ワクワクするような決済体験を!「PayPayスクラッチくじ」誕生の裏側

2024.05.14

PayPayグループのビッグプロジェクトの舞台裏に迫るProject Storyシリーズ。
このシリーズでは、実現された重要なプロジェクトに焦点を当て、その裏にあった困難やこだわりなどのリアルなストーリーを、担当者へのインタビューを通じてお届けいたします。
今回は、PayPayスクラッチくじの企画に携わったメンバーにお話いただきました!


倉田 ありさ(くらた ありさ)

Product統括本部 Payment Product本部 プロダクト部 Core App & Growth

Softbank Roboticsで海外展開のプロジェクトマネージャーを経験し、2021年10月にPayPayに入社。PMO部でプロジェクトマネージャーを務めた後、2023年5月から現在のCore App & Growthチームへ。


瀬古 晋一(せこ しんいち)

事業推進統括本部 マーケティング企画本部 マーケティング企画部 キャンペーン企画

前職は、ソフトバンクで携帯電話の料金プランや新サービスの企画を担当。2019年1月PayPayに入社。グループ会社とのシナジー施策を担当し、2023年4月よりキャンペーン企画チームに異動。


田辺 美貴(たなべ みき)

事業推進統括本部 マーケティング企画本部 マーケティング企画部 キャンペーン企画

建設業界での施工事務や、人材業界での運用管理・業務改善、EC業界でのマーケティング担当を経て、2021年1月PayPayに入社し、キャンペーン推進を担当。1年間の産休・育休後、2023年12月に復職。

一人の発信から、新しいキャンペーンが誕生!

まずは、それぞれの業務内容について教えてください

倉田:
私はプロダクトマネージャーとして、今回のPayPayスクラッチくじの案件の他、ホーム画面のリデザインも担当しています。
今回のプロジェクトでは、マーケティング側へのスクラッチくじ企画の提案、UI/UXフローの構築、詳細な仕様の決定、開発からテストを経てリリースするまでの一連の進行を行いました。

瀬古:
私はキャンペーン企画の中でもグループシナジー推進担当として、グループ会社のサービスユーザー向けのキャンペーンの実施や、ユーザーインセンティブとしてのPayPayへの導入、超PayPay祭の運営などを担当しています。
本プロジェクトでは、私と田辺さんの2名が参画し、私はコストの試算や経営会議用の企画資料作成など、大枠の企画部分を担当しました。

田辺:
私は主に、自治体キャンペーンやPayPayジャンボ、超PayPay祭などの推進を担当しています。1年間の産休を経て、2023年11月に復職したためプロジェクトの途中からの参加となったのですが、加盟店周知や、ユーザーへの告知などを担当しました。

みなさんは「PayPayスクラッチくじ」キャンペーンの誕生に携わったということですが、本プロジェクトの概要を教えてください

倉田:
PayPayスクラッチくじは、PayPay決済時に配布されるスクラッチくじを削って当選するとポイントが付与される、新たなキャンペーンです。今回のプロジェクトでは、スクラッチくじに必要な機能の追加からキャンペーンの実施までを行いました。
このプロジェクトは通常のマーケティング側主導でのキックではなく、2022年の夏頃に私が企画書を作って提案したことから始まりました。当時、私はPMOとして比較的小規模なプロジェクトを担当しており、大きなプロジェクトを動かしてみたいという思いから、上司やシニアPMに相談の上、新しい企画としてスクラッチくじを提案したんです。
ヒントとしては、インドのPaytmで実施されている内容などを参考に、単発のキャンペーンを想定して提案したところ、マーケティング側に刺さり、「PayPayジャンボの代わりにしよう!」という話になりました。

瀬古:
これまでもキャンペーンに関してプロダクト側からのアドバイスはあったものの、新たな仕組みの提案からはじまるというのは珍しいケースでしたね。マーケティング側としても、新たなキャンペーンの型を模索していましたし、ユーザー自身に参加してもらって楽しんでもらえるような仕掛けを求めていたんです。だからこのような提案をもらい、即プロジェクトを推進することになりました。

倉田:
新しい仕組みなので、いきなり全体キャンペーンで導入するのではなく、2023年9月にまずは特定加盟店での個別キャンペーンで導入しました。その後、2024年2月から全ユーザー、全加盟店対象のキャンペーンを実施する流れで進めました。

1日あたりの決済回数も記録更新!さらなるステップへ

プロジェクトを振り返って、いかがですか?

倉田:
これほど大きなプロジェクトに携わるのも初めてでしたし、キャンペーンは小さなミスも大事故につながるので緊張の連続でした!特に仕様決めは難しく、テックチームと綿密なやりとりを重ねる中でテクニカル面での学びも多くありました。
また、多くのステークホルダーとの連携において、特に母語の異なる関係者とのコミュニケーションにも配慮しました。プロダクト本部は多国籍なメンバーが多く、伝えたい内容とは異なる伝わり方をしていたこともあったので、今後は定期的に認識を合わせる機会を設けたり、多言語仕様書も用意したりと、改善していきたいです。

田辺:
私にとって復職して最初のプロジェクトだったので、「ママ友以外と話すのってこんなに大変だっけ…」と思いながら、頭の中をチューニングするところからのスタートでした(笑)。コミュニケーションを通じて多くの気づきがありました。これまで日本語を母語としないメンバーと話す機会も少なかったので、試行錯誤しながら最善な形で進められたのは勉強になりました。

瀬古:
本プロジェクトはマーケティング部内で完結するプロジェクトではなく、プロダクトチームと一緒に進めたこともあり、これまでは気づけなかった視点の発見もありました。ユーザーファーストの姿勢は大きな学びになりました。

特に大変だったのはどんなことですか?

