グループ一体となって「新しい金融」を作る金融戦略部 ウォレットリニューアルを語る

2023.12.07

PayPayグループで働く圧倒的プロフェッショナルに迫るプロフェッショナルシリーズ。
今回は、PayPayを金融スーパーアプリに進化させるための戦略企画と実行を担う、PayPay金融戦略部のお二方にインタビュー!
入社した経緯や直近リリースしたプロジェクト、今後のビジョンなどについて伺いました。


竹下 舞(たけした まい)

金融戦略本部 金融戦略部 戦略企画

大学卒業後、ソフトバンクに入社しソフトバンク・ビジョン・ファンドの出資先企業など海外の有力企業とのアライアンスの実現・合弁会社設立などに従事。2022年からはPayPayに参画し、新規事業立ち上げの企画・実行に携わる。


末永 君慧(すえなが きみえ)

金融戦略本部 金融戦略部 金融戦略(戦略企画)

大学卒業後、ソフトバンク・Yahoo(現LINEヤフー)・Zホールディングスにて、国内外マーケット・ベンチマーク企業の分析、グループ金融会社に向けた企画提案などに従事。また、ソフトバンクの社内起業制度「SBイノベンチャー」を活用した事業開発を推進。2022年にPayPayに参画。

自らの手でサービスを作っていきたい

これまでのご経歴、そしてPayPayへ参画を決めた理由は?

末永:
学生時代に中国に留学をした際に、決済と送金の全てがスマホで完結する体験に衝撃を受け、フィンテックの領域に興味を持ちました。「日本でもスマホ決済の普及を実現したい」と思い、ソフトバンクへ新卒入社しました。そこで海外の決済や金融事例をリサーチする中で、PayPayにも企画提案を行うことがあり、縁あってPayPayへ竹下さんと共に出向することができました。

竹下:
以前は末永さんと共に出資先である海外企業とのアライアンス構築や合弁会社の設立、またそれらの企業へ示唆を提供するための金融領域の事業分析を行っていました。各金融領域でのビジネスを理解し、成功要因を見つけ出して経営層に報告するのは楽しい経験だった一方で、自分自身でサービス化に向けて取り組めないことに、物足りなさを感じることもありました。
その中で、盛んに新規事業に取り組んでいるPayPayなら、発見した面白いビジネスや仕組みを1から企画提案し、自分の手で実際に形にしていけるのではないかと思いました。

また、PayPayはダイバーシティな環境であるということも魅力でした。特にプロダクトチームには世界中から優秀な方が集まっていて、帰国子女のバックグラウンドがある私にとってとてもいい経験になると思いました。

末永:
ちなみに私たちは、ソフトバンクへの入社時期も近く5年以上の付き合いで、なんでも話せる同期のような存在です!

それぞれ現在の業務内容、ミッションを教えてください!

竹下:
私は戦略企画チームで、ウォレット機能やP2P(個人間送金)機能の企画開発を担当しています。また、金融事業全体の成長を後押しするべく、ユニコーン企業と呼ばれるような国内外企業の成功したサービスの事例やそのUIUXを分析し、経営層に向けた企画提案を行っています。

末永:
本務の金融戦略チームでは、国内外のマーケット・企業分析やデータ分析基盤の構築など、金融領域を横断した業務を担当しています。兼務の戦略企画チームでは、竹下さんと同様に、PayPayのウォレットや送金機能がより便利に使えるよう、事例分析に基づいた企画提案を行っています。

ウォレット機能大幅リニューアルの裏側

お二人が取り組まれた、ウォレット機能のリニューアルについて教えてください!

末永:
今回携わったウォレット機能リニューアルでは、これまで表示されていたPayPayの残高や利用情報、PayPayカードの利用残高に加えて、PayPay資産運用とPayPay銀行の情報、さらにPayPayカードの利用金額と請求金額が一目で確認できるようになりました。

このPJが立ち上がった経緯は?

竹下:
各金融領域のミニアプリがようやく揃った段階で、「より統合された体験を提供するにはどうすれば良いか?」というテーマのもと、国内外の事例を分析する中で、ウォレット機能に行きつきました。PayPayアプリ1つあれば、あらゆる金融サービスがシームレスに利用できるというユーザー体験を目指しています。

また、ユーザー調査(NPS:Net Promoter Score)においても、便利さの一方でお金の使いすぎや金銭感覚の変化に対して懸念を抱くユーザーは多く、資産管理ニーズが強く存在していました。

リニューアル後のウォレット画面イメージ

PayPayアプリの「ウォレット」を大幅リニューアル!資産確認はこれ一つで

PJを進める中でぶつかった課題はありますか?

竹下:
仕様決めにおいて、プロダクトチームと意見が分かれた点がありました。私たちとしては金融サービスを使っていただきたい気持ちが大きいので、未利用ユーザーに対してもあえて資産運用の確認枠を入れて、そこに利用を促進する広告を出すことを検討していました。ただ、そうすると不要な情報が多くなりユーザーファーストとは言い難い画面になってしまいます。

こうしたプロダクトチームの意見を受けて、まずはStep 1として金融サービスを利用している方だけに資産表示をすることにしました。現在も議論は続いていますが、今後は利便性の向上とともに、金融サービス未利用者にも興味を持っていただけるような設計を検討するという方針になりました。

グループ企業やプロダクト部門との連携体制はいかがですか?

