Design Chit-Chatについて
今やユーザー数5,800万人というスマホユーザーの2人に1人が使用するモバイル決済サービスに成長したPayPay。そのモノづくりを語る上で欠かすことのできないのが、世界約50の国と地域から集まった個性豊かなプロダクトメンバーたちの存在です。グローバルレベルの技術スキルを持つメンバーが集結し、互いの考え方の「違う部分」や「共通部分」を一人ひとり、ひとつずつ理解していく過程で、これまでになかった考え方やアプローチ、アウトプットを生み出すことができるチームに変わってきました。
Design Chit-Chatでは、そうしたPayPay デザインチームの姿やものづくりの雰囲気を、できるだけダイレクトにお伝えできるよう、メンバーの声をシリーズでお届けします。
今回はプロダクト本部 デザイン部Payment & Mini-Appチームのみなさんに話を伺いました!

Jonathan
Manager
カナダ出身。シリコンバレーのスタートアップでデザイナーとして働いた後、来日しフィンテック企業やグローバル企業で経験を積む。さまざまなバックグラウンドを持つPayPayのカルチャーに興味を持ち、2022年7月PayPayに入社。

Angelia
インドネシア出身。大学留学で2013年に来日し、卒業後は日本のフィンテック企業や動画配信企業で働く。国際色豊かで成長の機会も多いPayPayに惹かれ、2022年5月に入社。

Lu
中国・北京出身。アメリカの大学院を卒業し、1年インターンとして働いた後、デザイナーの道へ。スタートアップ企業でアプリやWebデザインの経験を積んだ後、来日。2023年5月PayPayに入社。

Sunyoung
韓国・ソウル出身。eコマースやエンタメ、フィンテック業界などで経験を積む。多様性が尊重される環境に魅力を感じ、PayPayに入社。ロジスティクス関連の企業に勤めた後、2023年7月に復職。
Payment & Mini-Appチームのミッションは?

Jonathan :
Payment & Mini-Appチームのミッションは、QR決済関連の各機能に関して、より良いユーザー体験やわかりやすいデザインを提供することです。例えば、支払方法の選択やアカウント連携などの画面も私たちが担当しています。あわせて、ミニアプリに関してサードパーティ向けのデザインガイドラインを作成する役割も担っています。
個々の役割や課題について教えてください。
Jonathan :
Payment & mini Appチームは独立したばかりの新しいチームなので、マネージャーとしてどうすればメンバーが働きやすいか、プロジェクトを進めやすいかを考えながらチームを構築している最中です。課題としては、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが集まる中で、コミュニケーションの仕方にも違いがあるので、みんなとスムーズにコミュニケーションをとることは難しいなと感じています。職域が違う場合にはコンフリクトが起こったり、ミスコミュニケーションが発生することもあるのでなおさらですね。
Angelia :
私は主にmini App担当ですが、最近はPayment関連のデザインも行っています。自治体の方々に関わるプロジェクトも受け持っているので、外部とのコミュニケーションに課題を感じています。会社ごとに文化も違いますし、確認をとるのに時間がかかったりすることもあるので難しいですね。私の場合は、できるだけストレートに伝えるようにしています。

Lu :
私は新しいプロジェクトに取り組んでいます。まだ内容はお話できませんが、プロジェクトの背景やビジネス側の意図をしっかり理解して、スムーズなコミュニケーションができるように意識しながら進めています。
Sunyong :
私がアサインされているのは、携帯電話の電話番号を変更した際のPayPayアカウントの引継ぎをスムーズにするためのプロジェクトです。私は1年前に一度退職をして数日前に復職したところなのですが、このプロジェクトの第一フェーズ、第二フェーズにも携わっていたんです。今回の第三フェーズではさらに使いやすくするために、UXの改善を行っています。

チームの課題は何ですか?
Jonathan :
まだまだ現金文化が残る日本のユーザーに、どうすればもっと決済機能を活用してもらえるかが最大の課題です。特に、テクノロジーに慣れてない方々にも使ってもらえるようにしたいと考えています。
そのためには、まずマーケットを理解するためのリサーチが重要になってくるので、Anさんにはリサーチのワーキンググループに加わってもらうなど、チームとしても力を注いでいます。
An :
リサーチには、データから分析する方法と対面のユーザーインタビューがありますが、これまでPayPayではスピード感を持って機能をリリースすることにフォーカスしており、ユーザーインタビューに多くの時間を使えていませんでした。2ヶ月ほど前に本人確認に関する対面インタビューを実施できたのはとても良い機会でした。今後もユーザーの行動を観察しながら決済に関するインタビューができるとうれしいですね。
チームのカルチャーについて教えてください!
An :
とてもフレンドリーなチームです。悩みや不満があった時も1人で溜め込むことなく、なんでも相談できるのでありがたいです。
Lu :
誰とでも意見やアイデアを言い合える、フラットなチームです!チームをリードするJonathanはメンバーが声を上げやすい環境を作ってくれているので、このチームでは自分の意見を述べることを躊躇う必要がありません。

Sunyong :
復職したばかりですが、フラットで面白い人ばかりなのですぐに馴染めましたね。
Jonathan :
みんなにそう言ってもらえるとうれしいですね。意見も悩みも不満も、なんでも話せるチームにしたいと考えているので、このままフラットな文化を築いていきたいですね。
今後チャレンジしたいことは?
Jonathan :
ミッションにもつながりますが、PayPayの決済機能を利用してる方々により良いユーザー体験を届けていきたいです。そのために、リサーチやデータ活用の文化をさらに広げていこうと思っています。
An :
PayPayを、日常生活のあらゆることに対応できるスーパーアプリにしていきたいです。その中で、セキュリティ面やパートナーのニーズ、そしてユーザーエクスペリエンスを損なうことなく実現できるデザインを追い求めていきたいと思っています。
Lu :
日本はまだまだキャッシュレスを広げていける余地がありますし、そうすることで生活はより良くなっていくものだと思っています。常にユーザーの側に立って、着実に前進していきたいですね。

読者へメッセージをお願いします!
Lu :
PayPayにはさまざまなバックグラウンドを持ったデザイナーが集まっています。それぞれの視点から有益で実用的なフィードバックをくれるので、とても勉強になりますし、それぞれがユニークなストーリーを持っているので、おしゃべりをするのも楽しいです!常にオープンマインドでいることを思い出させてくれる仲間はPayPayで働く大きな魅力の1つです。
Jonathan :
PayPayは非常に多文化で、オープンな環境です。チャレンジングな問題に取り組むのが好きな方や、頭を柔軟に使うのが好きな方、コラボレーションが好きな方なら、きっと楽しめると思いますよ!
Sunyoung :
PayPayは、様々なバックグラウンドを持つメンバーと働きながら楽しむことができるナンバーワンの会社だと思います。PayPayでお待ちしています!

※募集状況、社員の所属等は取材当時のものです。