Design at PayPay : Event Report vol.2

2024.02.13

デザイナー初のオフラインイベントを開催しました!

こんにちは、PayPayプロダクトデザインチームです。
2023年11月30日、PayPayデザインチーム採用の日イベントを開催いたしました。寒い中ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!この記事では、当日参加できなかった方々のためにイベントの内容をご紹介いたします。本イベントでは、優秀なデザイナーの皆さんが私たちのチームに興味を持っていただけるように、チームの多様性と各メンバーの専門性を紹介しました。

PayPayデザインチーム紹介

私たちはユーザーのお金や金融に纏わる、すべてのタッチポイントをアップデートするというミッションを持っています。日々の生活をはじめ、家や車など大きな買い物をする時や仕事をリタイアした後の資産の形成など、支払いや金融に関するタッチポイントはユーザーの人生において重要な役割を担います。私たちは常にユーザーに寄り添い、PayPayの力ですべてのタッチポイントをアップデートし、ユーザーが不便に感じることや将来への不安を解消したいと考えています。

PayPayのデザインチームは、グループ会社のデザイナーとも密なコミニュケーションを行っています。特にPayPayカードやPayPay証券のチームとは一緒にディスカッションする事が多いです。現在PayPayのデザインチームメンバーがPayPay証券のデザインをサポートしており、PayPay証券でもデザイナーの採用を強化しています。

チームの雰囲気はとてもカジュアルで、皆仲が良いです。私たちはリモートで仕事をしていますが、月に一度チームビルディングのためにオフィスに出社して、チームビルディングのためのワークショップやパーティーを開催しています。出身国も様々なので、オフィスでミーティングをするとあらゆる国のおやつが集まることがあります!皆さんもこの記事を読んでPayPayが魅力的な環境だと感じてもらえると嬉しいです!

PayPayのUXリサーチ

このセッションでは、UX BestieチームがPayPayのユーザーニーズをどのように理解し、それをプロダクトデザインにどうやって反映させたのかケーススタディを共有しました。

PayPay デザインチームが考えるリサーチの重要性

PayPayデザインチームは多種多様なバックグラウンドを持つメンバーで構成され、メンバーの多様性はユーザーの行動観察にも大きな影響を与えています。UX Bestieチームは、質的・量的データを用いてデザインプロセスへの偏見を減らし、価値のあるプロダクト作りを実現しています。

詳細なケーススタディは、Design at PayPay : PayPayにおける UXリサーチをご覧ください!

パネルディスカッション

本イベントへの参加登録時、気になることや質問を事前に参加申し込みフォームへ記入いただき、パネルディスカッションで回答しました。PayPayでのデザインプロセスやコミュニケーションスタイル、プロダクトデザイナーとしてAIのような課題/機会にどう向き合っているか、PayPayデザインチームの求める人物像など、共通するテーマをまとめて10個の質問を選びました。

Q: PayPayデザインチームが最も大切にしていることトップ3は何ですか?

私たちが大切にしていることは、ユーザーファーストの考え方、高いコミュニケーション能力、そしてチャレンジ精神です。6200万人(※2024年2月時点)の登録ユーザーがいるPayPayにとっては、1%でも60万人以上に影響を及ぼすため、常にユーザーファーストを考え、あらゆるシナリオやエッジケースを考慮します。そして、私たちは様々なステークホルダーと速いスピードで協力し、エゴを捨ててあらゆる提案に注意深く耳を傾ける必要があります。ステークホルダーに対して、私たちのアイデアを明確かつわかりやすく伝える能力が非常に重要です。また、常に学び新しいことに挑戦する精神は、私たちが謙虚であり続け、成長し続けることに役立ちます。

Q: PayPayデザインチームは複数のステークホルダーと協働する際、どのようにデザインプロセスを管理していますか?

私たちはプロジェクトマネージャーや他のデザイナー、エンジニアと密に協力し、お互い共通認識を持って正しく課題の解決をしているかを確認しています。ユーザーのニーズが考慮されていないと思われる場合は、既存の提案に対して意見することもあります。早い段階でフローを考え、そのソリューションが実現可能かどうかをエンジニアと話し合った後、詳細を視覚化してデザインチームに提示し、見逃しているかもしれないエッジケースについてフィードバックがないかを確認をしています。常にデザインを提示して改善していくプロセスは、私たちにとってもソリューションが機能する可能性が高いという自信に繋がります。

Q: PayPayのデザインチームはどのように新機能の開発や業界のトレンドに対応した最新のデザインシステムを維持しているのでしょうか?

私たちは毎年Figmaの最新のアップデートをキャッチアップしています。カンファレンスに行き、他の人々とネットワークを作り、学んだことをチームに持ち帰ります。新しいツールを試すのが好きなメンバーもいるので、役立つと思えば他のメンバーたちと知識をシェアし、チームのワークフローにどのように統合できるかを検討しています。また、社内Slackチャンネルで、誰でもいつでもデザインの最新情報を投稿することができます。

Q: PayPayのデザインチームは、デザインソリューションの有効性をどのように検証していますか?ユーザーインタビューやユーザビリティテストの実施方法について、インサイトをシェアしてください。

デザインソリューションの有効性を検証するために、私たちは時間が許す限り現場でインタビューやユーザビリティテストを実施し、仮説を検証しています。検証によって仮説が間違っていることが分かる場合もあり、結果的にプロダクトの改善につながることもあります。私たちが確信を持つことができなければ、プロジェクトマネージャーはA/Bテストを実施して私たちを支援してくれます。ステークホルダーの関与があまり必要ないものであれば、デザインチームは隔週でレビューを行っており、メンバーに自分のアイデアを最初に提示してピアレビューを受けています。また、各機能がローンチされた後もその機能がどのように機能しているかを注意深く観察しています。その他にもカスタマーサービスと連携し、ユーザーが困っていることについてを把握するようにしています。

Q: PayPayデザインチームが解決しようとしている課題は何ですか?

