PayPay Inside-Out People and Culture

We are always user first and technology driven: Leaders of PayPay Developers

PayPayグループの様々なリーダー達の想いや考え方にフォーカスするリーダーインタビューシリーズ。今回はご紹介するのは、2022年11月より新しくプロダクト統括本部長に就任されたSamさん。そしてプロダクト本部長のShunさん、Amitさんです。

Sam Fang(サム ファン)

Product統括本部 統括本部長

大学でコンピューターサイエンスを専攻してエンジニアとしてPaytmで活躍。2022年11月よりPayPayに出向し、新しくProduct統括本部長に就任。

森 俊介(もり しゅんすけ)

Product統括本部 Payment Product本部長 兼 Merchant Services Product本部長

日本で生まれ育ち、高校から大学院までアメリカで過ごす。日本とアメリカでエンジニアとしての経験を積み、シリコンバレーで活躍した後、PayPayへ加わる。

Amit Bhasin(アミット ヴァシーヌ)

Product統括本部 Financial Services Product本部長

Paytmでエンジニアとして活躍し、PayPayにてサービスを開始する目的で初めて来日。

みなさんはどのような経緯でPayPayに入社されたのでしょうか?

Product統括本部 統括本部長 Sam Fang

Sam:
Paytmからの出向という形で、2022年11月よりProduct統括本部長としてPayPayに加わりました。
初めて日本に来たのはPayPayの設立前になります。当時SoftBankとYahoo! Japanと私が在籍していたPaytmの3社で集まり日本における新しい市場ニーズへ対応するためには、どんなサービスを提供できるのかを話しあったことを今でもよく覚えています。

Shun:
僕は日本で生まれ育って、高校から大学院までの間をアメリカで過ごしました。その後、日本とアメリカ両国でエンジニアとしての経験を積み、シリコンバレーで働いてから2021年に日本へ帰国しました。未上場のスタートアップからユニコーンまで様々な会社にいました。ずっと外資企業で仕事をしてきたので、自分のこれまでやってきたことをPayPayに融合して、よりおもしろいカルチャーがつくれるのでは?と思い、入社を決めました。

Amit:
私はSamさんと同様、Paytm在籍時にサービス開始する目的で初めて日本にやってきました。当時は正直、日本で生活や仕事をすることは想像していなかったのですが、今振り返ればあの時来日して正解でした。笑

Payment Product本部長 兼 Merchant Services Product本部長 Shun Mori

現在の組織はどのような体制になっていますか?

Sam:
エンジニア組織は、事業をいかに速く進めるかという戦略的な狙いのもと、今年度から3つの部署になりました。Product統括本部の中に、PayPayアプリの決済事業を担うPayment Product本部、加盟店向けアプリ事業を担うMerchant Services Product本部、そして金融サービスを担当するFinancial Services Product本部があります。

Product本部の組織

現時点でのお話にはなりますが、具体的には、主にPayment Product本部では決済事業のコアとなる、PayPayアプリで決済を行うときのQRやバーコード読み込み、クーポン利用周りの開発をしています。Merchant Services Product本部は、加盟店が使用するシステム・アプリを担当しています。そして、Financial Services Product本部では、PayPayアプリにある「あと払い」や「請求書払い」、「資産運用」などの開発を行っています。

Shun:
この体制は決済事業、加盟店事業、金融サービス事業において、プロダクト(エンジニア組織)とビジネスチームが連携し、よりスピーディに決断をすることを可能にしたと思います。

Amit:
また、プロダクトとビジネスチームが連携することで、より効率的にユーザーや加盟店のみなさんに最善な環境をスピード感をもって提供することができるようになったと感じます。

Financial Services Product本部長 Amit Bhasin

PayPayができて4年。これまで多くのチャレンジがあったと思いますが現在3人が感じる課題感はどんなものがあるのでしょうか?

Sam:
私は、プロダクト開発においては拡大、多様化するサービスの「スピード×品質」をいかに確保していくかが最大の課題であると感じています。

PayPayは約4年間で、5,100万人(2022年9月時点)のユーザーを獲得できるまでに急成長してきました。成長の裏には、開発チームで大切にしている「スピード」があります。チームとして密にコミュニケーションを取って連携することで、ユーザーが求めているものをいち早く開発し、これまで提供してきました。

もともと決済サービスとして誕生したPayPayが、今では資産運用や保険、ローンなどの金融系のサービスを提供するなど、ユーザーの生活をより豊かで便利にする「スーパーアプリ」に進化しています。また多くのユーザーの方にとってPayPayの存在が既に社会インフラとして必要なサービスになってきているとも感じています。この大きな役割を全うするためには、開発するプロダクトの”品質”を意識することもとても重要だと考えています。

Shun:
現在エンジニア組織を見ている中で、私が感じているPayPayの良いところは高い品質へのこだわりです。PayPayはスピードと品質が良いバランスにある。普通はどちらか一辺倒になりがちですが、PayPayはそうじゃない。それは、グローバルな経験をしてきているメンバーが、スピード感をけん引している部分にあると思います。PayPayのスピード感に加えて、日本的な高い品質がいいバランスを保っていると感じます。これからNo.1のFintech企業として突き進むPayPayには、さらに高いクオリティとスピードが求められているのは間違いありません。

スピードや質に加えて、Fintechでは金融業界特有の法規制・レギュレーションがあると思います。金融業界特有のルール内で、どれだけPayPayがチャレンジして新しい形を創り上げるのか。これに対する打開策はまだ我々も明確に見つけることはできていません。