竹下:
PayPay銀行やPayPay証券を中心としたグループ企業と、開発チームとの連携をスムーズに行うために、Slackで共有チャネルを作り、質問点や確認事項を毎日のように送りあいました。遅延なく機能をリリースするには、他社や他部門との連携が重要なんです。

末永:
また、プロダクトチームは多国籍な方々で構成されているため、基本的には英語で意思疎通が行われます。その中で、時にはグループ企業と開発陣との間でミスコミュニケーションが起きていることもありました。実際の画面では個人情報保護法など規制に則るための複雑なフローが必要で、それらを細部まで理解した上で開発に組み込んでいただく必要があるので、意思疎通は簡単なことではなかったんです。

翻訳ツールを使ったり、社内通訳のサポートを受けたり、時には自分から1対1で説明を繰り返しながら、なんとか開発を進めることができました。特に、通訳チームの方々には感謝しています。

リリース直前はどんな状況でしたか?

竹下:
実装完了後、QAテストが始まってからは毎日が祭りのような状況でした(笑)。バグ修正などで連携が必要なので、時には夜遅くに対応することもありましたね。(リリース3日前くらいにバグが発見され、直前まで確認作業をしていたのはここだけの話です。)

どのような反響がありましたか?

竹下:
リリース後、ツイッターで初めてのツイートが「凄くシンプルで使いやすくなった。残高やクレジットの残高、ポイントや資産運用分も見やすい」などのポジティブな口コミでした。これを見た時はリニューアルしてよかったなと思いましたね。

スタートアップ気質でチャレンジできる環境

PayPayで仕事をする中でのやりがい、醍醐味はどんなところにありますか?

竹下:
自分の企画が形となり、PayPay上で6000万人以上のユーザーへ提供されて、プロダクトと連携して議論しながら改善していけることですね。SNSなどからも実際にサービスを使っているユーザーからのフィードバックを受けることができるので、それらを活用してどうすればもっと良くなるかを議論しながら改善していく過程が面白いと思います。

末永:
私の場合は、0からものを作るのが好きなんです。PayPayは、「これ面白い!作りたい!」が実現する場所です。年齢や役職に関係なく、新参者でも手を上げれば、どんどん企画開発に携わることができるし、私は今回人生初のプレスリリースを出すことができました。様々な部署の協力を得てカタチになった時は、それまでどんな苦労があったとしてもプロダクトマネージャーとして報われる瞬間です。

以前は企画や提案を行った先は他の方にお任せする役割だったので、今こうして真に自分ごととしてプロダクト作りをしていけるのが嬉しいです!

PayPayの強みは何だと思いますか?

末永:
成長しながらも歩みを止めず、「日本初」さらにグローバルな領域にもにチャレンジする前のめりなカルチャーです。金融サービスなので当然規制や業界のルールはありますが、様々な部署が一丸となって頭をひねり手を動かして、新しい金融サービスを作っていくことができるのは、中から見ていてもすごいと感じます。

普段、業務の中で大切にしていることを教えてください

竹下:
“Ego is not welcome, Communication is necessary” の考えを大切にしてます。
様々な国籍の方がいる職場だからこそ、言葉の壁からミスコミュニケーションが発生することがあります。日頃からコミュニケーションの機会を大切にした上で、自分はこう言ったからOKではなくて、本当に相手に伝わっているかどうかをちゃんと確かめることが重要です。

末永:
”Be Sincere To be Professional” が最も当てはまっています。
本気で「これはユーザーに提供したい」と思う企画を提案して、何かあっても最後までプロジェクトを走らせ続ける姿勢を心がけています。たとえば「あまり金融サービスを使い慣れていない母親が、PayPayをより便利に使えるようになるには?」と、身近な人を想像し自分ごと化して新しい機能の企画開発を進めています。

今後チャレンジしたいこと、展望を教えてください

末永:
今回のウォレットリニューアルは、PayPayグループ全体で新しい金融サービスを目指す上での第一歩。これからも自分の大切な家族や身近な友達が使っているところをイメージして、より便利に楽しくPayPayを使えるような企画を生み出していきたいです。

今後は特に、ファミリーや友達の間をつなぐSNSのようなツールとして、お金にまつわる全ての場面でPayPayを活用する世界観を実現したいと思います!

竹下:
ウォレットは私が担当して初めてローンチした案件で思い入れがあるので、ユーザーにこの機能をより多く活用してもらえるように、機能の向上と運用を進めていきます。また他の企画案件も、今度はさらにスピードを持ってローンチしたいです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします!

竹下:
PayPayは金融企業でありながら、業界のあたり前に囚われず常に新しい挑戦を続けている会社です。挑戦したい、企画提案したい人には働きがいがある職場です。また新しいことにチャレンジすることが好きな方であれば、尚更活躍できる職場だと思います!

末永:
PayPayには、アグレッシブに突き進む先鋒タイプもいれば、思慮深く戦略を立てる軍師タイプまで、幅広く優秀な方がいて日々勉強になります。共通点は、より良い世界を目指して邁進しているということ。No.1のフィンテック企業を目指して、ぜひ一緒に挑戦し続けましょう!

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※募集状況、社員の所属等は取材当時のものです。

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