ユーザーが長期的により良い経済的意思決定ができるよう、デザインによってユーザーのためのエコシステムを構築しています。そして、ユーザーが必要なときにいつでも手助けができるようなサービスとなるよう私たちデザイナーが働きかけることによって、PayPayとユーザーとの間の強い信頼関係の構築につながればと思っています。

Q: AI技術はより良いプロダクトを作ることに役立つと思いますか、それとも創造性を制限することになると思いますか?

私たちはAIがより良いプロダクトを作ることに役立つと考えています。無駄な作業を減らし、有意義なことに集中できるよう、AIの力を活用することを推奨しています。一方で、より良いプロダクトを作るために、AIに対して私たちは何をどのように尋ねれば良いかを学び、実際に役立つ良いプロンプトを考え出す必要があります。AIを威圧的な存在や制限的な存在としてではなく、早く解決策を思いつくのを助けてくれるアシスタントとして捉えています。

Q&A

そして参加者からの質問コーナー。日本と欧米市場の文化の違いから、多文化・バイリンガルの企業におけるデザインやコミュニケーションへの取り組み方、チーム内でデザイナーが成長するためのサポート方法まで、質問は多岐に渡りました。
国籍の異なるメンバーたちで構成されるデザインチームは、常に改善を重ねながらフレンドリーでオープンな多文化環境を作ってきており、この環境はプロダクトデザインの考え方にも良い影響を与えています。所属意識を持つことができれば、自ずと興味を持ってより良いプロダクトを作ることができると信じています。

Q: デザインに対する欧米文化と日本文化の影響のバランスの取り方は?日本文化の影響を優先しますか?

何が欧米的か日本的かを考えるのではなく、本質的なデザイン、つまり何がどのようにユーザーから受け止められるかについて考えています。例えば、日本人はより多くの情報を前面に出すことを好むので、デザインの多くは欧米よりもより密度が濃く、視覚化されています。アイコンのみではなくテキストにする必要があるかもしれませんし、指標に基づけばこれがデザインの成功といえます。つまり、デザインの成功をどのように測るかということなのです。

Q: PayPayではアクセシビリティにどのように対応していますか?どの程度注意を払っていますか?どの部分をチェックし、どこに組み込んでいますか?

サービスのローンチ当初からアクセシビリティに多くの注意を払ってきましたが、まだまだ成長の余地があります。現在アクセシビリティ専門のチームを立ち上げ、PayPayでアクセシビリティが十分に考慮されるようにしています。

Q: デザインチームの典型的な一日とは?

An:
私は午前中は作業に集中し、午後はミーティングを入れるなどして柔軟に対応しています。

Polly:
私は朝10時から働きます。私たちは2週間ごとにデザインレビューミーティング、プロダクトラインミーティング、そして私たち自身のレビューミーティングを行っているため、通常はデザインミーティングから始まります。デザインレビューを2、3回行い、他のデザイナーが取り組んでいるものを見ます。もちろん昼食も取って、一日の終わりに仕事をまとめます。プライベートチャンネルでその週に取り組むべきことを担当することもあります。

Michael:
私は複数のプロジェクトを同時に進めているので、50%は生産的な時間、50%はミーティングに充てるようにしています。注意深く集中できる時間を意図的に確保しなければ、自分の時間が他のスケジュールで埋まってしまうかもしれません。PayPayのデザイナーの中には朝7時から働く人もいますが、私はもう少し長く寝たいので、朝9時か10時から働き始めます。私たちは日本全国どこからでも在宅勤務ができ、実際にデザインチームは日本各地で働いています。私はPayPayの福利厚生の一つであるサテライトオフィスを利用することが好きなので、東京付近の拠点を利用しています。私は人と会うことが好きで、たまに出社して周りの人と話しています。

ネットワーキング

参加者がPayPayのデザイナーと会話し、インサイトが得られるオフラインのイベントを開催したのは初めてでした。話すことが苦手な方でも、その場で見学することによってデザインチームのフレンドリーさ、フラットさ、オープンさを感じることができたと思います。今回参加できなかった方を含め、ぜひ今後のイベント情報はLinkedInをフォローしてください!

終わりに

イベントレポートをお読みいただきありがとうございました。本イベント内容の紹介は以上となります。興味を持っていただけた方は、今後も様々なテーマでイベントを開催していく予定ですので、私たちの記事をチェックしたり、イベントにご参加ください!次回オフラインイベントでお会いできることを楽しみにしています!

読者へのメッセージ

PayPayのデザインチームは、私たち自身や私たちの大切な人たちが日常的に使用するプロダクトを作るために互いにサポートし合う家族のような存在です。私たちは心を込めてプロダクトをデザインし、ユーザーのみなさんへ提供しています。
パネルディスカッションでは、パネリストたちがチームで最も大切にしている3つのことをシェアしてくれました。私たちはユーザーファーストを考え、エゴを捨て、常に新しいことに挑戦しています。もしこの3つに該当するのであれば、PayPayのデザインチームで楽しく働くことができると思います!私たちと一緒に成長していきましょう!

現在募集中のポジション

※募集状況、社員の所属等は取材当時のものです。

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