2020年9月にスタートした「Work from Anywhere at Anytime」(以下、WFA)。
このシリーズでは、PayPaysたちがWFA制度の元で実践している働き方や暮らし方の工夫を通して、リモートワークのヒントをご紹介していきます。これまでにお届けした記事はこちらからご覧いただけます。
今回は、香川県にお住まいの藤本さんにご登場いただきます。
WFA制度のあるPayPayで働いていて良かったことやリモートワークで気をつけていることなどを、ご本人ご提供の写真を添えてお届けします!

藤本 絢子(ふじもと あやこ)
HR
全ての本部の部門担当人事(HRBP)として、人と組織のコンディションの最大化をミッションとして業務を推進しています。ミッションの達成に向け、組織コンディション改善のための人事施策の提案・実行や社員との人事面談を実施しています。
ご出身は兵庫県で、現在は香川県にいらっしゃるんですね
兵庫県川西市の出身で、東京や大阪を経て、直近の数年間は神戸に住んでいました。今の部署に異動したことを契機に、香川県に移住しました。

どうして香川県への移住を考えたのでしょうか?
もともと都会よりも田舎の雰囲気が好きで、生まれ育った兵庫県よりも、もっと地方の街に住んでみたいという思いがありました。2021年9月に神戸拠点の営業から現在の部署(HRBP)に異動したことをきっかけに、これまで離れて暮らしていたパートナーと同居するために移住しました。
移住で一番のネックになるのが仕事だと思うのですが、PayPayにはWFA制度があるので、仕事の心配をすることなく、移住できました。


リモートワークはズバリどうですか?
良いところとしては、時間を最大限活用できることでしょうか。移動時間に費やしていた部分を業務そのものや業務に必要なインプットに充てられるのは大きな利点だと思います。
フルリモートの働き方で課題だと感じていることはありますか?
対面と比べて、コミュニケーションから得られる情報量が全然違うので、新しい仲間が入社したときや、異動して来たときに距離を縮めて信頼関係を築くのに、対面よりも時間を要するように感じています。ただ、そこは意識次第でカバーできるところかなと思います。具体的には、月に1度のチームビルディングや週次ミーティングでの雑談などで、お互いを良く知る機会を作るようにしています。
フルリモートだからこそ気をつけていることがあれば教えてください!
「忙しそうで相談しにくいな」とか、逆に「この人は何をしているのかな」とならないように、自分のスケジュールをできるだけメンバーに見えるように登録したり、業務予定内容を毎朝報告したりしています。また、積極的にSlackハドル内に入ってコミュニケーションを取り、チームでのタスク管理ツールを活用するなどして、業務の見える化も行っています。
相手の様子が分からない場合にも、「声かけていいのかな、忙しいのかな」と気を遣いすぎずに「都合の良い時にお時間ください!」と積極的にコンタクトを取るようにしています。
よく使うツールや機能はありますか?
Slackハドル機能を活用しています!私のチームでは、会議が入っていない時間は自然とハドルに集まる習慣があります。お互い、自分自身の仕事を進めながら、質問や相談、時には気分転換の雑談をクイックにできる環境をオンライン上で作ることで、対面で仕事をしているのと変わらないコミュニケーションの密度で仕事ができています。

地方からPayPayに転職を検討している方に向けてメッセージをお願いします。
地方移住で最もネックになるのが仕事だと思いますが、PayPayの働き方はそれを払拭してくれる画期的な制度を持つ会社だと思います。仕事とやりたいこと、理想の暮らしができることで、全体的な生活の質が格段に上がります!
私の場合、繁華街の住まいから静かで落ち着いた環境に移ったことで、学習と睡眠環境がぐんと良くなりました。
香川のお気に入りスポットを教えてください。
栗林公園
動物園の跡地を庭にした庭園です。植物や虫の音から四季を感じられ、穏やかな気持ちになれる場所です。何か考え事をしたいときなどに歩いています。休日の朝はここでヨガをすることもできます。

仏生山温泉
40度強の温泉はもちろん、ぬるいと冷たいの間、ちょっと温かいプールのような絶妙な温度の露天風呂があります。気持ちが良くていつまでも入っていたくなるお湯で、浴槽の檜の香りも癒されます。
せとしるべ(高松港玉藻防波堤灯台)
さわやかな潮風を感じながら散歩ができる、最高に気持ちが良いところです。朝は朝日が水辺を照らし、夜は灯台の光や船の光などでとっても素敵な雰囲気です。

【編集後記】
藤本さんの「香川での暮らし」はいかがでしたか?オンライン上での「話しかけやすさ」を意識しながらチームをまとめている姿が印象的でした。PayPayには藤本さんのように大都市圏から移住して働く仲間もたくさんいます。皆様も記事を読んで、PayPayで働く姿をイメージしてみてくださいね。
協力:Ayako Fujimoto / 取材・編集:Kona(PayPay Inside-Out 編集部)
※社員の所属等は、取材当時のものです。