倉田:
バグの発生は当初予想はしていましたが、Beta test時、想定以上のバグや問題が発生したことです。ローンチまで日がない中で、一つずつ課題を潰していっている時は本当にヒヤヒヤしました。「まだ大丈夫!」と自分に言い聞かせていたのですが、内心では結構パニックになっていました(笑)。皆さんの協力のおかげで、無事スケジュール通りにリリースできて本当に良かったです。

田辺:
あの時は「本気で間に合わない!」と何度も思いましたよね。倉田さんと毎日チャットで会話をして、「気づいたのが今で良かったよね。あと2週間、なんとか乗り切ろう!」と励まし合えたのは大きかったです。何度も何度も質問をして申し訳なかったのですが、倉田さんがいてくれたから何とか乗り越えられたと思っています!

キャンペーンの反響と、今後のプロジェクトの動きについて教えてください。

瀬古:
キャンペーン開始後、1日あたりの決済回数や取引総額の最高記録をたびたび更新するなど、非常に好調です。決済ユーザー数も想定の倍のスピードで増加しています。その要因としては、PayPayジャンボと比較してポイント還元の認知が1.2~1.3倍ほど増加していることがあげられます。従来のキャンペーンでは決済後、自動で抽選されるため特典に気づかなかったユーザーが、スクラッチで特典に気づき、お得さを実感することで次の利用につながっているのではないかと考えています。(2024年4月15日にサービス終了)
また今回のキャンペーンでは、ユーザーの能動的なアクションを挟むことでポイントが付く喜びやPayPayを使う楽しさを感じてもらいたいと考えていましたので、満足度の向上についても注視しているところです。

倉田:
今後は、決済以外でもスクラッチカードを配布できるようにして、面白いキャンペーンだとユーザーに感じてもらえるようにしたいです。

田辺:
おトクなだけでなく、PayPayって面白い!と思えるような体験を今後も届けていきたいですね。

失敗を恐れず、チャレンジする人が輝ける場所

皆さんが仕事をする上で大切にしていることはありますか?

倉田:
PayPay 5 sensesでいうと、”SPEED is our bet on the market”です。今回のプロジェクトでも、スピード感を持ってさまざまな課題や追加リクエストに対応することができたからこそ、キャンペーンを届けられたと思っています。

瀬古:
”SPEED is our bet on the market”と”Be Sincere To be Professional”です。スピード感を保ちながらも良いものを提供するために妥協しない姿勢が、今回のスクラッチくじにも表れていると思います!

田辺:
私はコミュニケーションを大切にしているので、”Ego is not welcome, Communication is necessary”です。リモート環境ではありますが、雑談を含めて周りの方とよくコミュニケーションをとってその人の人となりを知りながら、その方に合わせたコミュニケーションを取るように気を付けています。

PayPayでの働きがいはどのようなところにあると思いますか?

倉田:
街に出れば、PayPayのサービスが使われているところを目にしますし、ユーザーたちのリアクションを直接自分の目で見られることが大きなやりがいです。また、このプロジェクトのように、自分のやりたいことを発信できて形にできるところも、PayPayでの働きがいだと感じています。

瀬古:
自分自身の仕事が会社の成長に直結するだけでなく、街中やSNS等でも、企画した案件の反響を感じられるところです。

田辺:
大きなキャンペーンを扱っているので、街でも目にしますし、経営指標にも直結するダイナミックさがあります。この仕事ならではですし、PayPayならではだと思いますね。

今後の目標やビジョンを聞かせてください!

倉田:
スクラッチくじに関しては、Day 2以降は他のメンバーにバトンタッチするのですが、活用シーンを増やして、さらにユーザーに楽しんでもらえるキャンペーンへと進化することを期待しています!私自身は、ホーム画面のリニューアルというまた大きなプロジェクトを控えているので、今回の気づきをいかしてより良いプロジェクト進行を目指します!

瀬古:
PayPayスクラッチくじはDay1を迎えたところで、まだまだ完成ではないので、よりユーザーが楽しめる機能や環境を整えていきます。PayPayの目玉企画の一つとして認識され、ユーザーに愛されるキャンペーンに育てたいですね。

田辺:
スクラッチくじの機能を改善し、よりユーザーが楽しめる環境を整えてていきたいです。個人の目標としては、周りから「新しいことをやる時は田辺に声かけてみよう!」と思えるような人材になることです!

最後に、読者へのメッセージをお願いします

倉田:
PayPayは、「こうしたい!」という自分の思いを実現でき、柔軟に受け入れてくれる会社です。私もまだ駆け出しのプロダクトマネージャーで、こんなに大規模なキャンペーンを0から作れるのか自信がなかったのですが、乗り越えて成長を実感することができました。
ずっと学びがある環境なので、成長したい方や、チャレンジ精神を持つ方にはピッタリだと思います。

瀬古:
PayPayで活躍できるのは、失敗を恐れずにどんどんチャレンジしていく人です。私もこれまでチャレンジして失敗したこともありますが、たとえ失敗したとしても、「なぜ失敗したのか」より「どうすれば失敗しなかったのか」にフォーカスする環境ですし、次のチャレンジの機会も与えてもらってきました。自分で改善し、成長していける方には飛躍の場になると思います。

田辺:
私は子育てと両立しながら、時短勤務で働いていますが、時間の制約があっても「やりたい」「挑戦したい」という思いを尊重してもらえて、やりがいと責任のある仕事を任せてもらっています。周りの方もフォローしてくれる素晴らしい環境です。
変化のスピードが早いので変化を楽しめる方や、ローンチ前で忙しい時でもゴールに向かって頑張れる方なら活躍できると思います!やりがいと成長を求める方はぜひご一緒しましょう!

※募集状況、社員の所属等は取材当時のものです。

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