PayPayグループで働く圧倒的プロフェッショナルに迫るプロフェッショナルシリーズ。
今回は、PayPayカードのインフラ基盤を支える堤さんにインタビュー。業務内容ややりがいなどについて伺いました。
堤 俊元(つつみ としゆき)
PayPayカード株式会社 テクノロジー統括本部 システム本部 情報システム部 CCoE2グループ マネージャー
大学でネットワーク工学を学び、新卒で通信インフラ業界に就職。通信設備の構築、運用保守、業務改善などに5年間携わる。2019年、PayPayカードの前身であるワイジェイカードに入社。
AWS導入の大型プロジェクトに参画
PayPayカードに入社した背景や決め手を教えてください
前職は通信インフラ業界で、通信設備の構築や運用保守、業務改善などに携わっていましたが、よりユーザーに近い環境で働きたいと思うようになったことが転職のきっかけです。ユーザーに対して直接サービスを提供する会社で、自分の仕事が多くの方に役立っている実感を得ながら、ユーザー視点の開発につなげたいと思っていました。
PayPayカードなら、キャッシュレス化が進む中で多くのユーザーの生活に貢献できますし、いつかは地元の九州に戻って働きたいと考えていた私にピッタリの環境だったんです。
現在の業務内容やミッションを教えてください
CCoEグループはPayPayカードのインフラ環境の運用と構築を担う部署で、オンプレミスとクラウドの両方を扱っています。
私個人は、直近2年ほど基幹システム刷新のプロジェクトにインフラチームの一員として加わり、AWS上でのシステム構築に携わってきました。このプロジェクトは、基幹システムをメインフレームからオープンシステムへ移行すると同時に、プラットフォームもオンプレミスからクラウドに変更するもので、インフラエンジニアだけでも2、30人が関わる大プロジェクトです。4月に無事カットオーバーをすることができ、今は運用フェーズに入っています。
特にチャレンジングだったことは?
私自身パブリッククラウドにシステム構築を行うのは今回のプロジェクトが初めてで、知識を習得するところからのスタートでした。実際に触ってみながら一歩一歩進んでいくのは、難しくもあり面白くもありましたね。
今現在もノウハウを蓄積していっているフェーズなので、AWSの知識を持つ人にタスクが偏りがちな点がチームとしても課題だと感じています。チーム内で情報を共有し合って、新機能を導入してみたりとチャレンジを続けています!

多くのユーザーに貢献している実感がモチベーション
モチベーションはどんなところにありますか?
入社動機にもつながりますが、自分が手を動かして構築したシステムが、多くのユーザーの豊かな生活に貢献していると実感しながら働けることです。また、オンプレミスとクラウドの両方に携われることや、金融サービスとして求められる安定稼働を担保しながら新しい技術にも挑戦できることも大きなやりがいになっています。
業務の中で大切にしていることは何ですか?
周囲とのコミュニケーションを大切にしながら物事を進めていくことです。また、与えられた仕事をやっていくだけではなく、自ら課題を見つけて解決しにいくことを意識しています。特に仕事に慣れてからは、そういった主体的な動きを求められることが多いと思います。
PayPay 5 sensesでいうと、「Communication is necessary, Ego is not welcome」と「Be Sincere To be Professional」の2つには特に共感しますね。
現状の課題を解決したり改善していくには、新しいスキルや知識のキャッチアップが欠かせません。日本全国で使われている社会インフラともいえるサービスを支えるエンジニアとして、常に新しい技術を身に付け、腕を磨いてユーザーに貢献していきたいです。メンバーにも日々の業務だけでなく、中長期的なエンジニアとしてのスキルアップを常に意識してほしいと思っています。
チームの雰囲気やチームメンバーについて教えてください
みんなとても気さくで、気持ちの良いコミュニケーションが取れる方が集まっています。何かあれば気兼ねなく相談できるのでとても助かりますね。現在、東京と福岡の2拠点に分かれており、直接会ったことのないメンバーもいるのですが、SlackやZoomでコミュニケーションが取れるので、距離を意識することもなく業務を進められています。
業務の中でのコミュニケーションについて、意識していることはありますか?
テキストでのコミュニケーションが多いので、より感情が伝わるように文章を工夫していますね。リモートワークでもオフィスにいる時と変わらず、チームワークを常に意識してフランクな会話ができる環境作りに気をつけています。
特に入社したての方は、最初は経験のある先輩と一緒に案件を進めて、質問や相談の時間を定期的に設けながら、ステップを踏んでキャッチアップしていただいています。また、毎日の朝会の中でも業務についての課題共有や相談をしているので、チームメンバー間でのコミュニケーションも活発です。

クラウドの利点をいかした運用環境へ
今後、成し遂げたいことや目標を教えてください
チームとして、クラウドのメリットを享受できるようなシステムや運用へと変革させていきたいと思っています。マネージドサービスを活用するなど、クラウドの良さをいかすことで、開発・運用負荷を軽減し、ユーザーにより良いサービスを提供できる環境を整えていきたいです。
最後に、読者にメッセージをお願いします!
PayPayカードはスピードをもって成長し続けている環境ですので、自ら考えて、自走できる人材にピッタリです。先輩や上司を含めて気軽に会話できる環境が整っていますし、わからないことや困ったことがあった時のサポートも充実しています。
やりたいことがあれば自由に提案できるので、主体的に動きたい方やAWSをはじめとするクラウドに挑戦したい方とぜひ一緒に働きたいですね!


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※募集状況、社員の所属等は取材当時のものです。