PayPay Inside-Out People and Culture

金融サービスで日常を変えるには、ユーザー視点こそが未来を切り開く鍵

2022.11.29

PayPayで働く圧倒的プロフェッショナルに迫るプロフェッショナルズシリーズ。 今回は、PayPayで最も勢いがある金融サービスに携わる2人をご紹介。PayPay金融サービスをつくるPayPay株式会社の鈴木さん、PayPayカード株式会社の坂本さんにお話をお伺いしました。

坂本 智香(さかもと ともこ)

マーケティング本部 ユーザーグロース部

2019年にワイジェイカード株式会社(現PayPayカード株式会社)に入社し、2022年2月からPayPayとPayPayカードに兼務。「PayPayあと払い」にまつわるキャンペーンの企画やLP作成、ユーザーへの配信業務などに携わる。

鈴木 由佳梨(すずき ゆかり)

金融推進本部 クレジット事業推進部

2015年にソフトバンク株式会社に新卒入社。観光系の新規事業を担当する中で、PayPayと打ち合わせしたことをきっかけに2018年よりPayPayに公募で異動。現在は、クレジット事業推進部にて「PayPayあと払い」のビジネス推進を担当。

PayPayへの入社から活躍まで

PayPayへ入社した理由や背景について教えてください。

鈴木:
私は、元々在籍していたソフトバンクでの部署異動の公募制度がきっかけです。2018年に、その公募に応募する形でPayPayに出向しました(2020年4月にPayPayへ転籍)。

ソフトバンクでは観光の新規事業を推進する仕事をしていたのですが、ある時PayPayの人と打ち合わせをする機会がありました。その打ち合わせを通じて、観光事業の推進で課題に感じていた、「日本の現金文化を打破して、当たり前にキャッシュレスで支払う世の中にしていきたい」、また、凄く楽しそうに働かれているPayPayの先輩達の姿を見て「この人達と一緒に働きたい」と思い、公募に応募しました。

2020年にPayPayに転籍した理由は、まだやりたいことがあって、戻るのはもったいない!と思ったからです。2年間PayPayで働く中で、これだけ短期間で社会にインパクトを与えることが出来る事業へのやりがい・国内No.1のFinTech companyになる為に更に貢献したい、そして今一緒に働いている皆とであればきっと達成出来ると思ったからです。あと、日々起きる突発的なことが、ワクワク感や良い意味での仕事に対する緊張感に繋がっているPayPayのカルチャーが好きだと感じました。

坂本:
私は2019年10月にワイジェイカード株式会社(現PayPayカード株式会社)に入社し、PayPayへは2022年2月から兼務という形で在席しています。

元々、ワイジェイカード(株)の前は、100人未満の通販会社にいました。その時の同期が、ワイジェイカード(株)に転職したことをきっかけに、物流や通販や物流などの中心にある「お金」を扱う仕事が面白そうだなと興味が湧きました。Yahoo!カード(現PayPayカード)は、Yahoo!グループの中でどのサービスにも欠かせない「決済」という部分を担っており、様々なサービス・人と関わりを持っていました。いちサービスだけでは作れないグループシナジーを生かした取り組み、お客さまへ今までにない便利・ワクワクをお届けしたいと感じ、入社を決意。また、自由にいろんな新しいことにチャレンジすることが好きなので、そうした社風に惹かれたことも大きいですね。

PayPayに兼務したいと思ったのは、2021年「PayPayカード」、2022年に「PayPayあと払い」がリリースされた時です。別会社であったことから会社間の壁を感じていたので、PayPayとPayPayカードの結び付きがより強くなった時に、PayPayの良いところを吸収しつつ、PayPayカードの良さを生かしたいと強く感じるようになりました。そして、「コード決済」や「クレジットカード決済」という概念を超えた、より新しくて便利な決済体験を作れる環境で、二社を繋ぐ役割を担いたいと想い、最終的にはPayPayのメンバーに加わることができました!

お二人の業務を教えてください。

鈴木:
2022年7月からPayPayの金融事業推進部に異動し、「PayPayあと払い」のビジネス推進を担うチームにいます。そこでは、申込み導線のユーザー分析や改善活動、事業KPIの可視化(事業レポートの改修・予算管理)、各種施策の推進を担当しています。具体的には、PayPayカード(または旧Yahoo!カード)をお持ちの方に、PayPayのあと払いを登録してもらうことや、PayPay経済圏での利用を促進する為に、日々の申込み導線分析・改善・事業推進を行っています。

直近では、あと払い登録を推進する取り組みとして、PayPayカード会員の方がよく閲覧するサイト導線上でPayPayカード社・PayPay社を横断して、新たな獲得導線の開発の検討や推進を担当しています。

坂本:
以前は、PayPayカードにて入会獲得チームにいました。現在は、PayPayとPayPayカードを兼務する形でマーケティングチームに所属しています。具体的には、「PayPayあと払い」にまつわるキャンペーンの企画やランディングページ・バナーの構成、ユーザーへの配信業務などに携わっています。

あと払いについて、どうしたらわかりやすくユーザーに伝わるか、よりユーザーに使いたいと思っていただくためにはどうすれば良いのか、日々試行錯誤しています。代表的プロジェクトとしては、「PayPay あと払い」や「PayPayあと払いで1%戻ってくるキャンペーン(2021年12月1日~2022年6月30日※現在終了)」、「日本全国全額チャンス!夏のPayPayジャンボ PayPayあと払いなら最大2回抽選(2022年7月1日~2022年8月31日※現在終了)」、現在開催中の「日本全国全額チャンス!超PayPayジャンボ あと払い+本人確認で最大3回抽選(2022年10月17日~2022年12月28日)」があります。実際にみなさんも参加したり、利用されているものもあるのではないのでしょうか?

