Around the World with PayPayは、PayPayで働く約40カ国から集まっている外国人社員に出身国と日本の比較について聞く“FROM OUTSIDE”(第1木曜日)”とPayPay社内での経験について聞く“FROM INSIDE”(第2金曜日)”の2部構成で成る人気シリーズです。
今回はスペイン出身のアルバロ パラさんが登場です!
※この記事は翻訳記事です。原文はこちらから

Alvaro Parra(アルバロ パラ)
バックエンドエンジニア
出身国:スペイン/日本在住歴:6年 / PayPayでの仕事:開発 / 居住地:大阪
ひとこと:”私たちには力があるから、すべきことをやらねばならないのです。”
あなたが選ぶ、スペインのおすすめスポットは?
スペインはさまざまな文化が融合してできた国であり、時代や建築様式を反映した歴史的建造物が多くあります。例えば、イスラムの美しい城砦を表現したグラナダのアルハンブラ宮殿、最も保存状態の良いローマ時代のセゴビア水路橋、カミーノ・デ・サンティアゴ巡礼路の終点であるサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂などです。


街の歴史地区を歩きながら、歴史的建造物を訪れ、タパスや地元の伝統料理を楽しむことがお勧めです。タパス(前菜)は、スペイン全土で出会うことができる郷土料理として有名なので、是非友人と一緒に試してみてください。
あなたが選ぶ、日本のおススメスポットは?
今まで見た中では、宮島が美しい場所の一つですね。旅行した際には、干潮時に立ち入ることができる厳島神社の浮き鳥居を見ることができます。島にはたくさんのお寺があり、海や弥山頂上からの美しい景色が広がっています。
島では、観光客に混じって道を歩く鹿を見ることもできます。彼らは危なくありませんが、野生なので皆さんの持ち物の一部を食べ物と間違えてしまうこともあるので、そっとしておくのがいいでしょう。おっと鹿さん、私の地図を食べないで!
宮島にあるレストランでは、私が日本で一番好きな地元料理でもある牡蠣や穴子などを食べることができますよ。

おすすめのスペイン料理は?
トルティージャ・デ・パタタスやハモンをおすすめします。
トルティージャ・デ・パタタスは、じゃがいも・卵・玉ねぎを使ったシンプルだけどおいしい一品です。タパス同様、スペイン全土で出会うことができる郷土料理なのです。

もう一つは、ハモンと呼ばれる乾燥させたスペイン産の生ハムです。ハモンの品質は、豚の飼料や乾燥時間などによって左右されます。さらに、ハモンの切り方次第で最終的な味が決まるので、それをマスターするのは匠の技です。

日本でおすすめなスペイン祭りやレストランは?
コロナの前は、京都で様々なスペイン祭りがあったのでそれがおすすめです。今年も開催して欲しいなぁ。おすすめのレストランは、東京だとGraciaとSal y Amorというレストラン、大阪だとMaspi、Aupa、Can Bashiというレストランがあります。
日本とスペインが似ているところは?
日本では居酒屋、スペインではバーで友人とおつまみを食べながら飲むことが似ていますね。
日本とスペインが異なるところは?
日本のコンビニは、様々なサービスが豊富で国内のどこにでもある印象があります。それに比べるとスペインのコンビニはサービスがそこまで充実しておらず、店舗数も少ないですし、24時間営業していません。なので、スペインにいる時は日本のコンビニが恋しくなります。
日本へはどうして来たんですか?
スペインに住んでいたときに、囲碁クラブのメンバーでした。日本文化に深く根付いていることから日本に興味が湧きました。
そこで僕はボランティアとして、夏のトレーニングキャンプを企画していました。ある年、日本から囲碁の先生がスペインに来ました。後にその先生と結婚して、日本に住んでいます。

日本で暮らしてみて一番いいことは?
日本の電車はすごい!時間に正確で、いろんなところに行けるからです。一部の地方を除いて、ほとんどの場所は電車や自転車、バスなどを使うことで好きなところに行けてしまうと思います。車に頼らず、自由に移動できるインフラが整っているのがいいことですね。
日本に来てやったことで一番印象に残っていることは?
スペインではそんなに雪を見たことがなかったので、初めて冬に北海道の紋別を訪れたときは感動しました。
来週はFROM INSIDEがリリースされるのでお楽しみに!
これまでのバックナンバーと合わせてお楽しみください。
現在募集中のポジション
※募集状況は取材当時のものです。
協力:Alvaro Parra / 執筆:Danata / 編集:Az(PayPay Inside-Out編集部)
※社員の所属等は、取材当時のものです。