PayPayグループで働く圧倒的プロフェッショナルに迫るプロフェッショナルシリーズ。
今回は、事業推進統括本部 マーケティング戦略本部 シナジー推進部 シナジー企画 リーダー 下島 涼子さんに、2024年1月に新設されたシナジー推進部におけるチームのミッションはじめ、マーケッターとして今フォーカスしていること、今後のチャレンジまで伺いました。
下島 涼子(しもじま りょうこ)
事業推進統括本部 マーケティング戦略本部 シナジー推進部 シナジー企画 リーダー
新卒でソフトバンク株式会社に入社し、家電量販店で販促施策、端末仕入れ交渉等の本部営業に携わる。社内公募にて2018年にPayPayへ異動し、プロモーション部販促チームにて店頭販促物や加盟店営業用の販促物制作を行う。育休を取得後、2023年5月に復職。2024年1月より現職。
営業からマーケッターへの転身
これまでの経歴と、PayPayに参画した経緯を教えてください
新卒時の私のキャリアは家電量販店の本部営業から始まりました。代理店と共にユーザー向け施策を考えて実行し、PDCAを回すうちに、幅広いユーザーに対してもっと大きな影響を与えることができるマーケティングでの仕事にチャレンジしたいと思うようになりました。
そんな時、社内公募でPayPayの募集を見つけたんです。当時はPayPayアプリのリリース前で、QRコード決済自体も普及していない状況でしたが、「キャッシュレス決済で社会を変える」というビジョンに強く惹かれました。また、ソフトバンクとヤフーが出資した新規事業の立ち上げという大きなプロジェクトに初期から携わることは自身の成長に繋がると思い、迷わず手をあげました。
※「QRコード」は、株式会社デンソーウェーブの登録商標です
PayPay参画当初は、PayPayアプリのダウンロードイベントの運営などに携わりました。コンビニエンスストア店頭でのキャラバン隊での経験、そして、野球試合前にPayPayドーム(現:みずほPayPayドーム福岡)に立ち、一人ひとりに声をかけてPayPayについて紹介し、使い方をレクチャーするというイベント時には、お客様との会話と通じて、「ここがわかりづらい」とか「こういうところが引っかかる」など生の声をたくさん聞くことができました。マーケッターにとっては常にお客様がどう感じているのかユーザー視点は欠かせないため、いまでも初心に立ち返る際にこの時の経験を思い出します。

育休取得後、仕事と育児、家事をどのように両立されていますか?
PayPay創業期から時間を気にせず自分が満足いくまで追及するという姿勢で仕事に取り組んできたんですが、育休を取得後は、自分の中で仕事に対するマインドが変わりました。今は限られた時間の中でいかにパフォーマンス高く仕事できるかを意識しています。目標達成のためにやるべきことは何かを明確化し、自身の中での業務へ優先順位をつけフォーカスするようになった結果、以前よりも時間を上手く使えるようになりました。チーム内にはお子さんがいるメンバーが多く、お互いに助け合って業務に取り組んでいます。
ミッションはPayPayポイントを主軸とした「PayPay経済圏」確立
チームのミッションについて教えてください。
2024年1月、PayPayポイントを主軸に「PayPay経済圏」の確立を目的として立ち上がったシナジー推進部配下にシナジー企画チームが新設されました。
PayPayの登録ユーザー数は6,500万人を突破しましたが(※2024年8月現在)、対してスマホ人口は約9,000万人です。残り約2,500万人にアプローチできる余地があります。私のチームはいかにグループシナジーを活用し、その残りのユーザーにアプローチし事業貢献できるかというミッションを持っています。
そのため、ミッションを達成する手段として、裾野拡大戦略としてPayPayグループ以外にもその他グループ企業であるソフトバンクやLINEヤフーとのサービス連携があります。PayPayだけではアプローチが困難なPayPay未利用者層に対して、各社と連携しPayPayの利便性やメリットを訴求することでPayPay利用へつなげる様々な施策を推進しています。
PayPay自体への事業拡大貢献はもちろんのこと、自社のみならず「グループ企業への貢献」も常に意識しています。PayPayユーザーにグループ各社サービスも使っていただくことで、グループ企業の事業目標にも貢献していくことができる。PayPayとグループ企業が互いに利益をもたらし合うことでWin-Winの関係を構築し、より強固な「PayPay経済圏」メリットをユーザーに対して提供することを目指しています。
直近で忘れられないチャレンジはありますか?
MySoftBank(ソフトバンクのユーザー向けアプリ)にPayPayポイントを表示できるようにしたことですね。ソフトバンクユーザーがPayPayを利用することで、毎月どれだけおトクになったのかを可視化し、ソフトバンクの回線解約抑止やペイトクプランへのアップグレードに繋げることを目的に両社で取り組みを開始しました。
PayPayアプリには、ポイントポータルという毎月の獲得ポイント数を表示したコンテンツがありますが、MySoftBankでソフトバンクユーザー向けにカスタマイズした上で正しく表示できるよう2024年7月からAPI連携を開始しました。カルチャーや仕事の進め方が異なる他社間連携において両社で開発が必要な案件となり、社内外各部署との調整が必要な案件でした。
正直、シナジー企画チームで仕事するまでは、自社プロダクトのことばかりを気にかけていました。グループ企業のメンバーと会社の垣根を越えて一緒に仕事することで、PayPay経済圏を確立させる視点を持つことへの大切さに改めて気づきました。別会社と連携するプロジェクトは、決して簡単なことばかりではなかったのですが、両社にとってメリットが大きいと信じ、伝え方を工夫したり地道に交渉を重ね、成功に導くことができました。

