PayPay Inside-Out People and Culture

LIFE IN JAPAN vol.6 – From Egypt

2023.10.25

LIFE IN JAPANシリーズでは、50の国と地域から日本に移住してPayPayで活躍する社員のライフスタイルを紹介します。
今回は、エジプトから来たAwad Khaledさんに、PayPay入社のきっかけや会社の雰囲気、文化圏の違う国で自分らしく暮らす秘訣について話を聞きました!

Awad Khaled(アワド・ハレド)

Product統括本部Technology Platform & Core Components本部Payout

こんにちは!エジプトのアレクサンドリアという都市出身のハレドです。
エジプトでコンピューターエンジニアリングの学士号を取得し、ソフトウェアエンジニアとして働いた後、米国企業のクラウドエンジニアとしての経験を経て2021年PayPayに入社しました。日本へは2022年7月に移住しています。
PayPayでは、複雑なシステムを通じて毎日の加盟店のPayPayアカウントから銀行口座への振り込みについて責任を負うPayoutチームのバックエンドエンジニアを担当しています。
仕事ではチーム内で挑戦的で興味深いプロジェクトに取り組みつつ、プライベートでは日本の美しさを日々発見し、日本での生活、そしてハイキングなどを楽しんでいます。

日本に興味を持ったきっかけは?

中東では「日本からのアイデア(Ideas from Japan)」という、ナビゲーターが日本中のリアルを紹介する有名なシリーズがあります。
その中では「(道路の)黄色の線ってどんな意味?」「学校の清掃時間」など、中東での普段の生活では想像できないような事が紹介されていました。そのシリーズから、日本のカルチャーやその素晴らしさを知りました。
日本では当たり前のことだとは思いますが、私にとってはすごく斬新で(笑)。それが興味を持ったきっかけです。

日本に来る前は、米国企業でクラウドエンジニアとして働いていました

PayPayに応募した理由は?

人々の生活に影響力のある企業で働きたかったのが一番の理由です。様々なリサーチを行った上で、自分の希望が叶えられるプロダクトをフィンテック領域で探したとき、世界中の6~7社の中からPayPayを見つけました。

採用通知をもらい、初めて日本を訪れた時、自分の周囲で1分間に5、6回ほど「PayPay」の取引音を聞いた時の感動は今でも忘れることはできません。それだけ影響力のある仕事につける。これは楽しみだという気持ちしかなかったですね。

来日前に、不安だったことはありますか?乗り越えた方法は?

私にとっての一番の不安は言語でした。そして、二番目は生活スタイルに馴染めるのかという部分でした。
具体的には、日本語が全くわからない自分にとって、英語だけで生活できるのか。宗教的観点から食べられないものがある自分が日本で暮らしていけるのかという点です。

日本には中東出身者も本当に少ない。そんな中で、抱えていた不安を解消できたのは、同郷のコミュニティエリアを見つけ、そこで日本での生活がスタートできたことです。

実際の日本での暮らしはどうですか?

言語面がとても不安でしたが、日本のみなさんはとても親切で、お互い完璧に通じ合えなくても、私の伝えたいという姿勢に対して、どうにか理解し合おうとしてくれます。

また、日本に来てからは、日本列島の北は青森までいろんな場所を訪れています。 東京のような都市部だけでなく、ゆったりとした郊外など訪れるべき場所がたくさんあります。新たな一面など発見が多いです。

神津島(東京都神津島村)を訪れたときの写真、圧巻の景色に心が躍りました。お気に入りの場所です
湯沢での写真。日本には美しい自然がとても多いです

そして、食事面に関して、実は…私の朝食時間は午後1時で、日本のみなさんが夜ご飯を食べる時間7時頃が実はお昼ご飯を作る時間帯なんです。夜ご飯は夜の11時頃に食べています。他の方とは異なるスケジュールかもしれません(笑)。自分のライフスタイルにあわせて働く、そんな生活もPayPayでは可能です。

カルチャーショックなどあれば教えてください。

訪日して一番のカルチャーショックは、1人で食事する人を見たことです。中東では、1人で食事をすることはありません。友人や家族と一緒に会話を楽しみながら食事をします。 食事する時の最少人数は2名なんです。人と一緒に食事をするのが当たり前の私にとっては、とても斬新な光景でした。

イード・アル=フィトル(お祭)をPayPayの同僚とともにお祝いしました

日本での生活で、これからチャレンジしたいことは?

PayPayでは、日本語もしくは英語で仕事ができることを条件としているので、チームとのコミュニケーションに苦労することはありません。ですが、やはりプライベート、例えばスーパーマーケットでの買い物など日本語ができると便利なんですよね。

日本に住んで、1年と少し経過しました。「こんにちは」「ありがとう」など簡単な日本語を話すことはできますが、いま日本語をもっと上達させたいと感じています。やっぱり、道端で行きたいところを質問したり、ほんの些細な会話も日本語で話せるようになりたい。なので、いまはオンラインアプリや日本語講座などを活用して日本語を勉強しています。

PayPayで働いてみて、どうですか?

海外出身で他の日本企業で働く友人たちは、職場での雰囲気について様々な意見があるようです。一方で、私自身PayPayで働いていて、過去に米国企業で働いていた時の働き方とあまり差を感じていません。

同じテーブルを囲むときには、4、5の異なる国籍の同僚が座っていて、英語で会話しますし、言語的なプレッシャーも感じない。そして、海外からきた私のような存在であっても、PayPayならではの国際的な企業文化のおかげで馴染んで仕事することができる。PayPayはそんな職場です。

同僚たちとともに、社内Hackathonに参加した時の写真

日本に来てPayPayで働きたいという方に一言お願いします!

言語、文化など不安なことが多々あるかと思います。
来日前、私もそうでした。ですが、訪日してみると、食事面、カルチャー面、美しい自然、たくさんの魅力だらけでした。
人々はとても親切で、日本での生活やPayPayでの仕事はさまざまな場面であなたを驚かせてくれるはずです。

次回は…
ブラジルから来たメンバーのインタビューを公開予定です。お楽しみに!

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※募集状況、社員の所属等は取材当時のものです。