PayPay Inside-Out People and Culture

iOS Developerとして働くPayPay

2021.08.02

Tech Talksについて

Tech Talksシリーズは、PayPay Techチームのモノづくりへの姿勢や雰囲気を、世界約40カ国から集まった個性豊かなプロダクトメンバーたちの声を通してダイレクトにお伝えしていきます!今回はFeature Teamの”PONTA”さんこと、山本 直也さんにご登場いただきます。

※この記事は翻訳記事です。原文はこちらから

山本 直也(やまもと なおや)

山本 直也( PONTA )(やまもと なおや)

バックエンド エンジニア

2020年1月に iOSエンジニアとしてPayPayに入社しました。現在、Feature Teamにて主にto C向けの新機能開発に関わっています。

PayPayへの入社理由は

PayPayに興味を持ったきっかけは、「100億円あげちゃうキャンペーン」に当選し、10万円のPayPayボーナスをもらったことです。当時は様々なコード決済のサービスを利用していましたが、このキャンペーンを機にPayPayをメインに使うことが多くなりました。日に日に新機能が追加され、使い勝手が良くなっていくPayPayを見ているうちに、このサービス拡大の波に乗ってみたいと思い、PayPayへの入社を決めました。

PayPayに入社した際の印象は

今までは100名前後のベンチャー企業でしか働いた経験がなかったので、当時1000人規模のPayPayは大企業というイメージがありました。しかし、入社してみると戦略が目まぐるしく組み立てられ、全社員が一丸となって働くベンチャー企業さながらのスピード感、アグレッシブさがあり、とても驚きました。

山本 直也(やまもと なおや)

iOSチームの構成、働き方は

現在PayPayには15名ほどiOSエンジニアが在籍しています。メンバーの国籍は日本のみならず、インド、アメリカ、中国など様々です。チームは Feature Team(To C向け)、Merchant Team(販売店向け)、SDK Team、Platform Teamの4つに分かれています。面接のときに、to C向けのサービスに関わりたいと選考官に伝えた結果、入社時からFeature Teamに所属し、様々な機能開発に関わらせてもらっています。

PayPayでは週に1回のペースで新機能がリリースされます。そのため、メンバーの担当する機能が常に決まっているわけではなく、プロジェクトベースで機能改善、機能開発などのタスクがアサインされます。大型のプロジェクトを担当するときは1つのプロジェクトに集中しますが、小さなプロジェクトであれば複数掛け持ちすることもあります。

PayPayに入社して一番印象に残っているプロジェクト

「P2Pプロジェクト」です。これは、アプリ上でPayPay残高を「送る・受け取る」際にメッセージの送受信や背景デザインを選べるといった新機能の開発に関わるプロジェクトです。2020年10月後半頃からこのプロジェクトが始まり、21年3月にリリースされました。

プロジェクトに入ってからの日々は毎日が文化祭のようでした。PayPayのエンジニアはただ言われた通りに動く物を作るだけではなく、その機能上で発生するユーザー体験がスムーズかどうかを常に考えなくてはいけません。今回のプロジェクトでも、参加したメンバー10名全員で仕様書をベースとし、実装をしながら議論を重ね、改善、修正を繰り返し、ようやく3月にリリースすることができました。

リリース後、Twitterのタイムライン上でこの機能について話しているTweetを見つけたときは少し誇らしかったです。

PayPayとして働く環境について

iOSエンジニアとしてPayPayで働くことの面白さ

常にinnovativeでいられることです。PayPayの面白いところは、まだ3年目のサービスであるにもかかわらず4000万人のユーザー(国民の3人に1人が使用)がいる点です。わずか3年でこれほどまでのユーザー数を獲得したサービスは、日本ではPayPayだけかと思います。そして、サービスが新しいということは、世の中の変化に対応しながらタイムリーに新しい機能を作りこむことができるという点で、エンジニアにとってとても魅力的だと感じます。

PayPayで働く上で大変なところ

4000万人が使う金融系サービスであるため、事故を起こすことが許されません。1%のクラッシュが発生すると、40万人のユーザーがあらゆる場面で決済を行うことができない事態となってしまいます。だからこそPayPayのエンジニアは責任をもって、品質を突き詰めていきながらサービスを作りこんでいます。

PayPayで働く環境について

PayPayではWFA制度(Work From Anywhere At Anytime)が導入されており、完全フルリモートで働いています。この働き方のおかげで、仕事の合間に家族と昼食をとることができたりと、家族の仲が一層深まりました。同僚の中には、この制度を利用して地方の地元にUターンをした人や、都心部を離れて土地の広い郊外に引っ越しをした人がいたりと、みんな自分に合った場所で、のびのびと働いています。

PayPayに向いている人は

PayPayは国も進めているキャッシュレス推進の真っ只中で常に革新を続けています。そのため、状況に合わせて会社の戦略や機能の方向性が日々変わっていくこともあります。こうしたスピード感のある変化を楽しめる人が向いていると思います。また、PayPayのエンジニアはプロジェクトベースで働いていますので、常に「あなたにしか任せられない役割」がアサインされています。どうしたら高品質のサービスを提供できるかについて常に考え、積極的に意見交換をし、Ownershipをもって開発に取り組みたいという嗜好性の方におすすめです。

PayPayを目指している人に一言

PayPayはこの3年間で日本の金融市場に大きな変化をもたらしました。私たちの競合は「現金」です。これからも現金に打ち勝つために、サービスをより良いものにしていきます。世の中に変化を起こしたい方、是非一緒にPayPayで働きましょう!

現在募集中のポジション

※募集状況は取材当時のものです。

執筆:Naoya Yamamoto / 編集:eri
※社員の所属等は、取材当時のものです。