India Dev Speaks vol.15 – PayPay IndiaのQAエンジニアが牽引する、フィンテックの革新とキャリアの追及方法とは?

2025.06.23

(お写真左から、Vaibhav Singh, Manoj Kumar, Manish Dwivedi)

PayPay India入社までの経緯

Vaibhav:
皆さん、こんにちは。私はウッタル・プラデーシュ州ラクナウ出身のVaibhavです。2023年10月にPayPay Indiaに入社しました。PayPay Indiaは私にとって4社目で、特にフィンテック分野でキャリアを積みたいと考え転職しました。QAエンジニアとして、常にプロダクトの品質とユーザー体験の向上を目指しています。

Manoj:
Manojです。以前はAjioでリードSDET (Software Development Engineer in Test)として、ソフトウェアの品質と信頼性向上に注力し、テスト自動化フレームワークの開発やプロセス改善で貴重な経験を積みました。そこで数年キャリアを積んだ後、新しい挑戦を求めていたところ、PayPay Indiaのフィンテックへのイノベーティブなアプローチに魅力を感じて転職を決めました。プロダクト品質やスピード感を大切にするPayPay Indiaでの仕事は、私の価値観とマッチしています。

Manish:
Manishです。2023年3月に日本でPayPayに入社し、2024年2月にPayPay Indiaへ異動しました。PayPay入社当初から素晴らしい経験をしています。QA Technicalチームの一員として、ほぼすべてのQAチームと協力し、技術的部分での課題解決、新しいツールの開発、標準アーキテクチャの確立などに取り組んでいます。

それぞれのミッションと役割

Vaibhav:
私はQAエンジニアとして、複雑な課題をスムーズでシームレスなユーザー体験に変えることに注力しています。テストの設計、バグ管理、自動化スクリプトの作成などを行っています。入社当初はGift Voucherチームに所属していましたが、直近7カ月間はP2P領域を担当しています。あらゆる挑戦と、そこから得られた成果が、常に最高の品質のテストスクリプトと滞りのない解決策を生み出すという私の決意を強くし、より高い目標を目指す原動力となっています。

Manoj:
私はNotification QAチームの主要メンバーとして、通知システムの堅牢性と完璧な機能性を確保することを主なミッションとしています。高品質な基準を一貫して満たすようにテストを主導しています。テストと自動化の目標に向けて日々チームを導き、知識共有のための協力的な環境を育めるよう立ち向かっています。

私の責任は、技術的な課題解決のための徹底的なテスト計画の策定と実施、効率向上のための自動化ツールの設計と構築です。加えて、テストと自動化を支援するためのユーティリティを作成し、常に最高品質と継続的な改善を目指しながら、同僚に技術サポートを提供しています。

Manish:
私の役割は、PayPay IndiaのSDET チームにおいて、組織全体の包括的なQAソリューションの設計と実装が中心です。QAと開発の間で、コラボレーションがスムーズに進められるようコンフリクトとなる部分を積極的に解消しています。常に、テスト基準の向上と効率化を目指していますね。仕事において重要な側面は、スケーラビリティと信頼性のためにQAインフラを戦略的に管理し改善することです。立ちはだかる限界を乗り越え、QAプロセスの最適化と、完全な自動化中心のアプローチへの移行を主導することに注力しています。さらに、私たちのチームは、QA担当者が高品質なソフトウェアを最大限の効率で提供するために、ツールとフレームワークを開発しています。

最近携わったプロジェクト

Vaibhav:
私のチームは、送金機能であるP2Pユーザー間のチャット機能刷新において、中心的な役割を担いました。テスト戦略を策定し、ユーザー体験における重大な課題を特定・解決に尽力しました。データベース、タイムアウト、バージョンに基づいたテストなど、チームにとって初の試みも含まれていましたが、網羅的なテストカバレッジを確保できました。

また、移行期間中には、毎週効率的にリグレッションテストを実施しました。大幅なコスト削減を目標としたこの重要なリリースは、私たちの積極的な取り組みによって、問題なく本番環境に移行できました。チームワークにより、高い品質と効率性を維持しながら、スムーズな移行を実現しました。

