2018年にサービスを開始し、日本でユーザー数6,600万人(※2024年10月時点)というスマホユーザーの約3人に2人が使用するモバイル決済サービスに成長したPayPay。現在約50の国と地域から多様なエンジニアが集まって構成されています。
India Dev Speaksシリーズでは、PayPayの海外開発拠点であるPayPay Indiaの個性豊かなメンバーたちの声を通じて現場のリアルをお伝えします。
今回、PayPay India初のアプリエンジニアKapilさんに、入社後の経験を通じて新入社員ならではのチャレンジや気づき、PayPayで働く魅力などを聞きました。

Kapil Chandel
iOS Developer, PayPay India
ヒマーチャル・プラデーシュ州生まれ、デリー育ちのKapilです。
これまで12年以上に渡るモバイルアプリケーション開発の経験の中で、eコマース、銀行、教育、サービスアプリなど、さまざまな領域でのプロジェクトに携わり豊富な専門知識を習得後、2024年7月にPayPay Indiaへ入社しました。6,600万人もの日本国内ユーザーの利便性を向上させ、最先端の技術を活用し安全な決済サービスの開発に注力するチームの一員として働くことにワクワクしています!
目次
入社のきっかけ
次なる挑戦の場を決済領域と心に決めPayPay Indiaを知る。私にとってのセレンディピティ
Kapil:
アプリエンジニアになったのは運命だと思っています。学生時代モバイルテクノロジーはすでに世の中でトレンドになっていて、先輩からモバイルアプリ開発の道に進んでみたらというアドバイスがきっかけでした。卒業後、何社かで経験を積み、次なるキャリアを考えたときに、過去銀行アプリ開発に携わっていたことで金融系の知識があった私は、ぜひ決済領域で仕事をしたいと考えました。
そんな時、ふと私の目に留まったのが、SNSでのPayPay Indiaの投稿です。日本で6,000万人以上に利用される金融インフラPayPayの海外開発拠点PayPay Indiaがアプリ開発者を募集している。そして、最先端のテクノロジーを駆使し、先進的でダイナミックな市場でデジタル決済の未来を作っていくグローバルチームの一員として働くチャンスがある。まさに私のスキルと希望にフィットし、自分の次なる場所は「ここしかない!」と感じずにはいられませんでした。

初のアプリエンジニアとしての第一歩
入社後小さなタスクから携わり、周囲の信頼を得て活躍の場を広げたこれまでの道のり
Kapil:
PayPay Indiaには、初のアプリエンジニアとして入社しました。配属後は、App Operationチームでコンシューマーアプリメンバーとして働き、入社4ヶ月目で、コンシューマーアプリのリリースも担当しています。それ以外に、マーチャントアプリ開発などにも携わっています。
私のミッションは、アプリケーション開発、そして、UX/UIデザイナーたちと連携したうえでのインターフェース作成。堅牢なセキュリティ対策を行ったうえでのアプリケーションのビルド。テストと品質保証など多岐に渡っています。もちろん、開発作業だけでなく、モバイルアプリ開発におけるトレンドのウォッチや、ステークホルダーたちとの密な連携、機能改善のためのユーザーからのフィードバック収集なども欠かせません。
ですが、PayPayの決済システムは加盟店システムやユーザーデータ、ミニアプリなどさまざまな機能があり、複雑に構成されています。入社当時、私が最初に行ったのはコードの理解でした。そして、ミニアプリの作業を通じて理解することから始めました。具体的に取り組んだのは、最新のライブラリへのコードの更新やバグ修正、変更箇所のテストなどです。これらの作業が、私にとって機能やコードの構造を把握するのに大変役立ちました。また、CICDでも、ビルドの失敗を修正する形で取り組みました。また、同じ手法を、マーチャント向けアプリに対しても行っています。自分が貢献できるところを周囲が理解し信頼してもらうことで、結果的に仕事の幅が徐々に広がっていきました。開発環境に慣れるためには、小さなものを積み上げてできる範囲を広げていったことは正しいプロセスだったと思います。
フレッシュな視点で見たPayPayのプロダクト品質やプロセス
肌で感じた「スピード」と「品質」両方を重視するPayPayの開発環境
Kapil:
PayPayのプロダクトは「品質」や「プロセス」面において細部への配慮とUXへのこだわりが強いと感じています。開発工程においては、「自動テスト」「継続的インテグレーション」「コードレビュー」といった品質確保のための強固なフレームがあり、早いペースでの開発サイクルの下でもプロダクトの信頼性を維持することができているんです。金融プラットフォームにとって欠かすことのできないセキュリティとパフォーマンスに対する要求を満たしつつ、プロダクトを提供することが重要視されています。
また、App Operationチームで働き始めた当初、ハイペースな開発環境で「品質」と「スピード」の追及を目の当たりにしました。重要なライブラリのアップデートを伴う、新しいアプリのバージョンをリリースした時のお話です。ライブラリには事前にテストで検知できなかった不具合があり、リリース後にユーザーからのSNSでの報告で問題を察知しました。
「システムは常に起動し、ダウンしてはいけない。」という共通の思いが私たちには常にあります。可能な限り早く修正プログラムを提供しなければという大きなプレッシャーがある反面、PayPayのような金融プラットフォームの機密性を考慮すると、アプリの安定性やセキュリティを妥協することはできない。そのような状況下、コードに統合されたパフォーマンス・モニタリング・ツールを使用して、問題を迅速に発見しました。そして、仲間たちとともに最善の解決策を導き出し、高い品質を維持しながら、早急に修正を実施しました。そのときの記録的な速さでのパッチ展開や、プロセス上でスピードと信頼性両方を確保したことから、PayPayがいかに「スピード」と「品質」の両方を重視する環境なのかを肌で感じましたね。

