Tech Talks vol.40 – PMO Team

2024.03.01

Tech Talksについて

Tech Talksシリーズは、世界約50カ国の国と地域から集まった個性豊かなプロダクトメンバーたちの声を通して、我々のモノづくりへの姿勢や雰囲気をダイレクトにお伝えしていきます!
今回は、エンジニア組織を超えてプロダクト開発をリードするPMOチームから、亀山さんと宮上さんにお話を伺います。


亀山 翔大 (かめやま しょうた)

Product統括本部 Payment Product本部 PMO部 PMO

みなさん、こんにちは!PMOチーム マネージャーのKameyamaです。IT企業にて海外子会社設立やCTO、国連のグローバルPMOなど経験し、2020年に帰国。その後PayPayの成長速度や開発チームに魅了されて同年12月PayPayに入社しました。現在はマネージャーとしてProduct本部にとどまらない組織横断のプロセス改善などに従事しています。


宮上 貴裕 (みやがみ たかひろ)

Product統括本部 Payment Product本部 PMO部 PMO

こんにちは、Miyagamiです!元々PMOの仕事に従事していたのですが、もっとスケールの大きな会社で専門的な経験を積みたいと決意し、2022年7月PayPayに入社しました。入社前からPayPayのユーザーだったこともあり、常にユーザー目線でのサービス改善を心がけています。

PMOチームの役割とミッションを教えてください。

宮上:
PMOチームの役割は、エンジニアやプロダクトマネージャーが本来のパフォーマンスを100%出せるように多方面からサポートすることです。何かあった時に「PMOに相談すれば何とかなる」という存在になれればベストだと思っています。PMOチームに全社の様々な情報が集まる仕組み作りをして解決に結びつける存在でありたいと考えています。

亀山:
PMOチームのミッションは3つあります。1つめは人的負担を減らし、組織横断でコスト効率よく物事を進めることです。
2つめはグループ会社も含めたプロセスの最適化です。そのためにはDXを推進していくことも大きなミッションとなります。
3つめは一人ひとりの生産性を上げるための環境作りを行うことです。個々のチーム内の最適化についてはチームの方たちが考えていますが、全体的な部分の環境作りをサポートできたらと思っています。

お二人が最近取り組んでいるプロジェクトは?

宮上:
PayPayでは四半期ごとに次四半期に実施するプロジェクトを策定するProduct Roadmapというプロセスがあります。僕はその取りまとめをしていて、各ビジネス部門から起案される企画を収集し、経営戦略とリスクの観点を踏まえてた優先度を決め、プロダクト内で各プロジェクトを次四半期でどこまで実施するか、開発が発生するものは工数の見積もりを行い、稼働可能な工数に収まっているかの調整を行います。プロダクト起案のプロジェクトも入れると四半期に何百件と、約50名以上の担当者とコミュニケーションを行っています。

また、PMOとして主にファイナンシャルサービスのプロダクトラインもみています。ビジネス側とプロダクトマネージャーの間に入ってコミュニケーションがスムーズに進むようフォローに入ったり、全体の進捗管理、スケジュール管理、外部向けの資料作成、経営層へのレポーティングなどを行っています。

亀山:
最近は組織横断プロセスの改善に注力しています。組織が大きくなるにつれてプロセスの数、複雑性共に増してきたので、より効率よく効果的にプロダクトを作っていく方策を考える必要が出てきました。現在プロダクト運用におけるデータをBigQueryに連携しているのですが、そのBigQueryデータや各所に散らばっているデータをもとに、まずは状況を可視化しています。可視化できていないところに大体課題があるので、その際には何故可視化できないのかを深掘り、課題がプロダクト外にありそうであればプロダクト外にアプローチをかけていきます。

新しいプロセスを始める際は、スピードを優先すると大体マニュアル対応になります。そうすると、こなす案件数が多くなるとそれだけで、処理や連携が大変になるだけでなく、トラッキングも個別対応をしていく必要が出てきます。

全体最適化のためには、誰もが簡単にデータにアクセスできることが重要なので、プロセスを省力化・最適化したのち、状況に応じてツールを導入してもらいデータ連携をしてもらうようにします。データ連携ができれば、状況をさらに可視化できて、プロセスのボトルネックを改善できるので、ひたすらその繰り返しです。PMOとしてはそこの可視化をまずは強化し、プロダクト運営における課題をデータで炙り出したいと思っています。

PayPay組織内だけでなく、グループカンパニーとしてのシナジーもとても重要です。宮上さんが対応しているロードマップの取り組みなど、我々のナレッジを他の会社にも共有することで、PayPay全社としてより生産性を上げ、質を高めていくサポートをしています。