Manoj:
最近では、これまで手作業で行っていたタイムアウトテストの自動化という重要な取り組みに携わりました。この取り組みでは、システムの効率と信頼性の向上を図ることが求められました。タイムアウトテストは、潜在的に重大なバグを見つける上で非常に重要です。自動化によって、重要な領域をカバーし、手作業を減らし、テストの効率を高め、システム全体の品質を向上させることができました。この取り組みは、現在では当社のテストフレームワークに不可欠な要素となり、システムの安定と品質保証に重要な役目を果たしています。

Manish:
私たちのチームは、QAプロセス改善のための以下の取り組みに関わりました。

  • Shift Left Approach: テストを早い段階で実装し、バグの早期発見と迅速なQAプロセスの実現。このアプローチは現在、PayPay Indiaのすべてのチームで使用されています。
  • CommonUtilities as Project Dependency: 6-8個のリポジトリから共通のバックエンドテスト機能を単一の”commonQA”リポジトリに統合し、API、モバイル、Webテストリポジトリでサービスとして使用できるようになりました。開発とメンテナンスの効率化につながっています。
  • Usage of LLM based techniques for Generative AI Testing: 先進的なLLM技術を用いることで、AIモデルのテスト自動化を進めています。この技術により、これまで手動で行っていたテスト項目のうち、約3,000件をわずか15分でカバーできるようになりました。
    これは、同じ時間(15分)で処理できていた従来の手動テストが30件程度であったことと比較して、大幅な改善を示しています。
  • Time Out Testing Using HAProxy: これまで不可能だった開発サーバーをモックすることで、APIタイムアウトシナリオのシミュレーションを実装し、テスト機能を強化しました。

これらの取り組みにより、日々の活動が改善され、テストカバレッジが向上し、全体的なQAインフラが強化されました。

PayPay Indiaの開発で技術的に興味深い点

Vaibhav:
PayPay Indiaの開発で特に興味深いのは、常に最先端の技術を用いて、ユーザー体験とセキュリティの向上に注力している点です。チームメンバー皆がイノベーションを真剣に追求しており、その結果、私たちのプロダクトは単に効率が良いだけでなく、トランザクションをしっかりと保護する強固なものとなっています。さらに、スケーラビリティと適応性を重視しているため、急速に変化する市場において、増え続けるユーザーのニーズに効果的に対応できるのです。このような先進的な考え方が、PayPay Indiaの技術的な進歩を非常に魅力的なものにしていると感じます。

Manoj:
PayPay Indiaには、技術開発と個人の成長を両立できる、活気に満ちた革新的な環境があります。技術開発においては、ユーザーファーストという考え方が徹底され、すべてのプロダクトとサービスがユーザーのニーズを最優先に設計されています。プロダクト開発においてはシームレスな支払い体験を実現するために最新技術が活用され、便利で信頼性の高いサービスのために、安定性、セキュリティ、そしてスケーラビリティが重視されています。また、ハイブリッドな働き方においては、オープンなコミュニケーションが奨励されており、チームメンバーは自由にアイデアを共有し、フィードバックを提供し合いながら、共に優れたプロダクトを作り上げていくことができます。このように、ユーザーのニーズに基づいた革新的なソリューション開発への取り組みが、PayPay Indiaをエンジニアにとって非常に刺激的な職場にしています。

Manish:
PayPay Indiaは、技術的に非常にエキサイティングな環境です。私たちはプロダクト開発において、ユーザーエクスペリエンス向上のために最新技術の活用に注力しています。そのため、チームメンバーはキャリアにおいて競争力を維持し続けるためのスキルを継続的に習得できています。例えば、QAチームにおける技術選定ではAIやLLMベースの技術、Kafka、BrowserStack、GitHub、CircleCIなどを積極的に活用しています。

