2018年にサービスを開始し、日本でユーザー数5,700万人というスマホユーザーの2人に1人が使用するモバイル決済サービスに成長したPayPay。現在約50の国と地域から多様なエンジニアが集まって構成されています。
Pay2 Dev Speaksシリーズでは、2022年10月にスタートしたPayPay初の海外開発拠点であるPay2 Development Center(以下、Pay2DC)の個性豊かなメンバーたちの声を通して、インド拠点の今をお伝えしていきます。
今回は、バックエンドエンジニアのEklavyaに話を聞きました。

Eklavya
Pay2 Development Center
Backend Engineer
こんにちは、Eklavyaです!Pay2DCで最初のバックエンドエンジニアとして、2023年1月に入社しました。Pay2DCはチームワークが良く、学びの多い環境なので、日々成長を楽しんでいます。
入社のきっかけ
探して求めていたのは、イノベーティブな環境と社会貢献度の高いサービス
人々の生活を豊かにするようなプロダクトを開発したいという思いがあったので、決済やフィンテック領域で働くことに前から興味がありました。たくさんの人が使っていて、 安全で信頼性が高くスケーラブルな決済システムの設計や構築に携わることは、バックエンド エンジニアとしてやりがいのある仕事ですからね。
いくつかの企業を深く調べる中で、Pay2DCを見つけました。PayPayは日本を代表する決済アプリでフィンテック分野のリーダーであることを知り、最先端の技術とベストプラクティスを使って、優れた製品とサービスを提供しているPayPayの取り組みにはとても興味が湧きました!イノベーションとテクノロジーに情熱を捧げるプロフェッショナルなエンジニアと一緒に働くチャンスに心惹かれたんです。
エンジニアとして自分の可能性を探りたいと思っていたので、PayPayこそ自分が求めていた環境だと確信しました。

PayPayで働く魅力
常に最新の技術に触れられ、チャレンジしやすい環境
PayPayの高品質な製品やサービスを開発できることは、エンジニアとして素晴らしい経験です。技術的にも人間的にも成長することができています。
働いていて特に魅力に感じているのは、イノベーションと新しい技術の学習が重視されている点ですね。常に新しい技術やツール、開発手法に触れることができるので、スキルを高められますし、最新の動向をキャッチアップできるのはエンジニアとしてうれしいポイントです。
カルチャーの面でも、チームワークや協調性、自己成長を大切にしているチームなので、とてもチャレンジがしやすく、知識と経験をどんどん増やしていけると感じています。
チームワークとコミュニケーション
フラットなコミュニケーションと協力的なカルチャーが魅力
上下関係をあまり気にすることなく、とてもフラットな関係を築けています。お互いに歩み寄って、何でも話し合えますし、自由にアイデアを提案できる環境です。
みんな出社しているので、予定をブロックしなくてもコミュニケーションが取れるのがいいですね。コードレビューもすぐにできますし、何かあればホワイトボードの前に集まってすぐにセッションすることもできます。在宅勤務にももちろんメリットはありますが、新しい仲間と働く時は、拠点で一緒に働いた方が短期間で多くのことを吸収できるのでメリットが大きいですね。

ランチをみんなで一緒に食べたり、祝祭のイベントや誕生会を開いたりと、楽しいイベントも開催しています!先日も、日本から出張で来ていたメンバーのさよならパーティーを開きました。このような時間を共に過ごせているのもあって、チームの雰囲気もとてもいいです。
Pay2DC内だけでなく、日本の開発チームとのコミュニケーションも円滑です。Slackなどでの会話でも、みんなリアクションが速くとても協力的です。時差も3.5時間とそれほど大きくありませんし、日本のメンバーもこちらの就業時間を配慮してくれているので気になりません。
拠点責任者のMuneさんが最初のオンボーディングで、Pay2DCはいわゆるオフショア開発拠点ではなく、日本の開発チームの水平展開だと話してくれましたが、まさにその通りだと感じています。

チームの現況と今後の展望
ユーザーからも社内からも信頼されるプロダクトを提供し、よりチャレンジングなプロジェクトに挑戦
最初の大きなプロジェクトが少し前にひと段落したところです!大変なことは沢山ありましたが、他のチームから協力を得てチーム全員でやり遂げることができました。厳しい納期に直面していましたが、小さなマイルストーンに分けて進捗状況を確かめながら進められたので、タイムラインより少し早めに完了することができました。
私が最もこだわったのは、徹底的にテストを行うことですね。PayPayは機密性の高い情報を多く扱うサービスですし、何よりユーザーの信頼が第一なので、あらゆる状況をテストできるようなシナリオを作成しました。それぞれがオーナーシップを持ちながらお互いをサポートし合って、チームワークを発揮して進められたと思います。

今後もバックエンドエンジニアとして、コードの最適化に取り組んで、サービスのパフォーマンスの改善に貢献していきたいと思っています。また、新しいチームなので開発プロセスの改善にも積極的に取り組みたいです。チームと協力しながら、改善点を特定して、生産性の向上につなげていきたいですね。
チームとしても、経営陣や他のチームからも信頼されるチームになっていきたいと思っています。難しいプロジェクトでも私たちに任せれば大丈夫だと安心してもらえる存在になって、よりチャレンジングなプロジェクトにも加わっていきたいです。
そのために個人としても、私自身が入社時にしてもらったように、新たに入ったメンバーが早くPay2DCに慣れるようにサポートしていきたいですし、どんどん難易度の高いタスクに取り組んでもらえるようにフォローしていきます!

インドの開発者へメッセージ
メンバーとの距離が近い環境で、一緒に成長を楽しもう!
入社した時は、メンバーのこともPayPayのサービスのことも全く知らないところからのスタートでしたが、メンターが丁寧にサポートしてくれました。日本語のネイティブでないことに不安を感じていましたが、杞憂に終わりましたね。オンボーディングのおかげでプロダクトの理解もスムーズで、実務で戸惑うこともほとんどありませんでした。立ち上げたばかりのチームに加わることは特別な経験になりますし、私も参加できて本当に良かったと思っています!
Pay2DCは、新しいことに挑戦したい人、成長意欲の高い人にピッタリの環境です。今いるメンバーもみな勤勉で、チャレンジ精神が旺盛な人ばかりです。Core Philosophy(組織運営ポリシー)の通り、横断的な協力体制を組んで大規模なプロジェクトに取り組むことができるので、成長の機会も多いです。ぜひ私たちと一緒に、成長を楽しみましょう!
協力:Eklavya / 執筆・編集:Moe
※社員の所属等は、取材当時のものです。