PayPay Inside-Out People and Culture

Tech Talks vol.14 – Backend Engineer

2022.03.24

Tech Talksについて

Tech Talksシリーズは、PayPay Techチームのモノづくりへの姿勢や雰囲気を、世界約40カ国から集まった個性豊かなプロダクトメンバーたちの声を通してダイレクトにお伝えしていきます!今回はPaymentチームの”omo”さんこと、表 祐志 (Omote Yushi)さんにご登場いただきます。

※この記事は翻訳記事です。原文はこちらから

表 祐志(おもて ゆうし)

プロダクト本部

2021年7月PayPayにジョイン。PayPay決済システムのバックエンド開発を担当

現在の仕事内容

PayPayの決済システムのバックエンド開発を行なっています。決済、ユーザー間送金、チャージなどPayPayのメイン機能を提供するバックエンドサービスを担当しています。新機能の追加などから始まり、業務フロー改善や性能改善など必要に応じて様々な改善タスクを行なっています。現在は、特に業務効率化に主眼を置いていて、各々のエンジニアの余計な負担を減らして、余裕を持った新機能開発、真に必要な改善に注力できるようにしたいと考えており、そのために必要な要素は何かをいつも考えています。

直近のテクニカルチャレンジ

日々の決済数が刻一刻と増えるのを受けて、PayPayの決済処理周りの性能をチューニングしてより高い性能を出せる構成を見つける必要がありました。PayPayは非常に大規模なマイクロサービスアーキテクチャを実践しており、一つの決済処理に対して様々なサービスやコンポーネントが呼び出されるため、ボトルネックの特定が単純ではありません。Mockや適切な可視化を駆使して、ボトルネックを一つ一つ絞り込んで特定する必要がありました。特定したボトルネックに基づいて、関連するシステムに対して担当するチームと積極的に情報共有し連携していく重要性がありました。個別サービスアプリケーションの設定のみならず、kubernetes の設定、DBやコネクションの設定の問題、チームを超えて協力して分析する必要がありました。

チームの新機能開発やそのテスト作業のフロー中に様々な手作業が発生しています。どんどん新しい機能の開発を行わなくてはいけないため、これらの手作業の負荷が無視できなくなりつつあります。積極的に自動化を進めています。例えばテスト用ブランチを手動で作成する工程があるのですが、Github Action などを用いて自動化しています。日々機能開発は進行しているので、ワンクリックでジョブを走らせるだけなどの負担のない方法を採用する必要がありました。

今後チャレンジしたいこと

幅広い技術を積極的に吸収して本質を味わっていきたいと思います。世界中の優秀なエンジニアとの開発を通じて、いろんな新しい価値観や知識に触れて技術の幅を広げていきたいです。

表さんのある一日

7 時〜 8 時ぐらいに起床します。仕事を始める前は(元気があれば)運動を少ししてから家事をして、子供を幼稚園に送り出します。出社後は Slack を確認し、チームメンバーからの相談や、他チームからの問い合わせなどを確認し、優先度に応じて対応していきます。その後は、1日を通して設計やコーディング、PRレビュー、必要に応じてZoomでミーティングを行います。ミーティングは日によって異なりますが、平均すると1〜2時間ほどあります。

表さんのある一日
7:00
起床
7:00-8:00
散歩/運動
8:00-9:00
家事
9:00-10:00
Slack 上で他チームやメンバーからの相談を確認します。
10:00-12:00
開発・PRレビュー・必要に応じてミーティングで相談します。
12:00-13:00
お昼
13:00-19:00
メンバーの進捗確認を行います。開発・PRレビュー。日によって合計 1,2 時間ほどミーティングがあります。
19:00-20:00
家事
20:00-21:00
趣味・就寝

これまでのキャリア

証券取引システムのバックエンド開発を行なっていました。取引所が配信する株価などのデータを高速で処理して社内システムに取り込む部分や、それに必要な共通ライブラリ等の設計・実装を行なっていました。

入社のきっかけ

いろいろな記事を読んで、PayPay には世界中から優秀なエンジニアが集っている印象を受けました。多様な価値観が混ざり共存する場所は、エゴや固定観念が少なく、自由で健全な議論の元に、より正しい技術選択が行われる傾向があると思っており、そのような場所で働きたいと思っていました。実際に入社してみてPayPayはまさにそのような場所という印象を受けています。

また、人々の日常生活に大きな影響を与える重要なインフラとなるシステムを開発することに興味があります。PayPayはまさにそのようなシステムの開発に携われる環境です。影響力のあるシステムの開発はそれなりの緊張感がありますが、一生懸命開発した結果が自分の生活にすぐ影響してくるというのはやりがいや強い達成感があります。

これからPayPayを受ける人へのメッセージ

世界中のいろいろなエンジニアと交流しながら日本のインフラとなる重要なシステムを作っていけるいい会社です。積極的で挑戦的で様々な価値観の皆さんと働けることを楽しみにしています。

現在募集中のポジション

執筆:OMO / 監修:Mune / 編集:Az
※社員の所属等は、取材当時のものです。