Design Chit-Chat vol.21 – Nadim

2024.10.10

Design Chit-Chatについて

PayPayのモノづくりを語る上で欠かせないのが、世界約50の国と地域から集まった個性豊かなプロダクトメンバーたちの存在です。グローバルレベルの技術スキルを持つメンバーが集結し、誰もが想像できなかった未来を実現するため、日々切磋琢磨しています。

Design Chit-Chatでは、そうしたPayPayデザインチームの姿やモノづくりの雰囲気を、できるだけダイレクトにお伝えできるよう、メンバーの声をシリーズでお届けします。
今回はプロダクト本部 デザイン部からナディムさんにご登場いただきます。


Md Nadim (ナディム エムディ)

プロダクト本部デザイン部 プロダクトデザイナー

バングラデシュ出身で、2022年に日本に移住しました。プロダクトデザインの経験は7年以上あり、フィンテックにかける想いは強いです。PayPayでの仕事は私の興味とスキルに合致し、2023年7月に入社しました。

所属チームと仕事内容

私はPayPayのシニアプロダクトデザイナーとして、Payment & P2Pチームで働いています。P2P機能のデザインをリードしており、送金や受け取り、割り勘などのコア機能のデザインを日々改善しています。また、社内デザインシステムのワーキンググループにも参加しており、グローバルレベルでも通用するデザインライブラリの維持・管理にも注力しています。

デザイナーになろうと思ったきっかけ

デザインを通じて価値を創造し、ユーザーの抱える課題を解決へと導くデザイナーの仕事に惹かれました。最初はフリーランスのグラフィックデザイナーとしてキャリアをスタートしましたが、もともと情報工学とエンジニアリングを専門にしていたので、すぐにUI/UXの世界に引き込まれました。

UI/UX分野のデザインスキルを独学で習得したことで、母国の複数企業でのデザイナー経験を経て、2023年にPayPayへ入社しました。私の人生の中でUI/UXに関して目指すべき方向性が定まったことで、日本への移住やPayPayでの素晴らしい出会いを含む、人生の可能性拡大へと繋がったと言っても過言ではありません。

最近手がけているプロジェクト

最近では、「割り勘」の視認性を向上させ、支払いフローを分かりやすく整理することに注力しました。特に重要だったのは、支払い後に合計額と一人あたりの費用をユーザー間で共有できる割り勘ボタンをより目立たせるためのA/Bテストをリードしたことです。一見小さな変更にみえますが、実際はUXへ大きな影響を与えました。さらに、割り勘の作成・分割プロセス全体を刷新し、より直感的なUIにしました。現在もいくつかのUIを刷新するプロジェクトに取り組んでおり、近日中にリリース予定です。ぜひ、楽しみにしてほしいです。

▲決済画面に表示される割り勘ボタン(左)、割り勘の対象、支払い配分の選択画面(中・右)

アイデアを引き出すプロセス

アイデアを生み出す際には、競合分析とデザイン思考を組み合わせて考えることを大事にしています。まずはマーケットリサーチを行い、最新のトレンドを把握します。その上で、競合が提供しているデザインを確実に理解し、イノベーションを生み出す機会につなげています。このようなプロセスを踏むことにより、競争環境をしっかりと理解し、他社が実現していない改善の機会を見つけることができています。

そのようなプロセスを踏んだ上で、デザイン思考に没頭。ユーザーのニーズは何なのかを定義し、チーム内のブレインストーミングを通じてデザインアイデアを洗い出したうえで、迅速にテストしてブラッシュアップします。一連のアプローチにより、私の生み出すアイデアは革新的でありつつユーザーのニーズに刺さるものになります。

また、クリエイティブなアイデアを生み出すためには、整理された作業環境が大切だと思っています。特にハイブリッドワークスタイルのPayPayでは自分で環境を整える必要があり、チームメンバーにもワークスペースの重要性を伝えたいと思いました。デザインチーム内で「Show off your workspace」というデザイナー間でのちょっとした共有をしていまして、それぞれの仕事環境を周囲に共有することによって、良いワークスペースを表彰し、環境面から生産性や創造性の向上を目指すカルチャーを生み出しています。

デザインチーム内で印象的だったワークスペース

「Show off your workspace」の企画は、自分でも結構うまくいったかと感じています。そこで共有された作業環境には感銘を受けました。特に印象に残ったのは、Sekki Shibaさんのワークスペースです。シンプルながら無駄を削ぎ落した美しさがあり、落ち着きを感じる個性的な空間を作り上げていました。また、Pihsu Wangさんのワークスペースも目を引きました。ランプに照らされたモダンな機器と、背景の絵画が合わさり、アートと光の絶妙な組み合わせに創造性をかき立てられます。シンプルで美しい作業環境は創造性や生産性、幸福感を高めるとされ、デザインチームの高品質なアウトプットを支えています。

私は、快適さとクリエイティビティを兼ね備えた環境が良いワークスペースだと感じます。整理整頓されつつも、さまざまなタスクに対応できる。機能的でありながら、美しさも感じられることが重要です。

PayPayでモノづくりする中で大切にしていること

アクセシビリティーを強く意識しています。PayPayアプリはあらゆる年齢層のユーザーに利用されています。UIは誰にでもフレンドリーな必要がある。そこは最低条件なんですが、あらゆるユーザーが使いこなせる直感的なUIの作成が求められるんです。チャレンジングですが、多くのユーザーへ貢献できることはデザイナーである私にとっても誇りです。

もう一つ、スピード感も重視しています。PayPayで大切にされている価値観「PayPay 5 senses」のなかには「Speed is our bet on the market」というモットーがあり、それを体現するために迅速に開発サイクルを回し、急速に変化する環境を一歩リードする存在になる。良い意味でのプレッシャーが、重要な変更を迅速に実施しつつ、高い品質基準を維持するモチベーションになっています。

PayPayでの今後のチャレンジ

割り勘機能をさらに直感的なUIにするための改善を続けます。また、デザインシステムのワーキンググループに参加することで、PayPayが提供するUI全体のクオリティアップに貢献したいです。ユーザーのニーズを満たすだけでなく、ユーザーに愛してもらえるプロダクトを創造し、心を揺さぶるような顧客体験を実現する。そして最終的に、デザインチームの仲間と一丸になって、PayPayの事業をドライブさせられるデザイナーに成長したいです。

読者へのメッセージ

世界中から集まった素晴らしいデザインチームの一員になり、プロフェッショナルとして経験を積みたいですか? 日本のどこからでも働ける環境で、仕事とプライベートを両立させたいですか?

異なるバックグラウンドや文化を持つ私たちですが、同じベクトルを向いて、最高のプロダクトを作ることを目指しています。私たちのチームや職場環境に興味あるみなさん、ぜひお話ししましょう。そして一緒に成長しましょう!

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※募集状況、社員の所属等は取材当時のものです。

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