Amit:
私はその「スピード×品質」をより良いものに発展させる為に、まだまだ仲間が足りないことが課題の1つであると感じます。User Firstの良いプロダクト開発者たちが必要です。
これは、今まで世界的にも成長企業であれば同様の課題に直面してきている歴史もあるかと思います。そういう意味でも、PayPayはまだ未完成で進化の途中にいるのだと感じます。まずはなるべく早く1000名規模のエンジニア組織を実現させたいです。

Shun:
そうですね。我々にとってのチャレンジは常に「人」だと感じます。優秀な仲間に入社してもらうと同時に、長く一緒に働いてもらうことが重要です。PayPayは幸いにも、チャレンジングで楽しいプロダクトをつくる機会がたくさんあり、キャリア成長できる環境も存分にあると感じています。

ただ、会社がものすごいペースで成長しているので、組織マネジメントや評価の仕方、マネジャー育成などの課題をどう乗り越えるかが目前の課題とチャレンジだと思います。私はそのような様々な課題を「成長企業の成長痛=Growth Pains」と呼んでいます。

これは答えのない世界でもあり、過去に自身が経験したどの企業でも起きたことです。簡単に解決できるソリューションはないこともわかっています。特にPayPayはメンバーもグローバルで多様性があるので、みんなに共通して理解してもらえる文化や組織をどうつくっていくかを日々みんなで話し合っています。

PayPayの目指す姿に必要な人材はどのような人でしょうか?

Sam:
PayPayで活躍できる人材には、3つのことが大事になると思います。
1つ目はオーナーシップです。PayPayには、部署やポジションに関わらず、自ら責任を持って業務に取り組むカルチャーがあります。責任を持って業務に取り組むことで、先ほどお伝えした「スピード×品質」を確保できるところに繋がります。

2つ目が探求心です。PayPayの開発では常にテクノロジーに対する探求心やハングリー精神を持っている方が活躍しています。メンバーのそのような気持ちがあったからこそ、PayPayを急成長させることができたと感じています。日本においては4年前はキャッシュレスが一般的ではありませんでした。PayPayが新しいテクノロジーを使い、ユーザーの価値感に変化を起こしたことによって想定以上の未来がつくられてきたと感じます。

3つ目が、オープンマインドでコミュニケーションを取ること。チームメンバーを信頼して正直な意見を交わすことで課題解決に向けた新しい視点を見つけることができると信じています。

Amit:
プロダクトにはいろんなポジションと役割があるので一概には言えないですが、どんなポジションにも共通しているマインドセットとして、「Willingness to Deliver」。より良いものをユーザーに届けることへの意思と責任感を持っていることだと思います。

もうひとつが技術面の話ですが、PayPayは世界的にみてもかなり高い基準で採用をしています。その理由は高い水準のプロダクトをつくりたいから、ということに尽きます。

どんなポジションでも、プロとしてこの2つを求めるかなと感じます。

Shun:
PayPayのカルチャーにもある、「Be Sincere to be Professional」を大事にしています。

自分がなにをしたいかでなく、プロフェッショナルとして、いかに会社の価値をあげるか、そのために何をすべきなのか。与えられたことだけをするのではなく、あるいは会社からこうしなさいと言われるのを待つのではなく、こうした方が、より価値がでるんじゃないか?と思うことを常に考え、実行できる、そういう人がPayPayの中でたくさん育っていってほしいです。

PayPayをどんな会社にしていきたいですか?

Sam:
PayPayは現在、40を超える国と地域から様々なバックグランドを持ったメンバーが集まっています。異なる考えや感じ方を持っている社員がいるからこそ、様々な視点で物事を見て課題を解決するというPayPayの強みが出来ていると感じています。

日本においてFintechの先頭に立っているPayPayは、今までにない可能性を秘めている場所だとも感じています。ユーザーから支持され社会からもインフラとして必要不可欠な存在のNo.1 Fintech企業を目指していきたいですね。これからの新しいPayPayの世界を一緒に創っていきたいですね。

Shun:
私はまずは日本人として、日本を元気にできる会社にしたいです。

PayPayのユーザーもしあわせになる。
PayPayの加盟店もしあわせになる。
そしてPayPayの社員もしあわせになる。

そしてNo.1 Fintechカンパニーになり、日本のトップレベルのテックカンパニーとしてトップ人材を排出する、そんな会社にしたいですね。

Amit:
私は3つあります。
まずはNo.1 Fintech企業になること。
決済だけでなく、お金をどう運用すればいいのか、どう使えばいいのか、もっとわかりやすく、ユーザーの生活があらゆる意味においてよくなるようにしていきたです。
プロダクトとして目指すことはそこにつきます。

2つ目は組織です。
未来のリーダーを育てられる組織でないといけないし、それができる組織でありたいです。
「PayPalマフィア」の話を知っているかもしれませんが、PayPayから各方面で活躍する人材を育てていけるといいなと思います。

3つめはもう少し個人的な話なのですが、
20年、30年たっても、長期的に市場で活躍する会社でありたい。
日本で生まれた娘が大きくなった時にも、先頭でがんばっているのがPayPayでありたい。そして娘が僕の歩んできたことを誇りに思ってもらえるように、しっかりがんばりたいです。

協力:Sam Fang, Shun Mori, Amit Bhasin / 企画:Danata / 編集:PayPay Inside-Out編集部 / 撮影:Tak
※社員の所属等は、取材当時のものです。