Tech Talksについて
世界約50カ国の国と地域から集まったPayPayグループの個性豊かなプロダクトメンバーたちの声を通して、モノづくりへの姿勢や雰囲気をダイレクトにお伝えするTech Talksシリーズ。
今回は、PayPayカードでPdMとして活躍する舩津 秀介さんにお話を伺います。
舩津 秀介 (ふなつ しゅうすけ)
PayPayカード Product Manager
2018年に新卒でPayPayカード(当時のワイジェイカード)に入社しました。システム運用管理部にてシステムの保守・運用や社内情シスの業務を経験。2023年、開発部門へ異動し、現在は開発やPdMを担当しています。
PayPayカードへの入社のきっかけと、現在の業務内容を教えてください
PayPayカード(当時のワイジェイカード)には2018年に新卒で入社しました。社内SEとしてプロダクトを支える自社システム開発を行うため、新規サービス企画や既存サービス改善など多様なチャレンジができること、福岡で働けることも決め手になりました。
現在はPdMとして複数プロジェクトに携わりながら日々新たなチャレンジをしています。
ここ最近関わっている案件の1つは、PayPayのエンジニアとともに、Apple PayやGoogle Payと連携した機能開発を進めておりますが、多くの機能をPayPay側で開発しています。私はPayPayカードのメンバーではありますがPayPayのバックエンドシステムにも手を伸ばし、そこから得た知識を仕様や製品要求の決定に活かしています。
また今後リリース予定のPayPayとPayPayカードとが手を組み進めるビッグプロジェクトでは、私はPayPayカード側のPdMとして、PayPayカード側で発生したバグや障害をキャッチアップし、業務部門と連携しながら修正や手動でのリカバリ対応を進めています。

特に印象的だったプロジェクトは?
オーソリ情報と売上データをマッチングさせるシステムの開発プロジェクトです。
クレジットカード決済の処理は、利用者がカードでの商品購入時、加盟店がカード会社に「オーソリ(クレジットカード会社に与信情報を照会し、決済可能かどうかを確認する手続き)」を依頼し、その後、加盟店からカード会社に「キャプチャ(実際の請求手続き)」を行う、という流れになっています。以前のインタビューでも少しお話しましたが、このオーソリ情報と売上データを自動でマッチングさせるシステムの開発では、限られたプロジェクト期間の中で高い要求精度を満たすことに苦労しました。
クレジット加盟店からPayPayカードへと提供されるデータ項目は決まっている一方、実際には加盟店やアクワイアラーによって項目がセットされていなかったり、全く違う値がセットされているということがあります。どの項目を合わせればデータがマッチングできるのか調査し、実際にクエリを流してみて、泥臭いですが加盟店や金額、利用日などのデータを1件ずつ確認しながらルールを策定し、分析、改善していきました。売上データは数百万件、それに対するオーソリ情報は数億件という膨大なデータ量に圧倒されましたが、試行錯誤する中で自分なりの成功体験を積んだことがモチベーションに繋がりました。
根気のいる作業でしたが、ルーティンワークをひたすらこなすのではなく、新しいものを生み出すためにはどうすればいいのか考え、何度もトライアルアンドエラーを繰り返していくことに面白さを感じました。PayPayカードのプロダクト開発は、長い歴史のあるクレジットカード業界で当たり前と思われていた煩雑さや、前例がなく実現できないと言われたような仕組みを開発でき、自分で変えていっているという実感があるので楽しいですね。

仕事をする上で大切にしていることは?
エンジニア出身のPdMという強みを活かし、エンジニアが開発に集中しやすい環境を整えることを大切にしています。
たとえばPRDを書く際は、ざっくりした大枠だけ書くのではなく、インターフェースや機能、セキュリティーなど必要な情報を設計書寄りの書き方で細かくまとめています。直近のプロジェクトでも、AWSのサービスを繋げてさまざまな仕組みを作るのですが、アーキテクチャ図まで自ら作成しました。エンジニアが社内承認を待つ時間を削減すべく、私の方で予め社内承認のプロセスを完了させた上で、エンジニアにPRDを渡しました。
こうしたやり方は、PdMとしての業務範囲を超えているのかもしれません。ですが私が先回りすることでエンジニアのやるべきことが明確になり、仕事がしやすくなる。結果としてプロジェクトも円滑に進められると考えています。
他には、分からないことをなるべく時間をかけずに解決するために、とにかく人に聞くことにしています。もちろん、事前にドキュメントを読み込み自分で勉強しますが、時間をかけすぎるとプロジェクトが遅延してしまう。今まで話したことのない相手でも勇気を出して連絡し、協力を依頼する方が業務を円滑に進められます。
先日もPayPayのメンバーに教えを請いました。英語でのやり取りでしたが、通訳を挟むので問題ありません。とはいえ、いずれは自分で直接話せるようになりたいと思い、英会話の勉強も続けています。PayPayのプロダクト部門は英語でのコミュニケーションが多く、PayPayカードでも英語を学ぶことで仕事の幅が広がると考えています。こうした環境は自分自身の成長にも繋がりますので、ありがたいですね。

今どんなことにチャレンジしていますか?これから挑戦したいことはありますか?
PayPayと連携し、新しいサービス開発に取り組んでいます。私個人にとっても、さまざまなバックグラウンドのメンバーと開発を進めることは大きな挑戦です。
PayPayのメンバーが作成したPRDを読んだ際、決済サービスの違いや支払いの流れについて、ユーザー目線で細かく整理されていたことがとても印象的でした。「わかっているだろう」と思うことでもあえて可視化することで、PdMとして今以上にユーザーの立場に立ったモノ作りに取り組みたいです。
今はビジネス部門が行った分析結果をもとにプロダクト開発を行っていますが、今後は自分でもユーザー分析やマーケット調査ができるようになりたいですね。ビジネス寄りの経験を積むことによって視野を広げ、PdMとして大きく成長していきたいです。

最後に、読者にメッセージをお願いします!
PayPayグループ全体で、革新的なサービスを提供するために挑戦を続けています。サービスを企画する部署とシステムを開発する部署の距離が近く、一緒に話し合って開発を進めています。開発したプロダクトは世の中で広く使われ、ダイレクトに反響を感じられるのでやりがいも大きいです。
金融業というと、「堅い業界」、「規制が厳しい」といったイメージを持つ方もいるかもしれません。ですがPayPayカードには、新しい技術やプロジェクトに挑戦できる環境があります。新しいことに挑戦したい方、未来のキャッシュレス社会を作りたい方、ぜひご一緒しましょう!
現在募集中のポジション
※募集状況、社員の所属等は取材当時のものです。