また、プロダクト本部のメンバーが業務を推進する上で、認知負荷を下げていく取り組みも行っています。プロジェクト群のHealth/Blockerを可視化して、誰が見ても分かる状態を作っていくことが目的です。

チームで管理するプロジェクトは数百件以上。いかにしてその量を裁くのか。

亀山:
よくPMOメンバーに言っているのですが、四半期に何百件という規模でプロジェクトマネジメントからポートフォリオマネジメントまで一気通貫でできるというのはなかなかできない経験だと思います。

宮上:
僕がみているプロジェクトは100件以上、コアなものだけでも60件ぐらいあります。それぞれのステータスは常に把握していますが、規模も段階もさまざまなので、プライオリティをつけて注力するようにしています。

自分の仕事の先にはユーザーの存在があると常に意識することがモチベーションにつながっています。今やっていることが誰にどれだけ影響があるかを考えないと、独りよがりな仕事になってしまいます。
ビジネス側とプロダクト側の目線が全然違うこともあるので、相手の立場に立ってコミュニケーションすることも大切ですね。データに基づくのはもちろんのこと、クリエイティブさも忘れずにいたいです。

亀山:
全社からPMOチームに情報が集まる仕組み作りをし、何か問題が起きそうな時は先んじて障害を取り除くようにしています。全体のプロセスでどれだけ無駄を無くせるかを考えたり、認知負荷増大につながるものを無くし、誰が見ても分かりやすいポートフォリオを作ることも、仕事のスピード感につながっていると思います。

PMOとしての難しさと、やりがい。

宮上:
PayPayのモノづくりの面白いところは、テックドリブンなところです。毎四半期ごとにさまざまな部署からエントリーされる案件全てを実現しようとすると、開発のリソースが管理できずユーザーにとって本当に必要なサービスをスピーディーに提供できない。だからこそ、ビジネス側からくる案件もProduct本部に所属するPMOチームが1件1件全てに目を通し、Product Roadmapを通して実現していきます。常に50〜100人と連携する必要があるので最初は苦労しましたが、この地道な作業によって、案件の優先度が明確になり実施有無の判断がスムーズになりました。それぞれ部署の主張を取りまとめて折衷案を設けたり、双方の理解、認識を合わせるというのは結構大変ですが、問題が解決した時にはやりがいを感じる点でもあります。

亀山:
自分で考えて動けるということはPMOとして一番重要ですね。受け身にならず、チーム、そして会社全体のためになることを能動的に考えてガンガン動いてほしいと思います。そうすればこちらも、他にどんな人と話せばいいかアドバイスできます。PayPayの環境を利用して成長してほしいですね。

宮上:
僕のメンターが亀山さんだったんですが、僕が入社して3カ月後に育休に入られて半年間不在になったんです。ちょうど大きなプロジェクトが3つ始まる時で、その管理を任せてもらうことになりました。でも当時はテンプレートやルールも無いし、どの範囲をPMOが担当するのかも決まっていなかったので、まず顔を覚えてもらうことからスタートし、自分が必要だと思うプロジェクトマネジメントを少しずつ進めていきました。その結果、他のプロジェクトでも同じようなことをやってほしいと言われるようになったのは嬉しかったですね。入社したばかりでしたが自発的に行動した結果、すごくいいプロジェクトマネジメントの経験が積めたと思います!

最後に、読者にメッセージをお願いします!

亀山:
PMOチームは全員がプロジェクトマネジメント経験者です。業界はさまざまで、ITプロジェクトマネジメント出身が多いですが、他にも銀行出身の人、マーケティング領域にいた人などもいます。

その中で活躍している人の特徴は、自律的に動いていることと、グリット、つまり最後までやり切る力を持っていることです。PayPayでは自ら改善できることを見つけて取り組み、たとえ失敗したとしても周りがサポートしてくれる環境があるので、自分で考えてどんどん動くこと、途中で投げ出さないことが大切です。

宮上:
失敗できる環境なのは本当に大きいですね。マルチタスキング、そして、いろんな人と関わって仕事するのが好きで、常にフレキシブルでロジカルかつクリエイティブな人はこの仕事にすごく向いていると思います。

また、PMOチームでは定期的にPMO共通のタスクを交換しあっています。全員が自分のタスクだと思って仕事しているので、他の人がやっている仕事でも手伝えることがあったら手伝うという雰囲気が楽しいし、魅力的です。

亀山:
PayPayが会社として成長していく中で、各フェーズによって見える景色が変わってくるし、やることや求められることも変化していく。だから停滞感を感じないし、自分の成長にもつながっています。新しいスキルも身につけていけるし、常に新たな挑戦ができる環境なのが面白いですね。みなさんの応募をお待ちしています!

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