社内ではハッカソンも開催され、誰もが自身の創造的なアイデアをプロダクトとして実現するチャンスがあります。ここから生まれるイノベーションは、現代社会においてゲームチェンジャーとなる可能性を秘め、創造性と先進的な思考を育む文化が醸成されています。

今後の成長に向けた次なるチャレンジ

Vaibhav:
PayPayのAutomation Engineerとして、今後の課題は、高度な技術と手法を統合して自動化システムをさらに進化させることです。自動化フレームワークの堅牢性と柔軟性を高め、ユーザーベースの成長に合わせてスムーズに拡張できるようにすることを目指しています。特に重視するのは、視覚的テストを組み込んでUIテストの精度と信頼性を向上させ、複数のプラットフォームで一貫したユーザーエクスペリエンスを確保することです。

既存のフレームワークを強化することも不可欠であり、AIを予測分析に活用して、問題の早期発見と解決を可能にしたいと考えています。結果的にプロセスの効率と回復力が向上します。さらに、自動化目標とビジネス目標を一致させるために、部門を超えた連携を構築し、イノベーションと迅速な対応を促進することにも注力していきます。

Manoj:
今後のチャレンジは、自身の成長と自動化の進化に大きく貢献していきたい。1つは、タイムアウトテストとモックに特化したUIツールの実装です。このツールにより、ネットワークの遅延やコンポーネントの故障をより容易にシミュレートできるようになり、様々な条件下でのアプリケーションの回復性を検証する能力が高まります。手動操作なしで重要なタイムアウトシナリオを直感的かつスケーラブルに実行でき、テストカバレッジの向上とターンアラウンドタイムの短縮に繋がります。もう1つは、自動化フレームワーク内での実績あるデザインパターンの採用です。デザインパターンを組み込むことで、より堅牢で保守しやすく、生産性の高い自動化アーキテクチャを構築することを目指しています。この取り組みは、保守のコストと複雑さを軽減し、テスト効率全体を向上させます。これらのパターンを慎重に適用することで、自動化をより自信を持って拡張し、将来の機能強化がよりスムーズかつエラーの少ないものとなるはずです。技術的な卓越性、効率性、そして将来を見据えたシステム構築へのコミットメントですが、自身の長期的な成長にとって不可欠な要素です。

Manish:
PayPayのSDETとして、革新的なツールを開発し、特に生成AIのような最先端技術を導入することによりインドと日本の両方のQAチーム全体を強化していきたいです。私の目標は、QA開発ワークフローを効率化し、既存のプロセスを最適化し、デリバリーサイクルを加速することです。チームが最高品質のソフトウェアを迅速に提供するために最適なリソースを備えるように、積極的な調査、戦略的な実装、包括的なトレーニングが含まれます。最終的には、QA組織内で継続的な改善と技術的進歩の文化を育むことを目指します。

読者へのメッセージ

Vaibhav:
PayPay Indiaで、スケーラビリティ、セキュリティ、スピードを重視する、活気あるフィンテックチームに加わりませんか? インドの急成長するテクノロジー業界に貢献し、フィンテックの未来を共に形作りましょう。

Manoj:
インドのエンジニアの皆さん、エキサイティングで、挑戦と成長の機会に満ちた職場をお探しですか?それなら、PayPay Indiaこそ最適な場所です。変化の速い環境、グローバルなチーム、そして常に最新の技術を学べる育成プログラムが皆さんを待っています。私たちは、ユーザーに革新的なソリューションを提供することに情熱を注いでいます。ぜひ、私たちのチームに加わってください。現在募集中のポジションを確認して、あなたにぴったりの機会を見つけてください!

Manish:
PayPay Indiaは、イノベーションの最前線で次世代の技術革新をリードしています。挑戦と刺激に満ち、あなたの貢献がしっかりと評価される環境です。AIをはじめとする最先端技術を活用したダイナミックな環境で、私たちと一緒に急速に進化する業界で成長し続けましょう。PayPay Indiaで、あなたのキャリアを大きく飛躍させ、フィンテックの未来に貢献するチャンスを掴んでください!

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※社員の所属等は取材当時のものです。

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