チャレンジと気づき
過去の経験やスキルからアプリエンジニアとしてPayPayで貢献できること
Kapil:
仕事をするうえで感じることは、PayPayの仲間たちは最高の開発をしようと情熱をもって日々プロダクトと向き合っています。私自身もそれを見習って、さまざまな貢献をしたいです。
同時並行で複数プロジェクトに関わっているので、ワークロードをどう管理しようかというのがチャレンジの1つです。もう1つのチャレンジとして、アプリ機能の表示が日本語の場合、コードでみてもページを理解するのが大変なときがあります。そんなこともあり、ここ最近日本語を勉強しはじめました(笑)。
新人の私の視点からは、開発プロセスにおいて、さらに改善できる部分もあると感じています。例えば、iOS向けのより高度なパフォーマンス・モニタリング・ツールを取り入れることによって、テストのカバレッジを広げ、潜在的な問題を開発サイクルの早い段階で発見し、アプリのパフォーマンスをさらに効果的に微調整することや、新機能に対しては、より効率的なテスト自動化を導入することで、リリースプロセスの合理化を行い、品質に妥協することなくサービスインまでの全体的な時間を短縮することができると考えています。
私自身の経験を活かし、常に新しいテクノロジーを取り入れることによってユーザーのみなさんの要求に応えながら価値を提供し続けることを実現していきたいですね。
職場環境とカルチャー
役職関係なくお互い敬意を払い、常に意見を言い合えるオープンな環境
Kapil:
PayPay Indiaは基本的にオフィスへ出社するWork Styleですが、ここ最近は週に4日間は出社し、1日は自宅から仕事するという働き方が主流になっています。
そして、Work Cultureもとても気に入っています。社員同士がお互いに尊敬し合って敬意を払っていますし、上司・メンバー役職関わらず常にオープンではっきりと意見を言いあえる環境です。同僚たちは親切ですし、仕事とプライベートにおけるWork Life Balanceも重視されています。
また、私自身とても共感しているのがPayPayの価値観PayPay 5 sensesです。特に「Be Sincere To be Professional」というフレーズが最も気に入っています。プロフェッショナリズムはとても重要ですし、アプリのパフォーマンスの最適化、厄介な問題のデバッグなど、解決策を見つけ対応し、自らの仕事が人々の生活に役立っていることがわかるとモチベーションにもつながりますね。

インドの開発者へメッセージ
デジタル決済から金融の未来を形作るPayPayで、エキサイティングな経験を!
Kapil:
PayPayは日本においてデジタル決済と、そこから広がる金融サービスの未来を形作るダイナミックで急成長中のフィンテック企業です。開発者として日本国内の利用者に対してリアルに影響力を与えることができる、スピードの速い革新的なもの作りに取り組むことができます。
ここでプロダクト開発に携わることは、インド国内企業では体験できない機会をたくさん味わうことができます。また、最先端のテクノロジーに触れ、技術力を持って複雑な課題に立ち向かうことができます。いちアプリエンジニアとして、新たなトライでイノベーションを起こす挑戦は、自身のモチベーション向上と同時に、やりがいへとつながっています。今後、入社してくるみなさんにとってのキャリア成長のチャンスも計り知れません。
PayPayでの仕事は、エキサイティングな機会しか待っていません。ここは、あなたのための場所です!
※社員の所属等は取材当時のものです。



