PayPay Inside-Out People and Culture

金融機関との協業で新しい体験を切り拓く、金融機関渉外部

2023.03.22

PayPayグループで働くプロフェッショナルに迫るプロフェッショナルシリーズ。
今回は、金融推進本部 金融機関渉外部で活躍する3名にインタビュー。ミッションや今後目指す世界観、モチベーションなどを伺いました。

神宮司 有樹(じんぐうじ ゆうき)

金融推進本部 金融機関渉外部 部長

大学卒業後、メガバンクに入行し、主に日本や中国で法人営業に従事。その後、ネット系大手企業に転職し、台湾で銀行設立の業務を経験したのち、2020年PayPayに入社。

丹羽 葉月(にわ はづき)

金融推進本部 金融機関渉外部

音楽大学卒業後、信販会社に入社し、事務担当として4年間勤務。2021年6月PayPayに入社。

能勢 奈津子(のせ なつこ)

金融事業統括本部 金融推進本部 金融機関渉外部

大学卒業後、メガバンクに入社。法人向け営業担当として、メーカー・卸売業・不動産ファンドなどの幅広い業種を担当。2022年1月PayPayに入社。

量から質への転換

金融機関渉外部の業務内容やミッションを教えてください

神宮司:
金融機関渉外部はPayPayチャージに関連する業務全般を担っています。具体的には、PayPayチャージに関するコストの管理・運営、ユーザー動向の分析、チャージが可能な金融機関の新規開拓、接続済金融機関及びゲートウェイとのリレーションシップ・マネジメント、新規サービスの企画・立案、トラブルシューティングなど多岐にわたります。

(金融機関渉外部の業務内容)

これまでは、1つでも多くの銀行と接続することをミッションとしてきましたが、量を追求するフェーズからリレーションの質を追求するフェーズへと移行しつつあります。2022年1月時点でのチャージ可能な金融機関は83金融機関でしたが、2023年1月時点では768の金融機関と接続。今期中には1000を超える予定で、日本の金融機関の大部分と接続できていることになります。

(金融機関渉外部の戦略方針)

今後求められるのは、金融機関各社と競い合うような方法ではなく、協業していく関係性だと考えます。例えば、金融業界では支店を削減する流れがある中で、5,500万ユーザーの基盤を持つPayPayのプラットフォームを活用すれば、金融機関の経営課題を解決するサービスを提供できるようになる。それぞれの金融機関が抱える課題を発掘して、どんどん新たなサービスを企画・提案していきたいと思っています。

皆さんはどんな経緯でPayPayに入社されたんですか?

神宮司:
メガバンクの駐在員として上海に赴任した際、買い物だけでなく、タクシーの呼び出しや金融サービス、生活のありとあらゆることをメガ・プラットフォーマーのサービスで完結できることに感動を覚えたんです。早晩、伝統的な金融サービスは、データを収集できるプラットフォーマーに取って代わられると確信しました。その後転職し、台湾でのインターネット専業銀行の立ち上げに関わりましたが、コロナ禍の渡航制限で最前線から遠ざかり、次のチャレンジを模索していたときにPayPayのCEO室の募集を見つけ、経営者の間近で多くの重要課題に臨めると思って応募しました。実際に、現在に至るまで様々な案件に携われているので、自分の選択は間違っていなかったなと思っています。

神宮司 有樹

能勢:
前職では主に法人向けの商品やサービスを取り扱っていたので、自分にとってもっと身近なサービスかつ新しいものに携わりたいと思ったのが転職のきっかけです。私も海外赴任の経験から、日本でのキャッシュレス推進に携わりたいと思っていました。その中でも最も勢いのあるPayPayなら社会を変えていけると思い、入社を決めました。

丹羽:
前職では決められた担当範囲の仕事がメインだったので、もっと裁量を持って広い範囲の業務に関われる仕事がしたいと思って転職を考えました。PayPayを選んだのは、希望するような成長できる環境があったことと、WFAの働き方に魅力を感じたことが決め手になりました。

チームメンバーやチームの雰囲気について教えてください

丹羽:
銀行出身者がほとんどなのでお堅い雰囲気を想像されるかもしれませんが、実際はかなりフランクで和気あいあいとしています。とても平和だと思ってます。優しくてハートフルな方しかいないです。私が一番年下ですが、年齢差で苦労することもなく、皆さんとても良くしてくださいます。

丹羽 葉月

能勢:
チームは良い意味で個性的なメンバーばかりで、自分自身と異なる考え方に触れることができとても刺激になっています。 個性的ではあるのですが、団結力が強く、誰かが困っているときはすぐに全員で協力して業務を進められるので、とても働きやすいです。

能勢 奈津子

尊敬できるメンバーに囲まれ、裁量大きく臨める職場

モチベーションはどんなところにありますか?

