PayPayグループで働く圧倒的プロフェッショナルに迫るプロフェッショナルズシリーズ。
今回は経営戦略部 DX企画チームの間さんにインタビュー。経営層の近くで働く醍醐味や、仕事をする上で大切にしていることなどを伺いました。
間 陽介(はざま ようすけ)
経営戦略本部 経営戦略部 DX企画チーム リーダー
大学院卒業後、ITベンダーに入社し、金融システムを担当。その後、金融系企業での社内PMOや製薬系企業での社内SE、製造業でのDX部門勤務を経て、2022年5月、PayPayに入社。現在は経営戦略部DX企画チームのリーダーを務める。
WFAの活用で、地方から経営に関わる仕事へ
PayPayに入社したきっかけや決め手は何ですか?
もともと、経営管理や経営企画といった会社の方向性に直結する経営情報システムに関わる仕事が面白そうだと感じ、携わってみたいと考えていたんです。特にキャッシュレスやフィンテック業界は、金融系企業で働いていた際に長期に渡り研究し、経営層へ参画提案していたので非常に興味があったんです。その中でもコード決済業界No1のPayPayは、WFA(Work From Anywhere At Anytime)制度で滋賀在住の私でも参画できることがわかって、ぜひ働いてみたいと応募しました。

実際に、WFAで働いてみていかがですか?
前職は朝5時半に家を出て、夜10時に帰ってくるような生活でしたが、WFAなら休憩時間でも育児ができるというのが魅力だと思います。今は忙しい時期でも、子どもを保育園に送って行っていますし、疲れて子どもの顔が見たくなったら、リビングに行って10秒でも20秒でも子どもと触れ合うことができる。仕事と家族との時間の両立がしやすくなりましたね。
ダイレクトに経営層と関わる醍醐味
現在の業務内容を教えてください
PayPay内の経営管理業務を、デジタルツールを用いて横断的に変革することがDX企画チームのミッションです。具体的には、経営層向けダッシュボードの構築や運用保守、管理会計システム、AI/機械学習ツールの実装、RPA導入などにハンズオンで取り組んでいます。チーム全体で進めるというよりは、案件ごとに担当を決めて進めてもらっており、私個人は経営層向けのダッシュボードを担当しています。最近では、PayPayカードの日次ダッシュボードを構築し、日次でPayPayグループ内経営層に配信しています。経営層に最も近いところにいるので、常にスピードとクオリティが求められますね。

どんな流れで業務を進めていますか?
例えば、新しいダッシュボードを作るとなったら、経営層がどんな形で見たいのかを想像しながら、ダッシュボードイメージを作ります。スライドの形で資料ができたら社長に直接提案し、レビューを受けます。そこでOKをいただいたら、プログラム化してデータを準備し、テストのレポートを作ります。最後にもう一度最終レビューをして、リリースという流れになります。
案件が発生するペースやリリースまでの期間は経営層の希望によるところが大きく、一概には言えませんが、業務のスピード感は前職までと比べても圧倒的に速いです。プロフェッショナルが集まっているからできるという面もありますが、何より業務・結果にコミットする姿勢が求められます。期限までに納めるためにどう効率化できるかを常に考えることも重要ですね。
やりがいや面白さはどんなところにありますか?
経営層とダイレクトに関わりながら、ハンズオンで自らの手も動かすというのが、この仕事の醍醐味です。身近なサービスであるPayPayの経営指標データが自分の手元に集まってきて、そのレポートを届けた先で経営判断がなされていると思うと、自分自身の仕事のやりがいを感じると同時に、責任の重さも感じます。
そのプレッシャーがあるからこそ、初回のレポートが配信されたタイミングと、社長など経営層から評価いただいた時は、安堵感と充実感で満たされます。

進化を続けるPayPayにおけるDXの重要性
チームが抱える課題感はどんなところにありますか?
システムオーナーとしてのデジタル化推進の役割と、デジタル化によるシステムユーザーの業務負荷のバランスを取るのが難しいと感じます。要は、何でもデジタル化すれば良いというものではない、というところですね。システムを入れることで、これまで不要だった工数がかかることもありますし、実際に活用される頻度と運用にかかる工数のバランスの問題もあります。何のためにデジタル化をしているのかを常に意識しないと、DXにはつながりません。今も、他のデジタルツールを導入したり、業務自体を変更していただいたりと、試行錯誤を繰り返しながら前進しています。
チームの雰囲気やチームメンバーについて教えてください
チームの雰囲気は非常に明るくワイワイとしています。チームミーティングでも私が発言する間合いが取れないほど、良い意味で会話が多く、コミュニケーションも活発です。(笑)それぞれ異なる案件に関わっていますが、困ったことがあれば共有して、解決の糸口を共同で見つけていこうという風土があります。
それぞれ各専門分野で活躍された経歴を持つプロフェッショナルなので、刺激も多いです。これまで培ってきたスキルを活かしつつ、新たな知見も吸収ができ、良いスパイラルを生み出せる環境だと感じています。
間さんが働くうえで大切にしていることはありますか?

PayPay 5 sensesの中でいうと「SPEED is our bet on the market」です。
例えば、新たにリリースしたレポートに対しては、リリースして終わりではなく、常に外部環境や内部環境に応じた改善活動を続けています。PayPayで新たなサービスが提供されればただちにレポートに反映し、データの切り口も経営層が求める形で確認いただけるように常に意識して改善に取り組んでいます。スピード感も同じぐらい大切にしているのですが、経営層にレポート配信している以上は、ビジネスにとって必要な情報を常に正しい状態、かつ安定的に継続してお届けすることが大切だと考えています。
データドリブン経営の実現へ
今後、成し遂げたいことはありますか?
データドリブンな経営を実現できるように、業務のスピードとクオリティを向上させることに尽きます。ダッシュボードについては、それぞれの配信時間をできる限り早めたいと考えています。業務系システムの導入では、現場で使う人の負担を最大限減らして、事業成長に直結するコア業務に注力してもらいたいと思っています。

現在募集中のポジション
※募集状況は取材当時のものです。
協力:Hazama Yosuke / 企画:Danata / 編集:PayPay Inside-Out編集部 / 撮影:Tak
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