現在の取り組みや今後強化していきたいことを教えてください
PayPayの流通取引総額(GMV)のうち、ソフトバンクユーザーによる決済が一定の割合を占めています。私のチームではソフトバンクと協業する体制を構築し、現在は各ターゲット層に向けたアプローチを強化しています。たとえばPayPayとソフトバンクの両方を利用しているユーザーへのペイトクプラン加入促進、ソフトバンク店頭でPayPayアプリをダウンロードしたがそのまま利用せずにいる層の掘り起こし、そしてソフトバンク学割商戦と連動した若年層へのアプローチなどです。
今後は、PayPayカードとの連携も強化していきます。PayPayとPayPayカード、ソフトバンクの3社が互いの事業目標を意識し、どのように連携すれば一番スムーズかつ効果が高いか、より良い方法を模索していきます。まだまだできる事はたくさんあるので、形にしていけるようチャレンジし続けたいです。
自社プロダクトを信じ、チームで成長していく
チーム内コミュニケーションで大切にしていることはありますか?
何か困ったことがあったら、一人で悩むのではなく、チーム内でシェアしみんなで解決策を探すことを大切にしています。定期的に情報共有・壁打ちできる時間を作ったり、空いた時間に会話をする中で、メンバーから意見をもらい方向修正できる環境を意識しています。また、様々なバックグラウンドを持つメンバーが揃っているので、多角的な意見に出会えますし、自分以外のメンバーが担当しているプロジェクトでも、他人事化せずチームのプロジェクトとして考え、サポートし合っています。
普段はリモートワークが中心ですが、オフラインでの交流も月に1回行っています。やはり対面で話すと、心理的な距離がぐっと近くなるんです。貴重なチームビルディングの場として、みんなとても楽しみにしています。

仕事をするうえで意識していることを教えてください
5 sensesの中で「Believes in our PRODUCT & TEAM」を特に意識しています。
前職で営業をしていた経験から、自社のプロダクトサービスがナンバーワンだと心から思えることが、PayPayを利用してもらうための施策企画や社外交渉において一番重要だと感じています。私自身、PayPayに創業期から参画し、会社やプロダクトが成長していく姿を見る中で、PayPayアプリの良さを実感していますし、いち担当者でもPayPayをもっと良くするためのアイデアを出していけることが、日々の仕事のやりがいにも繋がっています。今後はこうしたPayPayの良い部分を、新しく入ったメンバーたちにも伝えていきたいです。
チームメンバーの成長のために大切にしていることはありますか?
もしプロジェクトで行き詰ったり解決策が見いだせない時は、客観的意見を出せるよう、なるべく並走してメンバーやプロジェクトの状況把握をすることを大切にしています。そして、自分の意見も伝えますが、最終的にはメンバーの意見を尊重するようにしています。私自身もマーケッターとして絶対の正解を持っているわけではないので、トライアル&エラーを繰り返しメンバーと共に成長していきたいと考えています。
ご自身の成長のためにマーケッターとして日々どうインプットをされていますか?
プレスリリースや決算発表の内容など、グループ会社や競合関連の情報には特に目を通すようにしています。たとえばプレスリリースの内容から「こういうプランがリリースされたということは、この会社は今後どんなユーザーを獲得したいんだろう?」などと考察を広げたり、競合他社は困難をどう乗り越えていったかといった情報を書籍からインプットすることが、課題解決のヒントに繋がっています。
PayPayにおけるマーケッター領域の役職者たちは、役職を持ってからもプレイヤーとして第一線で活躍し続けています。彼らが作る資料を見たり、会議に同席し仕事ぶりをオブザーブし自分の仕事に取り入れることが自身の成長にもつながっています。彼らとの1on1の場では、おすすめの書籍やインプット方法などを教えてもらうこともあります。
「PayPay経済圏」を浸透し事業貢献できるマーケッターでありたい
今後成し遂げていきたいことを教えてください
「PayPay経済圏」を浸透させることで、通信・買い物・金融、生活の全ての領域でグループ企業のサービスをユーザーのみなさんに選択してもらうことが当たり前の世の中を作っていきたいです。
今はまだ、ソフトバンクやヤフーショッピングを日々なんとなく使っている方たちが多いと思います。そこで、PayPayポイントをグループ企業共通の軸とし、どれだけポイントがたまるかのおトクであったり、利便性をユーザーにわかりやすく伝える機会を増やしていくことで、PayPay経済圏を浸透させ、競合に負けない強固な顧客基盤を持ったPayPayにしていきたいです。

PayPayで活躍し続けるには、どのようなマインドが必要だと思いますか?
ポジティブマインドが何より大切だと感じています。目の前の課題に挑戦し続け、時には失敗することがあっても、めげずに改善策を考え、前を向いて再び挑戦していく。そんなマインドと推進力が重要です。
シナジー推進部には、PayPayだけでは成し遂げられないグループ企業と連携するからこそ実現できることがたくさんあります。そして、今後もその可能性の幅は広がっていくと思います。新しいことを創り出していきたい人なら、きっと楽しく働けると思います。自分を信じ、挑戦し続ける人とぜひご一緒したいです。お待ちしています!
現在募集中のポジション
※募集状況、社員の所属等は取材当時のものです。

