PayPay Inside-Out People and Culture

「ユーザーのための保険」へPayPayが業界を変えていく

2024.02.06

PayPayグループで働く圧倒的プロフェッショナルに迫るプロフェッショナルシリーズ。
今回は、PayPayほけんミニアプリの企画・グロースを担う金融事業開発本部 保険チームでリーダーを務める上田さんにインタビュー。入社のきっかけや印象的なプロジェクトなどについて伺いました。

上田 哲也(うえだ てつや)

金融戦略本部 金融事業開発部 保険チーム

大手保険会社に14年勤務し、法人営業・新規事業開発や営業企画、人事などを経験。ユーザーファーストな保険サービスを提供したいという想いから、2022年9月PayPayに入社。

社会を変革しているPayPayでユーザーファーストな保険を

はじめに、入社の背景や決め手を教えてください。

新卒で入社してからずっと保険業界に身を置く中で、もっとユーザーファーストなサービスを届けたいという思いが募って転職にいたりました。前職は業界大手で待遇も申し分なかったのですが、父親が重い病気にかかったこともあり、人生一度きりなので、やりたいように生きようと思ったんです。ユーザーファーストなプロダクトで社会を変革しているPayPayならと思い、ローンチしたばかりのPayPayほけんのグロースに携わることにしました。

入社後、前職とのギャップを感じることはありましたか?

入社早々、意思決定の速さには驚かされましたね。本部長に提案をしたところ、「社長と副社長にも話しておくね」と言われ、その翌日には「OK取れたから」と連絡をもらった時は本当にビックリしました。

チームのミッションを教えてください。

金融事業開発部 保険チームは、2021年12月にサービスを開始したPayPayほけんミニアプリの企画・グロースをミッションとしています。
PayPayほけんは「ほけんを手軽に入りやすく。必要なときにだけ入れる保険から長く安心できる保険まで」というコンセプトの下、1Dayドライブ保険、ゴルファー保険、スキースノボ保険などからスタートし、現在は海外旅行保険、熱中症保険、医療保険など商品ラインアップが充実してきています。
私が入社した当時はユーザー獲得がしやすい安価な商品を中心にプロモーションを行っていたのですが、事業をグロースさせるためにはユーザー獲得と収益性の両輪が必要です。そこで入社後すぐにチームのKPIを見直し、入社翌月から件数と保険料の目標を設定すると同時に、LTVや収益性が非常に高い医療保険を重点商品に据えました。

業界初!医療保険3ヵ月無料を実現

特にチャレンジングだったプロジェクトは何ですか?

医療保険のローンチです。PayPayほけんサービスで初となる本格的リカーリング(継続型)商品であるだけでなく、3ヶ月間医療保険無料という業界でもチャレンジングなサービスを実現しました。11月からスキームを構築し始め、翌1月のローンチに向けて契約内容の調整や稟議などを急ピッチで進めていったんです。(※1)
とにかくスピーディーにプロジェクトを進めるため、ステークホルダーと直接やりとりをしたり、関係者を絞って限られたメンバーで連携を深めたりと、円滑なコミュニケーションを図れるよう注力しました。PayPayはあくまでプラットフォーマーという立場なのですが、その時ばかりはプロジェクトマネージャーのような役割を担って推進していきました。

※1「これだけ医療(入院一時金プレゼント版)」は、2024年1月に新規の申込受付を終了

チームはどんな雰囲気ですか?

それぞれ専門分野を持ったプロフェッショナルが集まっているので、担当領域を淡々と進める大人なチームではありますね。とはいえ、ゴールに向かって一丸となれるチームです。保険業界出身でないメンバーもいますので、彼らと議論することで業界の固定観念が取り払われ、日々多くの気付きがありますね。1日自動車保険「あんしんドライブ」のUI/UXの改修プロジェクトでは、競合である大手コンビニにチームメンバーと手分けをしてリサーチしに行ったこともありました。そこからPayPayアプリの改善ポイントを洗い出し、入力回数を減らしたり、「コンビニ不要」の訴求につなげたりしました。その結果、獲得件数を大幅に増やすことに成功しました。

▼リリース
「あんしんドライブ」の加入件数50万件を突破

本来あるべき「ユーザーのための保険」へ業界を変える

PayPayでの業務で大切にしていることは何ですか?

常にユーザー中心主義で考えることと、新しいチャレンジを続けることを大切にしています。最近、保険業界のニュースが世間を騒がせていますが、保険会社が信用を失うことで保険というプロダクト全体の印象が悪くなってしまうのが残念でなりません。本来、保険は相互扶助を目的とした素晴らしいプロダクトであるはずなんです。ソーシャルグッドな仕事がしたいというのが私が保険業界を選んだ理由ですし、もっとユーザーに向いた仕事がしたいというのがPayPayに転職した理由です。世の中にいいことがしたい!という一言に尽きますね。

今後成し遂げていきたいことは何ですか?

保険の本丸はストック型商品なので、そこに新商品をどんどん投入していきたいと思っています。医療保険の実績から、ストック型でも勝負できる自信が持てたのが大きいですね。そして最大の目標は、ユーザー中心主義のサービスでユーザーに選ばれる存在となり、保険業界を変えていくことです。

最後に、読者にメッセージをお願いします!

保険業界は参入障壁が高いため、競争の少ない寡占産業となっています。そんな中でもPayPayほけんは、ユーザーファーストなサービス構築を目指し、業界を革新すべく日々努力を続けています。6,100万人を超えるPayPayユーザへのマーケティングや、PayPayの他のサービスとの連携など、PayPayでしか味わえないダイナミックな仕事を経験できます。ユーザーにより良いプロダクトを届けたいという方、チャレンジを楽しみたいという方はぜひご一緒しましょう!

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※募集状況、社員の所属等は取材当時のものです。