PayPayグループで働く圧倒的プロフェッショナルに迫るプロフェッショナルシリーズ。
今回は、北海道コカ・コーラボトリング株式会社(以下、北海道コカ・コーラ社)が発表した育休サポート制度「育休サポーター支援金」に対する、給与デジタル払いサービス「PayPay給与受取」の導入を支援した、給与デジタルチームの佐野さんをインタビュー。導入支援の経緯や実際の導入事例、給与デジタル払いの新たな可能性を語っていただきました。
佐野 広丞(さの こうすけ)
金融事業統括本部 金融戦略本部 金融プラットフォーム開発部 給与デジタルチーム
大学卒業後、地方銀行に入行し法人営業に従事。その後、人材エージェントへキャリアシフトし、採用支援も経験する。決済代行業でBtoB与信の企画営業に従事したのち、2023年8月にPayPayへ入社。現在は給与デジタル払いの市場進出戦略の立案・実行を担当し、今期の企業導入数目標の達成に貢献。
金融の専門性を活かし、給与デジタル払いの魅力を伝える
これまでのキャリアを教えてください
大学を卒業後、地方銀行で法人営業に従事しました。その後は多様な企業を相手に働きたいと思い、別の会社で新卒向け採用エージェントも務めました。営業としては独り立ちできたと感じ、次に企画職を経験するため、銀行時代の知見を活かし決済代行業に従事しました。BtoBの新しい与信事業を企画し、銀行などを回ってお客様への講演なども行いました。PayPay入社後は給与デジタル払いの導入促進に向けたセミナーなどに従事することも多く、銀行や決済の仕組みを理解しつつ、外部に発信する経験が役立っています。
PayPayへ転職した理由は何でしたか?
理由は複数ありますが、決め手は「圧倒的なスピード感」を魅力に思ったからです。実は他にも複数社の選考を受けていて、本命は別の企業でした。ですが、最後に面接したはずのPayPayの選考やオファーがどの会社よりも速く、何事も素早いのが好きな私の性に合っていました。スピード感への印象は入社後も同じで、意思決定の速さは素晴らしいです。

現在担当している業務とミッションは?
2024年8月にリリースした給与デジタル払いサービス「PayPay給与受取」の市場進出戦略担当として、外部企業との折衝を行っています。具体的には、給与デジタル払いの導入を促進するために、問い合わせへの対応や企業との商談、リード獲得のための戦略設計を担当しています。
PayPay給与受取導入の決め手は、“キャッシュレスの旗振り役”としての姿勢を示すため
直近でPayPay給与受取が活用された事例を教えてください
2025年1月、北海道コカ・コーラ社にて導入された「育休サポーター支援金」の受取方法として、銀行振込に加えてPayPay給与受取を選択できるようになった事例です。育休サポーター支援金とは、育児休業取得者が発生した場合に、休業中の業務をサポートする社員に支給するものです。
育休者の休業取得に対する心理的な負担の軽減と、サポートする社員の意欲向上を図ることにより、育児しやすい環境を職場全体でサポートし育休の取得を後押しすることを目的としています。
PayPay給与受取の活用に至った、北海道コカ・コーラ社のニーズは?
同社には育休サポート支援金を導入するにあたり、社員が支援金を受け取る際の選択肢を増やしたいというニーズがありました。PayPay給与受取が可能になれば、社員は支援金の受け取り方を「銀行振込」または「PayPay給与受取」から自由に選択できるようになり、多様なニーズに応えられます。加えて、PayPayはコカ・コーラ公式アプリ「Coke ON」との連携も可能であり、キャッシュレス促進を実現するための親和性も高かったことが背景にあると伺っています。
導入に至った過程を教えてください
2024年12月、北海道コカ・コーラ社からの問い合わせがあり、導入に向けた動きが本格化しました。2025年1月の制度開始時からPayPay給与受取を利用可能な状態が求められ、とにかくスピーディーに案件を進める必要がありました。

具体的には、初回面談から3日で広報・経営陣との認識合わせを行い、一般的な月給以外の賃金に対する対応方針を確定させました。短期間で密度の濃いコミュニケーションを図るため、同社の担当者様と3日間で2~3時間は電話で会話を重ねました。私も最大限のスピード感を意識しましたが、短期間での調整を可能にしたのは、PayPayにスピード感を大切にする社風と、「新しい取り組みは応援する」という雰囲気があったことが大きかったです。
数あるキャッシュレス手段の中から、なぜPayPay給与受取が選ばれたのでしょうか?
