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攻めるための守り Vol. 5 法務

Keiko

2022.04.18

攻めるための守りシリーズについて

サイバー攻撃や不正利用だけでなく、ビジネス環境の変化や社内プロセスにおけるさまざまなリスクからPayPayを守っている法務・リスク管理部門。
確かに脅威から守る部門ではあるが、PayPayの守る部門は、攻め続ける会社や人のために守りつつ、共に進んで開拓していくスペシャリスト集団。このシリーズでは、PayPayが圧倒的No.1であるため、あらゆるリスクを想定した全方位型の守りについての考えを、それぞれの部門の責任者に詳しく聞く。第5回はリーガルコンプライアンス部門。スピードの速さが特長のPayPayで、法務、コンプライアンス部門が求められることとは。

竹内 規(たけうち ただし)

法務コンプライアンス部部長

信託銀行にて法人営業から始まり、米国Law Schoolへの留学を経て、証券代行部門の部門内法務を担当。2004年に日本ヒューレット・パッカード株式会社に転職し、事業法務、コーポレート法務でマネジャー、部長を勤め、同社の分割に伴い株式会社日本HPの法務コンプライアンス本部長。2021年4月より現職。
趣味は、14歳になった柴犬と散歩。自然のある場所へのドライブ。

今、攻めるために守るには

ご担当領域の守りの体制を教えてください。

守る部門でありながらも攻めていることは?

法務やコンプライアンス部門の一般的なイメージとして、ルールの守護神ですとかノーリスクの追求者と感じているビジネス担当者も多くいるようです。実際に「法務やコンプライアンス担当者が、妙な『こだわり』を持ちすぎることで、ビジネスがストップし不満を感じる」という話を他社で聞くこともありました。

では、PayPayの法務コンプライアンス部門ではどうかと言いますと、ビジネスを推進するスピードがとても速いので、案件に応じて抑えなければならないリスクは何なのか、またその許容ラインはどこなのかを常に慎重かつ柔軟に考えています。それと同時にスピード感をもって進めていくことが求められます。ですので絶対失敗しない保守的な判断ラインや、実質的に意味を持たないこだわりによってビジネスを停滞させることがないように心がけるようにしています。

もちろん「攻め」といっても安易に判断してしまうのではなく、公表されたガイドラインや、近時の執行事例など規制当局の考え方、世の中の変化、新聞等で取り上げられる企業不祥事や判例等、さまざまな要素を吸収したうえで、バランス感をもった攻めの判断をしていきたいと思っています。

今後、より強化したい領域はどこですか?

法務コンプライアンス部は、戦略、契約、知的財産、データマーケティング、コンプライアンス、金融ライセンスと6つのチームで構成されています。これらチームが担当している全ての領域がビジネスの成長にとってクリティカルですので、欲張りですが全ての領域を強化したいと思っています。

部門責任者としてメンバーに意識共有していることはどんなことですか?

シンプルですが、仕事を通じて成長して欲しいと考えています。
人生において仕事には多くの時間を割くことになります。昨年より今年(または昨日より今日)の方が、知識だけでなく成果物の質、達成スピード、社内の依頼部署の満足度などが明らかに高まった、と実感できるようになってもらいたいです。スキルアップは、PayPayのビジネスに貢献することはもちろん、メンバー自身の満足度も高めます。マネージャーとしては、そのための後押しをしていきたいと思っています。

PayPayの守りと攻め、求める人材

どういう人にPayPayへ来てほしいですか?

PayPayと全く同じビジネスを行っている企業で法務経験を積んできた人はなかなかいないでしょう。PayPayでは、金融やアプリ業界だけでなくゲーム会社、外資系IT、旅行会社等、さまざまな業種からの企業法務経験者が集まってチームで仕事をしています。金融やアプリの経験があればプラスに捉えますが、そうでなくても新しいことを吸収する柔軟性やチャレンジ精神が旺盛な人でしたら歓迎します。

PayPayの守り領域で求められるスキルは?

第一に会社のビジネスや関連する他部署に高い関心や好奇心を持てること、あとはコミュニケーション力でしょうか。法務コンプライアンスが法律やルールを知っているだけでは、PayPayを守ることはできません。我々の判断は、「法律/規制/ルール」を「事実関係/現実」に当てはめて、はじめて適切なものになります。この「事実関係/現実」は、関係部署と密にコミュニケーションをとって情報を収集、意見交換をすることによってより正確なものとなります。そのため、情報を与えられるのを待っているのではなく、積極的に取りに行くスキル、そして得られた情報を正確に理解するスキルが肝要だと思っています。

応募者へのメッセージをお願いします。

PayPayは、創業から3年でこの分野での圧倒的なリーディングカンパニーに成長しました。これからも成長していきます。新たなFinTechの分野で、未踏の法的問題に頭を悩ますこともあろうかと思いますが、それが刺激でもあり良い経験を積むことができるフィールドだと思います。チャレンジ精神のある方を歓迎します。

執筆:Tadashi Takeuchi / 監修:Yosuke Terada /編集:Keiko (PayPay Inside-Out編集部)
※社員の所属等は、取材当時のものです。