PayPay Inside-Out People and Culture

Around the world with PayPay Vol.15 FROM OUTSIDE

2022.03.03

Around the World with PayPayは、PayPayで働く約40カ国から集まっている外国人社員に出身国と日本の比較について聞く“FROM OUTSIDE”(第1木曜日)”とPayPay社内での経験について聞く“FROM INSIDE”(第2金曜日)”の2部構成で成る人気シリーズです。

今回はオーストラリアのメルボルン出身の ケイティ カイ さんが登場です!

これまでのバックナンバーと合わせてお楽しみください。

※この記事は翻訳記事です。原文はこちらから

Katie Cai(ケイティ カイ)

プロダクトデザイナー

日本在住歴:4年 / PayPayでの仕事:デザイナー / 居住地:東京
ひとこと: “日本という国でキャッシュレスを促進し、社会全体のデジタル化を進めるというPayPayの野心的なビジョンに興味を持ち、参加したいと思いました”

あなたが選ぶ、オーストラリアのおすすめは?

ストリートアートの文化が根強いメルボルン。CBD(中心業務地区)では色んなグラフィティ、アート、壁画がいっぱい。

車で色んな州に立ち寄る超遠距離ロードトリップがおすすめです。雄大な自然が好きな人なら間違いないです!

あなたが選ぶ、日本のおすすめは?

最近、長野にすっかり心を奪われています。とくに木曽山脈や中山道。その昔、参拝に来られた方が歩いたであろう街道や宿場を同じようにたどりながら、当時の面影が残る景色に今を重ねて見ると、魔法にかけられたような気持ちになります。

着物でお出かけin京都(Katieさん本人です)

おすすめのオーストラリア料理は?

チキンパルマですね。オーストラリアのパブ料理といえばこれ。仕事仲間とランチを食べに行く時なんかも定番でした。トマトベースのソースとチーズをかけてオーブンで焼いたチキンシュニッツェルに、サラダとポテトを盛り合わせたものが基本形です。ビールとめっちゃ合います。
最上級オージーをお求めの方は「billy tea swing」を検索してみてください。

日本でおすすめなオーストラリア料理のレストランは?

いろんな文化が織り混ざってできている国なので、「オーストラリア料理」が厳密に言うと何なのかが難しいという問題はさておき、私が好きなお店のラインナップはこんな感じ:

  1. パンクドイリー(Punk Doily):ちゃんとオージーなミートパイやソーセージロールを食べたいという衝動に駆られたならここ。東京都世田谷区尾山台3-28-21 3F
  2. アポロ(The Apollo): シドニー発のギリシャレストラン。美味しいです。東京都中央区銀座5-2-1東急プラザ銀座11F
  3. オーシャンロードコーヒー(Ocean Road Coffee):メルボルン出身の青年ふたりがきりもりしている、本格ブランチとコーヒーのお店。千葉県市川市南行徳1-6-12サンシティ南行徳I102

日本とオーストラリアが似ているところは?

これは難問ですね。オージーも日本人も(多かれ少なかれ)どちらもお酒が大好き、ということでどうでしょう?

ここにメルボルンのすべてが詰まっています。

日本とオーストラリアが異なるところは?

オーストラリアの人のほうが、自分の意見や考えをストレートに伝えようとする傾向があると思います。日本では、核心をつかずにその周りをぐるぐるする印象です。「ホンネ」と「タテマエ」を見分けていくのがなかなか難しいこともありますが、日本文化をよりよく知る学びの過程だと捉えています。

日本へはどうして来たんですか?

日本に来た理由はいくつかありますが、一番の理由は、技を磨くためです。プロダクトデザイナー、UIUXデザイナーとして、ユーザーを見て、共感して、そしてそれをデザインに落とし込んでいくことが重要だと思っています。どんなオーディエンスがいるのかを知らない限り、すごいプロダクトをつくることはできない。加えて、アジアのマーケットには前から興味を持ってましたし、惹かれてもいたので、だったらどっぷりその国に、文化につかってみて学ぶ以外に道はない!と思って、思い切って海外に出ることにしたんです。

日本で暮らしてみて一番いいことは?

都市部はほんとに便利。車がなくてもどこにでもいけるのは最高です。

日本に来てやったことで一番印象に残っていることは?

相撲を初めて観たときです! 茶席のように、かしこまった催しかなと先入観を持っていたのですが、実際には、けっこうカジュアルな雰囲気で、観客の熱気もすごくて、良い意味でびっくりさせられました。

来週のFROM INSIDEをお楽しみに!

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協力:Katie Cai / 執筆:Kye & Naoto / 編集:Az (PayPay Inside-Out編集部)
※社員の所属等は、取材当時のものです。