PayPay Inside-Out People and Culture

Design Chit-Chat vol.14 – Downey Tang

2023.07.10

Design Chit-Chatについて

今やユーザー数5,800万人というスマホユーザーの2人に1人が使用するモバイル決済サービスに成長したPayPay。そのモノづくりを語る上で欠かすことのできないのが、世界約50の国と地域から集まった個性豊かなプロダクトメンバーたちの存在です。グローバルレベルの技術スキルを持つメンバーが集結し、互いの考え方の「違う部分」や「共通部分」を一人ひとり、ひとつずつ理解していく過程で、これまでになかった考え方やアプローチ、アウトプットを生み出すことができるチームに変わってきました。

Design Chit-Chatでは、そうしたPayPay デザインチームの姿やものづくりの雰囲気を、できるだけダイレクトにお伝えできるよう、メンバーの声をシリーズでお届けします。
今回はプロダクト本部 デザイン部から唐 寧(Downey Tang)さんにご登場いただきます。

Downey Tang

唐 寧(Downey Tang)

プロダクト本部デザイン部 プロダクトデザイナー

中国出身、2014年に来日。2018年ヤフー株式会社に入社し、Yahoo! カーナビとYahoo! Mapのデザイナーを担当。2022年5月よりPayPayへ入社。普段は友人とデザインに関するPodcast とコミュニティの運営を行っている。

所属チーム・仕事内容

PayPay for Businessのプロダクトデザイナーとして、O2O & PP4Bチームに所属しています。普段はPayPayアプリのクーポンやスタンプカードなど、O2Oサービスの作成フローの改善とグロースの役割を担当しています。
これらの業務に加えて、Design Chit-Chatチームでは、PayPayのデザインチームをもっと業界に知ってもらえるように、他部署と連携してイベントを開催したり、デザインに関する情報を発信する活動を行っています。

デザイナーになろうと思ったきっかけ

まだ「デザイン」が何であるかを知らない幼い頃から、新しい物を作ることが好きでした。いろんなおもちゃや電子製品を分解して、別の新しいものを作り出して遊んでいたことが、今につながる原体験となっています。

そして大学生になる頃に、中国のIT業界が急速に発展して、UberやAlipayなどのアプリが現れたことにより人々の生活は一変します。その変化を見て、「自分も新しいライフスタイルを創造する仕事をしてみたい」と思いました。そこから独学でUIUXデザイナーに関連するスキルを学びはじめ、大学院を卒業後、UIUXデザイナーとしてこの業界に入りました。

最近手がけているプロジェクト

PayPay for BusinessのO2Oサービスの改善とグロースに携わっています。中でも最近は、クーポンコピープロジェクトや、クーポン作成フロー改善プロジェクトなどを進めています。ほかには、PayPayのHackathonに参加して、チームと一緒に開発したデモを発表して、Most popular prizeを頂いたこともあります!

PayPay for business

アイデアを引き出すプロセス

課題があり、それを解決するためのアイデアが必要な場合は、ユーザーの立場に立ってペインポイントを見つけるようにしています。それが難しいときは、ユーザーと似ている人を観察したり、データを調べたりしています。
そうして見つけたユーザーのペインポイントをもとに仮説をいくつか考えて、その仮説に基づいた具体的な解決策を提案します。同時に、競合サービスがどのようにして同じ課題を解決しているのかも調査します。
最後に、自分のソリューションをデザインチームにレビューしてもらい、そのフィードバックに基づいて、さらにアイデアを出して改善を加えていきます。

PayPayでモノづくりする中で大切にしていること

PayPayでは、常にスピード感を大切にしています。ある程度の品質が担保できることを前提として、可能な限り最速でリリースできるように行動しています。まずはプロダクトをリリースし市場に出してみて、市場からのフィードバックをもとに改善を繰り返して、よりよいものにしていくことが大切です。0から1は簡単ではないかもしれませんが、1から100はもっと難しいと思っています。

PayPayでこれからチャレンジしてみたいこと

PayPayユーザーが「楽しい」と感じる時間をもっと増やして、PayPayアプリ内に長く残ってもらえるような機能のリリースにチャンレンジしたいです。PayPayを、単なる支払いツールではなく、より人々の生活に不可欠な存在にしていきたいです。
たとえば、データを活用して、より正確な情報や機能をユーザーへレコメンドできるようになると、ユーザーの生活はさらに便利になると思います。

読者へメッセージをお願いします!

PayPayは、国籍が異なっていても、同じビジョンを持つ人が集まっているチームです。ユーザーの生活を豊かにする、やりがいある機能に携わるなかで、様々な面白い人や考え方に出会い、自分自身の世界観を広げることができる環境だと思います。リモートワークでも、デザインチームはよく会社に集まり、イベントを企画したりして、楽しみながらコミュニケーションをとっています。また、仕事と生活の両面で、お互いに尊重し合う気持ちを大事にしています。

PayPayがこれから成長できる領域はまだまだたくさんあり、あなたの力が必要です。 ぜひ仲間になって、一緒にPayPayの未来を作りましょう!

Downeyさんのとある一日
09:00
起床、コーヒーと朝ご飯を作る
10:00
作業開始、Slackとメールを確認して返信する
10:30
本日のTodoをリストアップし、集中作業する
12:00
ランチと昼寝
13:00
チームメンバーとのミーティング
14:00
PMとTechチームとのミーティング
15:00
担当プロジェクトのデザイン作業
18:00
デザインレビューや、Todoの確認
19:00
仕事を終える

現在募集中のポジション

※募集状況、社員の所属等は取材当時のものです。