PayPay Inside-Out People and Culture

Design Chit-Chat vol.18 – Pha

2023.11.14

Design Chit-Chatについて

今やユーザー数6,000万人というスマホユーザーの2人に1人が使用するモバイル決済サービスに成長したPayPay。そのモノづくりを語る上で欠かすことのできないのが、世界約50の国と地域から集まった個性豊かなプロダクトメンバーたちの存在です。グローバルレベルの技術スキルを持つメンバーが集結し、互いの考え方の「違う部分」や「共通部分」を一人ひとり、ひとつずつ理解していく過程で、これまでになかった考え方やアプローチ、アウトプットを生み出すことができるチームに変わってきました。

Design Chit-Chatでは、そうしたPayPay デザインチームの姿やものづくりの雰囲気を、できるだけダイレクトにお伝えできるよう、メンバーの声をシリーズでお届けします。
今回はプロダクト本部 デザイン部からChanapha Salathong (Pha)さんにご登場いただきます。

Stefanie Angelia

Chanapha Salathong(サラトーン チャナーパー ”Pha”)

プロダクト本部デザイン部 プロダクトデザイナー

タイのバンコク出身で、ロンドンで修士号を取得。イギリスのeコマース部門でプロダクトデザイナーとして経験を積んだ後、母国タイのフィンテック企業で働く。2022年10月にPayPayに入社して以来、さまざまなプロジェクトに携わる。

所属チーム・仕事内容

入社以来、O2Oチームに所属しています。最初はスタンプカードのプロジェクトに参画し、その後はPayPay商品券のプロジェクトに携わる機会をいただき、充実した経験を積んでいます。

デザイナーになろうと思ったきっかけ

憧れだったファッション誌業界のデザイナーとしてキャリアをスタートしました。その頃、アプリ会社と緊密に連携してiPad用の電子書籍を制作する機会に恵まれたんです。それがきっかけとなり、イギリスでグラフィックとメディア・プラットフォームの修士号を取得し、ファッション業界からハイテク業界へ大きくキャリアチェンジしました。学位取得後はイギリスのeコマース・プラットフォームで働いた後、タイに戻る際にフィンテック業界で働き始めました。さらに冒険は続き、こうして日本へ導かれて、今もフィンテック業界に身を置いています。

最近手がけているプロジェクト

私が携わっているプロジェクトは2つです。1つはPayPayに入って最初のプロジェクトであるスタンプカード。今までにない経験だったので、私にとってはかなりチャレンジングでした。ただ素晴らしいチームと同僚のサポートを得て、ユーザーフレンドリーなプロダクトに仕上げることができました。

もう1つがPayPay商品券です!同僚たちから大きなサポートを受けながら、困難な課題に立ち向かっていくことができた、素晴らしい経験でした。次はどんなプロジェクトが振られるのか待ち遠しいですね。常に新しいことに挑戦し、そのたびに成長していくのが本当に楽しみなんです。

アイデアを引き出すプロセス

私の経験上、どのようなアプローチをとるかは、担当するプロダクトによって変わります。すでにローンチされているプロダクトであれば、その歴史を掘り下げ、現在のユーザー体験を理解し、リサーチを裏付けるデータを収集することが重要です。時間が許す限り、私はリサーチのプロセスからスタートし、実際のユーザーに触れたいと思っています。このステップは、どこを、なぜ改善すべきかを的確に把握するためのキーポイントです。

一方で新しいものを作る場合は、エキサイティングな冒険に乗り出すようなものですね。最初のうちは頼りになるデータや背景情報が少ないかもしれません。ただ、そういう時こそ、市場を探索し、掘り下げる絶好の機会だと考えています。目的は、ビジネス側の要求とユーザーが求めるもののバランスを取ることであり、そのバランスがデザインやソリューションを開発する際の指針となります。

PayPayでモノづくりする中で大切にしていること

PayPayは事業スピードが速く、たびたび時間的制約に直面するので、仕事を円滑に進めるための包括的な情報収集はとても重要です。もう1つ重要なのはコミュニケーションです。私たちが単独で仕事をすることはほとんどないので、他部署との定期的なコミュニケーションは欠かせません。そうすることで、ビジネスの要件だけでなく、ユーザーのニーズも考慮したバランスの取れたアプローチが可能になります。

PayPayでこれからチャレンジしてみたいこと

ユーザーインタビューの機会を増やすことです。実際のユーザーへのインタビューは、ユーザーフレンドリーなデザインを作る上でより深い洞察を得る貴重な機会だと思います。こうした情報を活用することで、デザインは大幅に向上しますし、ひいてはプロダクトの成功にもつながります。何より、人々の生活をより便利に豊かにするために革新を起こすプロセスは非常に楽しいですからね。

読者へメッセージをお願いします!

PayPayの環境はダイナミックでチャンスに満ちていて、素晴らしい経験を積むことができます。また、デザインチームは活気があり、多様性に富んでいます!強いサポート意識があるので、質問があったり助けが必要なときは、チームメイトに頼れば大丈夫。PayPayは日本のキャッシュレス化を推進する重要な役割を担ってきましたし、まだまだ成長中です。これからもエキサイティングな時間が待っていますよ!

Phaさんのとある一日
07:30
Wake Up
08:30
Make breakfast
09:30
Start work, check Slack and answer emails
10:00
Team meeting
12:00
Lunch time
13:00
Design Reviews
14:00
Work on projects
16:00
Weekly syc with PM and Tech teams
17:00
Work on projects
18:00
Off work have dinner

現在募集中のポジション

※募集状況、社員の所属等は取材当時のものです。