まず1つは、新サービスを活用することによるメッセージ性を意識したと伺っています。実際、社会のPayPay給与受取を含むデジタル給与への関心は高く、PayPayが厚生労働省からの指定受領を発表した際は反響を呼びました。加えて、立ち上げ初期段階で導入いただくことで、より社会への発信力が強まる効果は私も実感しています。
実務的には、導入にあたるご負担が少ないフローにも魅力を感じていただけたかと思います。PayPayとの契約やシステム接続は不要で、PayPay銀行の専用口座を活用すれば、手数料も発生しません。結果として今回のような最速1か月程度の導入も実現しました。
反響はいかがですか?
北海道コカ・コーラ社より出されたプレスリリースは、発行直後に新聞社やWebメディアから問い合わせ、取材依頼が入るなど、上々の反響がありました。また、同社の担当者様から「PayPay上で支援金を受け取れれば、Coke ONの支払いや現金を持ち合わせていない場合に活用できるので嬉しい」というお言葉をいただき、従業員の皆さまにも役立てていただけるサービスであることを改めて認識しました。既に他企業様にも反響があり、続々と商談が進んでいる状況です。今後は同社との連携をさらに深めつつ、育休サポート制度などを持つ他企業様にも引き続き導入を働きかけていきたいです。
PayPay給与受取に関する問い合わせ先はこちら!
「月給以外の賃金」にもPayPay給与受取を
今後、PayPay給与受取をどのように活用してもらいたいですか?
今回のように「月給以外の賃金」にも、よりユースケースが広がってほしいと思います。具体的には、成績優秀者へのインセンティブやランチ費用の補助、資格取得の報奨金など(※日本における法令上の「賃金」に該当する場合に限る)が考えられます。
ですが、実はPayPay給与受取の発足当時、上記のようなユースケースはあまり想定していませんでした。北海道コカ・コーラ社をはじめ、実際に企業の皆さんのニーズを伺うなかで、新たなユースケースとして浮上してきたものです。私たちもPayPay給与受取のポテンシャルは無限大だと思っており、現時点では想定外のユースケースであっても、ユーザーのニーズに応える新しい解決策を提供できたらと考えています。「PayPay給与受取を活用して、こんな課題を解決できたら」といったお悩みがございましたら、ぜひ一度ご相談いただきたいです。
給与デジタル払いを推進する醍醐味は?
前例のないサービスの浸透、進化にチャレンジできることです。PayPayは給与デジタル払いに対応する事業者として、厚生労働省より日本で初めて指定を受領しました。今後は、他社も続々と給与デジタル払い市場に参入すると見込んでいますが、PayPayには既に給与デジタル払いを市場へ投入し、企業の皆さまから頂いたフィードバックやユースケースの蓄積があります。給与デジタル市場をリードする立場に誇りを持ち、単なる銀行口座の延長にとどまらない新たな可能性を広めていきたいです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします
PayPay給与受取のユーザーは着実に伸びていますが、機能面はもちろん、営業手法やマーケティング戦略の面でも、まだまだ試行錯誤を続ける必要があるサービスです。また、常識を変え得る将来性を持っているとはいえ、「PayPayでも給与を受け取ることが当たり前の世界」は実現できるのか、実現できるとして何年かかるのかはわかりません。未来が不確かな状態でも試行錯誤し、手探りでの挑戦を楽しめる方と、ぜひ一緒に働きたいです。
採用情報はこちら!
※募集状況、社員の所属等は取材当時のものです。

