひご覧ください!

Zeke Kuo

プロダクト本部デザイン部

PayPayデザインチームのリーダーの一人。台湾生まれ。日本に来る前は台湾、上海で働き、小さなスタートアップからグローバルな大企業での仕事を経験。2020年1月にPayPayに入社。

所属チーム・仕事内容は

デザインチームAのリーダーとしての主な仕事は、チームのメンバーや仕事をマネジメントすることです。また、アプリのP2P領域(個人間送金機能)も担当しています。
このプロジェクトには初めから参加していますが、2021年3月のP2Pリリース後の現在も、1週間から2週間ごとにイテレーション(一連の工程を短期間で繰り返す開発サイクル)を行い、ユーザーに新機能を提供しています。

デザイナーになろうと思ったきっかけ

高校生の頃、インテリアデザインにとても興味があって、常に人のために良い生活環境を作ることができないかを考えていました。
でも、その頃に発表されたiPhoneに衝撃をうけて、第2の選択肢だったデジタルメディアのテクノロジーやデザインに大きな可能性を感じて、UX・UIデザイナーになることを心に決めました。

最近手がけたプロジェクト

最近ではP2P以外にも、プロダクト開発の高速化を図るために、デザインシステムの構築にも取り組んでいます。
コンシューマー以外にも、デザイナーのためにモノを作るのは、とても良い経験になっていますね。
デザインシステムが完成することで、デザイナーは新しいデザインを作るための時間を大幅に節約でき、PayPayのUI・UXもより一貫性のあるものになるというメリットがあります。

PayPayの個人間送金機能

アイデアを引き出すプロセス

自分が対象のユーザーじゃなくても、いろんな種類のアプリを試すようにしています。
新しいアプリのトレンドには敏感でなければならないと考えているからです。
アプリを沢山使ってみると、ユーザーにとってどうすると直感的に使えるかや、あえてUXの悪いアプリを使ってみることで、どういう表現をするとユーザーが使いにくいのかが分かるようになってきます。
あと、様々な背景を持ったデザイナーと一緒に仕事をすることで、お互いに学び合うことができるのでそこからもインスピレーションを得ています。

PayPayでモノづくりする中で大切にしていること

多くのキャッシュバックがあっても、ユーザーにとって意味のない情報ばかりのプロダクトだと、ユーザーは使ってくれません。
ですから我々デザイナーは責任を持って、ビジネス要件を満たしつつも高いUXを作り出し、ビジネスとユーザーの両者に満足感を与えることがミッションであると考えています。

PayPayでこれからチャレンジしてみたいこと

これからも沢山のユーザーの声を聞いて、アプリを修正するところとか機能の開発をできるところまでやっていきたいと思っています。また、日本にキャッシュレスが浸透することを楽しみにしていますし、PayPayがそれを実現するための一つのきっかけになると期待しています。

これからPayPayを受ける人へのメッセージ

PayPayのデザインチームは非常に多様性があり、若くて楽しいチームです。
沢山のユーザーに向けたプロダクトを作りたい方にとってはとてもやりがいがあると思うので、興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてください!

デザインチームのチームビルディング
Zekeさんのとある一日
家の掃除、猫の餌やり、観葉植物の水やり
09:30
コーヒーを淹れて仕事開始
~12:00
集中タイム – 1、2タスクこなす
12:00
お気に入りのレストランまで歩いてランチ
13:00
デザインチームとのオンラインミーティング
14:00
次のスプリントのためのタスクをPMと会議
15:00
ローファイ・ミュージックをかけながら、デザイン作業
17:00
翌日のTo-Doリストを確認
18:00
料理、夕食
19:30~
残りの作業を終わらせる

現在募集中のポジション

※募集状況は取材当時のものです。

執筆・カバーデザイン:ZEKE/監修:Yagi/編集:Tak
※社員の所属等は、取材当時のものです。