PayPayで活躍中の社員に「入社のきっかけ」や「入社後の驚き」などを「本音」で語ってもらうこの企画。
今回はプロダクトマネージャーのシュウ テンさんにお話を聞きました!

Tian Zhou(シュウ テン)
Product Division
プロダクトマネージャーをしています。エンジニアやデザイナーとともにPayPayアプリの新機能をゼロから作り上げていく仕事です。開発をするのではなく、テクニカルな知識を活かしつつ、担当する機能を企画、推進しています。担当した機能をゼロから生み出し、その機能の責任者として動く、とてもやりがいのある仕事です。

PayPay Inside-Out編集部
Tianさんの担当業務を教えてください!

Tian Zhou さん
PayPayにジョインした当初はホーム画面やきせかえを担当。あとおトクページ全体も担当していました。おトクページはパーソナライズされているので、マーケティングのことも理解しつつ進めていましたね。そのほかホームスクリーン、残高スクリーン、決済完了画面など、よく目にするものを担当しました。今後はマーチャント向けサービスを担当する予定です。

PayPay Inside-Out編集部
TianさんはどこからどうしてPayPayへ?

Tian Zhou さん
実は、私は一度PayPayを辞めて戻ってきた出戻りなんです。一番はじめはヤフーからの出向でPayPayにジョインしました。PayPayのサービス開始前、2018年7月ですね。ヤフーでは、マーケティング、事業戦略をやっていて、PayPayにきてからプロダクトマネージャーをはじめました。出向時はPMOとして来ましたが、管理系の部署がほぼ無く、PMO業務以外にもホワイトボードを注文したりもしてました(笑)
3年ほど勤務した後、PayPay以外のプロダクトマネージャーはどんなことをしているのか学びたくなり、IT先進国の米国系OS開発企業に転職をしました。そちらでは、PayPayとプロダクトの位置づけが全然違いましたね。PayPayでは、毎週1回はリニューアルをしていますが、前職では大きなリニューアルが年に1回。早く新しいものを出すPayPayに対して、安定して供給することを重視していることが違いました。加えて会社組織がかなり大きいので、チームも多く、プロダクトも複雑。そのため担当する分野が小さく、一人一人の責任の重さがPayPayと格段に違いました。会社が大きくなると物事の進め方が遅いですね。
ただプロダクトのクオリティを重視する考え方はとても勉強になりました。アメリカのグローバル企業なので、ユーザーのアクセシビリティがすごく細かくチェックされている点ですね。
PayPayとの違いや、アウトプットの無さを感じているところに、ちょうどPayPayの上司から「最近どう?」と連絡が入りまして(笑)嫌いでやめたわけではないので、総合的に判断し、戻ることを決めました。

PayPay Inside-Out編集部
PayPayのびっくりポイントは?

Tian Zhou さん
PayPayを離れた後に入った会社との違いは前述の通りですが、(在籍当時の)ヤフーとの違いも結構ありました。
びっくり、というよりは好きなところですが、自由度が高いところです。WFAで日本全国どこでも勤務できるとか、コアタイムが無いとか。パフォーマンスを出すために自分のやり方で進められるのはとてもいいところだと思います。また、ヤフーは日本の会社、という雰囲気がありましたが、PayPayはいろんなものがMIXした雰囲気があるように感じます。日本企業の雰囲気もありながら、外資のようなインターナショナルな雰囲気、自由度もあるかと。
仕事の進め方としては、ボトムアップによる提案や意見も出しやすいところが好きです。指示されたやらなければならない仕事をこなすだけではありません。なぜやる必要があるのか、こういうことをしたい、と言えますから。
ただ、そうはいってもトップダウンの仕事はもちろんあります。さまざまな戦略のためでしょうけど、ハードな締め切りが元々決まっている仕事も、たまに発生します。そこは自分で仕事の緩急バランスを意識する必要がありますね。
マイナスポイントとしては、働く環境は自分で整える、というところでしょうか。
フルリモートなので、オフィスに無料の食事やスナックがあるとか、ちょっとした息抜きスペースがあるようなことはありません。また、外資系企業が特段良かったのかもしれませんが、何かの優待だったり購入補助が出ることも少なめかなと思います。そこは年10万円出る在宅支援金で自分で仕事環境を整えたりして工夫しています。

PayPay Inside-Out編集部
ホントのところPayPayに入って良かった?

Tian Zhou さん
良かったので戻ってきました(笑)
共に働くメンバーが働きやすい人が多いところがとくに気に入っています。仕事は楽しいけれど、メンバーはあまり、では満足度は高くなりません。
関わるメンバーとは堅苦しい雰囲気ではないですし、本当に話しやすい人が多い。Slackチャンネルでのお休み報告なんかもフランクですよ。たとえ仕事の論点がぶつかったとしても、この人とはうまくやっていけない!ということはないです。
また、普段一緒に仕事を進めるのが、エンジニアとデザイナーというシンプルな体制も好きです。プロジェクトのメンバー構成が複雑に入り組んでいるのではなく、シンプルな体制だからこそ、ものづくりに集中できます。
このように自由度が高く、国籍やカルチャーがMIXされた環境に興味がある方は、PayPayが気に入るのではないでしょうか。
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編集:Keiko (PayPay Inside-Out編集部)
※社員の所属等は、取材当時のものです。