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Tech Talks Vol.19 - 新しいプロダクトアイデアをインドから模索しつくる。

編集チーム

2022.10.28

今回のTech TalksではPayPay初の海外開発拠点責任者、
自身もPayPay創業期からエンジニアとして活躍してきた平川 宗則(Mune)さんにお話を聞いてきました。

インドでの役割・ミッションを教えてください。

私は元々Yahoo! Japanでバックエンドエンジニアとして決済システムなどに関わっていたのですが、人々の生活を大きく変えるプロジェクト、決済に特化した新しいサービス、プロダクトが立ち上げるという話があり、チャレンジングで面白そうだなと感じて当社のDay1(立ち上げ期)に1人のエンジニアとして参画しました。
当時の魅力はゼロからサービス開発をするというチャレンジが何よりも大きかったと思います。
サービスローンチする日は決まっていて、突如始まったこともあって本当にもう一日も無駄にできないという意識が全メンバーにありました。

もう兎にも角にも、何をつくらなければいけない、どうやってつくるのか等々、毎日ホワイトボードの前にみんなが集まって、議論を重ねて、創り上げることができた感じです。

短いプロダクトのリリース期限が迫る中でのプレッシャーとそれを共に乗り越えたチーム、とても良い経験でした。そして今回はインドでまた同じDay1をするべく、Pay2 development centerの責任者として現地に居住しながら運営に携わります。エンジニアが働くにあたって最高の環境を準備することは大きな責任のひとつになると思っています。

中でもこれは大きなチャレンジになるだろうと思っていることは、当社が日本でしかサービスを展開していないことです。インドのメンバーは、自分たちの生活の中で自分たちが作ったプロダクトを使う機会がありません。そういった中で、どのようにプロダクトを身近に感じ、責任感を持っていけるのか。その解決法を探したり、私自身が橋渡しの役割を担っていくのも重要なミッションになると考えています。

なぜインドに開発センターを?なにを実現したい?

当社はサービス開始から4年間でユーザー数は5000万人を超え、日本のスマホユーザーの2人に1人は使用して頂いているサービスに急速に発展を遂げてきました。そしてこれまでもその成長にあわせて開発体制も継続的に強化してきました。

Day1の頃は、Yahoo! JapanやSoftBankから集まった日本人を中心としたエンジニアとPaytmのインドやカナダ拠点のエンジニアで開発を始めました。そしてここでの大きな気づきは、自分自身それまで日本人のみの環境で開発していた経験が多かったのですが、それよりも多様性の高いメンバーで開発にあたるとこれまで気づかなかった発想や、いままで知らなかった新しいやり方を持ち寄れるということでした。そして、当社開発組織ではこれを大切にしようとみんなで決めたんです。
以降、日本と海外、両方からの採用を続け、今では海外メンバーが7割を占める国際色豊かなチームになることができました。

ただし、海外から日本に来てもらうというのは、そのメンバーたちにとっても多くのチャレンジがあります。 慣れない日本に家族を伴って転居が必要だったり、その上新しい環境に馴染みながら、新しい会社で仕事をする。みんな様々な負担やリスクを持って来日してくれていると実感しました。
また急成長するサービスだからこそ、よりユーザーの要望に応えるためにもこれまでと違うアプローチでのエンジニアリングチームの強化をしていくことが必要であると考え、今回海外に開発センターを開設することになったんです。

どこを拠点にするかを決めるのはあまり難しくありませんでした。
もちろん色々な観点で世界の国々を比較検討はしたのですが、インドのIT人材の多さ、IT教育レベルの高さ、共通言語が英語であること、日本との時差が小さい等、ここまで条件が揃った国は他にはありませんでした。

Pay2 development centerでは、多様な当社サービスの一部の開発と運用を担当していきたいと考えています。ここでポイントとなるのは、よくあるオフショア開発をやるということではないということです。
インドの文化は尊重しつつ、あくまで今の当社日本本社の開発チームの横展開、水平拡張という位置づけです。ですので、同様な開発プロセスの中で同様の高い品質レベルを求めていきます。
最近は多くのユニコーン企業が生まれているインドですから、まだ日本にない新しいプロダクトアイデアをPay2 development centerからどんどん提案していけると楽しくなりそうだと考えていますし実現したいと考えています。

当社で働く上で何を大切にしていますか?なにが魅力でしょうか?

当社は良い意味でのカオスが存在しています。
本当に自分たちが2、3か月後に何をしているのかも想像できないですし、良い方向良い方向へと日々変化し急速なスピードで物事が進んでいっています。開発者にとっても新しいプロジェクトなどもどんどん始まりますし、そこに色々な考え、意見が集まります。時として混沌としています。

-Ego is not welcome, Communication is necessary.-

そんな環境であることからもこの言葉を自分としては大切にしています。
良いプロダクトをつくるときに誰か一人の想いだけでつくるのではなくて、実際のユーザーの声に耳を傾けたりとか、一緒につくるチームメンバーの声に耳を傾けたり、良い意見であればそれをきちんと認めて、自分もそれに対して意見があればきちんと伝えて、そういったコミュニケーション、プロセスをみんな大切にしてやっているのではないかと感じます。

また魅力としては、私は日本においては0から1を生み出すフェーズ、それを10に成長させ、100に拡大させる・・短期間に多くの異なるフェーズを経験し、それぞれからまったく違った学びがありました。チームにはその文化が根付いていて、例えばモバイルアプリは年間50回以上のアップデートを行い、ユーザーファーストなサービスの実現を日々追い求めています。このスピード感は当社でしか経験できないことのひとつだと思います。そして、採用する際の技術水準には拘り、ひとりひとりのプロフェッショナルとしてのレベルが高いこと、同じビジョンに向かって頑張る仲間を助け合う気持ちが強いということが挙げられると思います。

Pay2 development centerをどんな会社にしていきたいですか?

ユーザーの方にもっと便利だなと感じてもらえるようなサービス・プロダクトがつくれる会社にしていきたいですね。便利って思われるのは実はすごく難しくて、安定性であったり、セキュリティであったり、スケーリングであったりエンジニアとして当たり前のことをしっかりちゃんとできて、それでみんなが安心して使える。そういうことが基本としてあった上でより便利な新しい価値に気づいてもらえる。

当たり前のことを当たり前にやって新しい価値をユーザーにスピーディーに提供していく。
シンプルですがそれを大切にする会社にしていきたいなと思います。
またエンジニアにとってもそうしたことでまだまだ新しい価値をたくさんつくらなければならないフェーズであるとも言えるので、そうした技術的なチャレンジが日々できるような環境をつくっていきたいですね。

スピードがある裏側ではいつも全てを100%きれいにできているわけではなく、時にはカオスな状態を見つけることもあると思います。そんな状態を課題解決のチャンスとして前向きに捉え、取り組み、プロフェッショナルとしてさらに成長につなげていける仲間に集まってもらって、一緒に楽しんでいければと思っています。

インド開発拠点「Pay2 Development Center」の採用に関しては、こちらをご覧ください。
弊社プレスリリースはこちらをご覧ください。

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