全社の状況を常に把握し、経営陣に「気づき」を与える。PayPayのかじ取りを担う経営企画部

2024.11.18

PayPayグループで働く圧倒的プロフェッショナルに迫るプロフェッショナルシリーズ。
今回は、経営戦略本部 経営企画2部 部長の浅水さんに、PayPayにおける経営企画部の役割や印象的な取り組み、業務で大切にしていることなどを伺いました。

浅水 太一 (あさみず たいち)

経営戦略統括本部 経営戦略本部 経営企画2部 部長

大学卒業後、大手総合コンサルティングファームに新卒入社。戦略策定・中期計画作成から実行支援に至るまでの一貫した支援業務に従事。通販会社での経営企画を経て、2021年7月にPayPay入社。現在は経営企画2部にて、決済・加盟店・金融3事業におけるKPI・損益計画策定や予実管理、データ分析といったFP&A業務を中心に担当している。

経営参謀として会社全体を横断的に見渡し、現場と経営陣をつなぐ架け橋になる

今までのキャリアとPayPay入社までの経緯を教えてください

幅広く色々な業種・業態の企業を見てみたいと思い、新卒でコンサルティングファームに入社し、様々な経営課題に向き合ってきました。クライアント企業の経営支援を通じて成長できましたが、次第に当事者として事業を動かしてみたいと思いはじめ、事業会社でのチャレンジを決意しました。

PayPayを選んだのは、過去の経験を活かし、優秀なリーダーたちのもとで参謀として共に事業を拡大できると感じたからです。自分自身もユーザーとしてPayPayを利用していたので愛着がありますし、経営企画という職種なら、経営層の間近で経営のかじ取りに参画できる。ベンチャー精神とスピード感にあふれるPayPayで世の中にインパクトを与える大きなチャレンジをしたいと思い、2021年7月に入社しました。

経営企画部のミッションと役割を教えてください

経営企画部の役割は、全社を横断的に見た上で、現場と経営層との橋渡しを行い、経営判断のサポートを行うことです。圧倒的なスピードで成長を続けるPayPayでは、各部門・各サービスも目まぐるしく進化を続けています。経営層が意思決定を下すためには、事業の状況を横断的に正しく把握した上で事業評価を行う必要があるものの、多忙なリーダーたちが日々変化するPayPayの姿を隅々まで把握することは困難です。

そこで、経営企画部が経営層の目となり活躍します。各メンバーが分担して全社の動きを細かく観察し、計画通りに進捗していない事象があればその要因が一時的なものか本質的なものかを検証。分析結果を踏まえて将来の業績見通しを予測し、目標未達の可能性があれば早期に対策を講じられるよう、意思決定の精度と速度向上に資する情報を提供しています。

少額利用が続くユーザーも「絶対に伸びる」と分析し、正しい事業評価に貢献

特に印象的だった取り組みはありますか?

ユーザーを登録時期別に分析した取り組みは印象的でした。2023年当時、現状の事業を正しく評価し、次なる成長戦略を考える上でユーザーの成長状況を分析していました。分析のポイントは、どの観点から分解すればユーザーの現状を適切に評価できるか、切り口を考えることでした。

様々に試行錯誤した結果、「PayPayの登録時期」によってユーザー行動が大きく異なることがわかりました。サービス開始当初からの古参ユーザーは月間決済金額が高い一方で、2022〜2023年に登録した新規ユーザーは育成途上。そして、2023年はこの新規ユーザーが急増したために、全体傾向が従来と異なることが判明しました。

加えて、登録時期別のいずれのセグメントにおいても、稼働単価が前年比+10%以上とペースを落とさず成長していることも判明しました。今でこそPayPayで多額の決済をしてくださっている古参ユーザーも、登録当初は少額利用からスタートしており、一見問題視されたユーザー1人あたりの月額決済金額は順調に伸長していると評価できました。足元の実績としても成長を確認できており、適切な事業評価に貢献できた取り組みだったと感じています。

経営企画の業務で大切にしていることは何ですか?

課題の重要度や施策効果など、何事も「数字で語る」ことを大切にしています。本質的な議論を進めるためには、主観や曖昧さをできるだけ廃し、定量的なデータをもとに考えることが必要です。また、せっかく分析しても相手に伝わらなければ意味が無いので、数字の見せ方や資料の作り方にもこだわり、常に読み手の立場で作成することを強く意識しています。

仕事の醍醐味を教えてください

大変ありがたいことに、PayPayの経営陣はメンバーとの距離が近く、私たちの意見を聞いてフラットに議論してくださいます。単に経営課題をレポートするだけではなく、私自身の意見も求められるため、「自分たちが良い示唆を与えることができれば、会社をさらに良くしていける」と実感できることが仕事の醍醐味です。

時には議論が白熱し、「場当たり的な解決策ではないか?」「社外ステークホルダーなど、別の視点からの意見も考えたのか?」といった厳しいフィードバックをいただくこともあります。ですが「会社を良くしたい」という想いは同じであり、提案を受け入れてくださった時には少しでも経営の一助になれたと実感できます。

経営層と同じ視座で業務を遂行し、金融シフトに貢献したい

経営企画部の雰囲気を教えてください

経営企画部には、会社全体を見て課題を吸い上げるという役割があるため、社内外の情報に対して常にアンテナを張り、何事も自分事として考えるプロフェッショナルが集まっています。事業がスピーディーに進化していくPayPayでは、事業に関するデータの収集・分析・可視化に工数がかかります。ですが、チャレンジングな局面でも泥臭く情報収集を重ね、事業成長にコミットする組織だと自負しています。

メンバーの成長のために大切にしていることはありますか?

メンバーには、経営層とできるだけ同じ視点に立って考えるよう伝えています。たとえば課題に対し、「データが不足していたので検証できませんでした」と言うだけでは何も進みません。自分ができる範囲でどうすればいいかを考え、全力を尽くす。たとえ手法は仮説でも、「こういう前提ならこうなります」と提示することで、的外れでなければ議論を先に進めることができます。もちろん、後できちんと検証する必要はありますが、経営層と同じ視点、同じスピードで物事を考えるためには、とにかく議論を前へ進めるマインドが重要です。

今後の展望やビジョンを教えてください

直近では大きな事業課題である「金融プラットフォームの実現」への貢献が目標です。「現金」をライバルとして市場開拓してきた決済事業とは異なり、金融インフラを目指す競合企業は多数あるため既存のネットワークへ風穴を開けるのは容易ではなく、また金融政策など取り巻くマクロ環境も大きく変化しています。

経営企画部としては、事業成長をさらに加速させられるよう、常に様々な情報にアンテナを立て、データが十分蓄積される前でも素早く仮説を構築して検証しながら議論を進めていくことで、経営のサポートに貢献していきたいと考えています。

最後に、読者へメッセージをお願いします

PayPayの事業スピードは圧倒的であり、前例のない革新的なサービスを数多くリリースしています。経営企画部としても、過去の事例もない複雑な分析を手探りで進めるシーンは多く、3か月前に考えた手法やアプローチが既に使われなくなることも。PayPayではただ前例を踏襲するのではなく、自分から現状を変えていくマインドや、前例が無いことにも積極的に取り組む姿勢が求められます。変化を楽しみ、前に進むことをいとわない方は、きっとPayPayで活躍できるはずです。

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※募集状況、社員の所属等は取材当時のものです。

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