PayPayでのチャレンジングだったご経験はなんですか?

坂本:
PayPayあと払いがリリースしたばかりのサービスということもあり、日々チャレンジングなことで刺激的な毎日を過ごしています。PayPayあと払いは一見、PayPayの中にあるいちサービスとして存在しているように思えますが、PayPayとPayPayカードという2社の会社でひとつのものを作っています。なので、両社のサービスや仕組みの違いをすり合わせるところがチャレンジングで大切な部分です。

また、PayPayあと払いと同時にリリースした「PayPayあと払いで1%戻ってくるキャンペーン」の時は、直前でキャンペーンの仕様が変更し、キャンペーン開始の手続きが開始に間に合うように、各所に掛け合うなど調整したりしました。また、承認がなかなかおりず、その間に仕様書が変わってしまったり…。

新しいサービスとキャンペーンを同時期に進める時は、リリース直前にスリリングなことが多々あったなと感じます。今となっては、文化祭の前日みたいに刺激的で楽しかったと感じていますけどね。(笑)

鈴木:
私は2021年10月に中小事業者向けの加盟店決済手数料を有償化したプロジェクトです。
当時は営業推進部にいたのですが、開発スケジュールの兼ね合いで、自動切り替えではなく手動での有償化に切り替えをすることとなりました。絶対にミスが許されない中での短納期プロジェクトとなり非常に思い出に残っています(笑)。また、有償化移行のみに関わらず、運用フローの設計、加盟店告知の検討、営業周知等、多岐に渡る業務を経験することができました。

このプロジェクトで沢山の部門の方と関わっていく中で、皆さんの「絶対にゴールに間に合わせようとする姿勢」と「自分事化して徹底的に考え抜く力」を改めて認識し、PayPayで働く人の熱量の凄さを感じた機会となりました。

加盟店向けの説明資料

成長していくPayPay金融サービス

PayPayの金融サービスのこれからについて教えてください。

坂本:
日本では「現金」に対する信用が高い文化がまだ強くあると思います。なんとなく目に見えない、手で触れて重さを感じられない部分が、怖いという感覚に繋がるのかもしれません。それがデジタルの特徴なのですが。

それもあってPayPayの利便性を体験する前に登録等がめんどくさいな、なんだかよくわからないなというユーザー視点が大事になってくると思います。その情報をキャッチすることでサービス改善に繋げ、普段から使っていなかったけど、こんなこともできるんだというユーザー体験を増やしていきたいなと考えています。既存の世の中にある金融サービス、カード(クレジット)や銀行等だけにとらわれず、PayPayだけで様々なお金にまつわるサービスを体験して頂き、より身近で安心・安全で便利な金融サービスが当たり前の世の中にしていきたいです。

鈴木:
PayPayのユーザーが5,100万人を越えましたが、その中であと払いをご利用いただいている方は、まだまだ少ないです。PayPayのコード決済が世の中で当たり前の存在になっていったように、たくさんのポテンシャルを秘めている「PayPayあと払い」もそのような形にしたいと考え、日々奮闘中です。

PayPayが日本の社会にもたらした大きな価値は、現金が当たりまえの世の中の意識を変革できたことだと思います。一方で、金融サービスに対するハードルはまだまだ高い現状があります。そういった観点からも「PayPayあと払い」を起点として、もっと多くのユーザーの方に使用していただけるようにしてPayPayの価値を更に高めていきたいと思っています。

PayPayにベストマッチするのはどんな人だと思いますか?

坂本:
私がPayPayカードに入社する前と後では、良い意味でのギャップがありました!「金融」って聞いた時にはなんとなく固いイメージがあったのですが、自由な発想もできて、様々なことにチャレンジできています。自分が純粋に考えている意見を受け入れてもらえる雰囲気があるので、メンバーとの意見交換がスムーズです。

様々な国出身の方が働いているPayPayでは、ストレートなわかりやすい言葉でコミュニケーションを取る方が多い。そのようなPayPayのカルチャーは、何を伝えたいのかがすぐにわかるのでスピーディーに働けますし、私にとってはすごく新鮮です。

刺激的な毎日、常に新しい環境があるPayPayと金融にとらわれない自由な働き方でチャレンジできるPayPayとPayPayカード。チャレンジを楽しみたい方には、ぴったりの環境です!

鈴木:
PayPayではコミットするという強い意志を持っている方がとても多いです。目標に向かって必ず達成する!という気持ちを持ちながら、自ら考え抜いて、アウトプットする。私はそんなPayPayのカルチャーを楽しんでいます。(笑)突発的に起こることに対して、常にワクワクしたり、良い意味での緊張感が持てて、毎日が刺激的です。

なので、自分で考えるのが好きな方や、好奇心旺盛な方は絶対に楽しいと思います。チャレンジできる環境がある分、経験できることや達成感も非常に大きいです。

現在募集中のポジション

※募集状況は取材当時のものです。

協力:Tomoko Sakamoto, Yukari Suzuki / 企画・執筆:Danata / 編集:PayPay Inside-Out編集部 / 撮影:Tak
※社員の所属等は、取材当時のものです。