PayPay Inside-Out People and Culture

Pay2 Dev Speaks vol.6 – QA Engineer

2023.08.24

2018年にサービスを開始し、日本でユーザー数5,800万人というスマホユーザーの2人に1人が使用するモバイル決済サービスに成長したPayPay。現在約50の国と地域から多様なエンジニアが集まって構成されています。 Pay2 Dev Speaksシリーズでは、2022年10月にスタートしたPayPay初の海外開発拠点であるPay2 Development Center(以下、Pay2DC)の個性豊かなメンバーたちの声を通して、インド拠点の今をお伝えしていきます。

今回は、QAエンジニアのお二人に話を聞きました。

Piyush Yadav

Pay2 Development Center
QA Engineer

こんにちは、Piyushです!大学卒業後、電子商取引やドキュメントクラウド、決済などの分野でQAと開発の経験を10年以上積んできました。決済分野で先端技術を使って安全なサービスを創り上げ、何百万もの人々の生活をより便利にする手助けができる仕事にとてもワクワクしています!

Rahul Kumar

Pay2 Development Center
QA Engineer

こんにちは、Rahulです!決済やフィンテック分野で長く働いてきた中で、インド以外で提供されている同様のサービスに興味を持ち始め、ユーザーにフォーカスした明確な目標を持っているPay2DCに入社しました。

入社のきっかけ

フィンテック業界内でも光る、PayPayの革新的な技術力とユーザーファーストの視点

Rahul
私は以前Paytmで働いていたので、数年前からPayPayのことは知っていました。当時はPayPayで働くことになるとは思っていなかったのですが、決済やフィンテック業界で長く働く中で、インド以外の地域で提供されているサービスに貢献することに興味を持ち始めたんです。中でもPayPayとPay2DCはユーザーにフォーカスしており、決済に関するさまざまなユースケースや課題を解決することに注力している点が大きな決め手になりました。

Piyush
私がPay2DCに参加したのは、人々の生活を豊かにするミッションを持った企業の一員になりたかったからです。これまで、決済や電子商取引、ドキュメントクラウド、情報共有分野で経験を積んできましたが、オンラインの求人広告でPay2DCを知った時に、私の価値観やキャリアの目標と一致していると感じたんです。また、常にイノベーションと圧倒的な成長を目指す組織であることも大きな魅力でした。安全性を担保しながら最新の技術を使って新しい金融サービスを生み出すことで、何千万人もの人々の生活を豊かにできることに惹かれて応募しました。

Pay2DCで働く魅力

オープンな文化で学びの多い環境。ジャパンクオリティの根源も学べる!

Piyush
とてもオープンな文化なので、QAであれ開発であれ、自分の興味や課題を探求してチャレンジしていくことが奨励されていて、私たちのリーダーであるムネさんはそのための裁量を与えてくれています。それに学びの機会も多いです。みんなオフィスで働いているので、興味のある話題について誰とでも気軽にディスカッションができます。私のように、知識とスキルを継続的に伸ばしたいと考えている人にとっては最高の環境ですね。
さらに、家族との時間といった個人的な約束事や事情を尊重してくれる点も、スタートアップであることを考えると、特筆すべきポイントです。

Rahul
確かに学びの観点では最高の環境ですね。私たちはアジャイルモデルのQAプロセスを採用しているので、手動テストと自動テストの両方に取り組むことができますし、創業メンバーとしてQAのプロセスから一緒に構築していけるので、さらに多くの学びが得られるんです。しかも、いつでもオープンに話し合えることが、私たちと会社の成長を加速させています。

加えて、先日に行った日本での1ヵ月の研修も非常に学びの多いものでした。QAチームはインドでは新しい部門なので、日本で研修を受ける機会があったんです。日本はメンテナンスの仕方にしても、とてもよく管理されていますし、人々がお互いにケアし合う文化が品質にもつながっているのだと感じました。

Piyush
私自身も、研修を通して根本的な考え方の変化がありましたね。インドの多くの会社では、物が壊れて初めて正しく学べるものだと考えられていますが、PayPayのQAチームは壊れるのを待つことなく、事前にあらゆる可能性をチェックします。他にも、QA部門の中で技術チームと改善チームを設けている組織構造や、何度も反復と改善を繰り返すプロセスなど、多くのことを日本の研修で学び、持ち帰ることができました。

チームワークとコミュニケーション

国境を越えて、協力しながら最短距離を走り続ける強固なチームワーク

Piyush
Pay2DCはとてもダイナミックに、常に最も効率的な方法で解決策を見出そうと努力しています。オープンなディスカッションと連携を重視し、継続的に対話を行いながら、確実に解決策を導き出します。

Rahul
私は他のメンバーとは別のプロジェクトに取り組んでいるのですが、日々の共有がうまくいっていて、お互いのプロジェクトやその進め方を把握しているので、必要な時には話し合うことができるんです。お互いを高め合える良い文化だと思いますね。
日本のプロダクトチームの下部組織ではなく、水平展開であるというPay2DCのCore Philosophy(組織運営ポリシー)は私たちにとって明確なマインドセットであり、こうした文化を形作る大きな要素にもなっています。日本のプロダクトチームとしっかり足並みは揃えているけれども、決して付き従っているわけではなく、私たちのパフォーマンスがPayPayのグロースに直結していると感じられるんです。

Piyush
日本にいるPayPayのQAチームもとても協力的で、セッションや知識共有が必要な時にはいつでも快く応じてくれますし、多大なサポートをしてくれています。

チームの現況と今後の展望

ゲートキーパーとして品質を担保しつつ、プロセス改善でより大きなインパクトを!

Rahul
Pay2DCでは15以上の高品質なデリバリーを今期の目標に、新しいプロジェクトも動き始めています。領域を絞ることなく、求められればどんなプロジェクトでもやっていくつもりです。最大の課題は、高品質のプロダクトを提供するために、品質を担保していくことだと言えますね。

Piyush
文字通り「日本のプロダクトチームの水平展開」となるには、同じクオリティのプロダクトを同じペースで提供できることが求められます。そのためにも、QAプロセスの継続的な合理化を進めて、Pay2DC内で完結できるような形にもっていければと考えています。そうすることで、一貫したデリバリーを保証し、ジャパンプロダクトチームが設定した高い基準を維持することができます。

インドの開発者へメッセージ

プロフェッショナル集団とともに、金融業界の革新という大きなチャレンジを楽しもう!

Rahul
Pay2DCはフィンテックシステムに携わりたい方にとって素晴らしい職場です。働くメンバーも文化も素晴らしく、人としての成長だけでなく、専門的なキャリアの成長にも役立ちます。多様なバックグラウンドを持つ人々と一緒に、日本の決済システムの革新に力を注いでみませんか?

Piyush
常に発展し、成長し、何千万もの人々の生活に影響を与える分野で働きたいという方は、ぜひPay2DCに参加してください!Pay2DCでは、先進の技術を駆使して優れたプロフェッショナルたちと一緒に働く機会があります。自分よりも大きなものの一部となって、金融業界を革新する大きなチャレンジに力を発揮してください。

※募集状況、社員の所属等は取材当時のものです。