神宮司:
部署内に限らず社内の優秀なメンバーから知識を吸収できることです。私はこの会社に入ってから、SQLやPythonの技術を身に付けました。ビジネスサイドのメンバーでもBig Queryにアクセスして日常的にデータ分析ができますし、わからないことがあれば、超一流のエンジニアたちに教えてもらうこともできる。知的好奇心も満たされますし、ビジネスパーソンとしての腕も磨いていけるので大きなモチベーションになっています。
あとは、成果に応じたメリハリのある評価制度になっているので、やる気が出ますね。

能勢:
私は、5,500万人以上に利用され、注目もされているサービスの成長に関われていることにモチベーションを感じています。限られた業務範囲ではなく、最初から最後までさまざまな業務に携われるので手応えも大きいですね。

丹羽:
プロフェッショナルな人たちに囲まれながら、自分も裁量大きく働けるところです。PayPayでは、最終ゴールの認識を合わせたら、そのために何をどう進めるかはそれぞれが発信していけるのでとても居心地が良いですし、自分ももっとできるようになりたいと思えることがモチベーションです。

みなさんが業務を行う上で大切にしているものは?

神宮司:
PayPay 5 sensesで言うと、「Be Sincere To be Professional」です。 1日のうち、寝ている時間を除いた大半の時間を仕事や仕事の準備に使っているので、私にとって「働くこと≒生きること」なんです。仕事のアウトプットや取り組み姿勢に嘘をつけば、自分の人生に嘘をつくことになる。だから決して妥協せず、常に期待に対して120%の成果で応え続けようと思ってきました。それが私の思うプロフェッショナルであり、PayPayの価値観と合致するところです。

能勢:
私の場合は、「Ego is not welcome, Communication is necessary」だと思います。
他の項目を実現するためにも、基礎となるのがコミュニケーションだと感じます。スピード感をもって最後までやり抜くことができるよう、日頃から関係者とは密にコミュニケーションを取っていますね。

丹羽:
私は、サービスを提供する者としてユーザーファーストであることが何より大切だと思っていますし、その姿勢が徹底されているところがPayPayの魅力だと感じています。
なので、5つの中から挙げるなら「Be Sincere To be Professional」と「SPEED is our bet on the market」の2つです。プロとして責任を持った対応をスピーディーに行うことが、ユーザーのためになり、会社のためになると思ってます。

PayPayはあなたにとってどんなところですか?

神宮司:
全身の筋肉を鍛えるジムのようなところだと捉えています!
企画・分析・法務・営業・語学・マーケティング・マネジメントと、全方位的なスキルを鍛えられるところが、様々なマシンを置いてあるジムに似ています。ただ、負荷重量を選べないのが悩ましいところですね。

能勢:
ユーザーファーストの精神で、ユーザーに便利なサービスを提供でき、自分自身の成長も実感できる場所です。

丹羽:
成長させていただける場所です。尊敬できるハートフルなメンバーに囲まれて、安心して業務にチャレンジすることができています。

新たな金融体験の創出へ

今後、部署として成し遂げたいことを教えてください

神宮司:
私たちが目指すのは、海外のメガ・プラットフォーマーが展開しているような金融サービスを日本で展開することです。PayPayのプラットフォームで各金融機関の商品を買えるようになれば、ユーザーは一番魅力的な商品をロケーションフリーで購入することができる。地方銀行でも全国のユーザーに買ってもらうチャンスが生まれるわけです。それによって金融機関の利益を生み出せれば、PayPayチャージの際の手数料を無料にしてもらうこともできるでしょうし、コスト観点でも他社に負けないようになれると思っています。

最後に読者へメッセージをお願いします

神宮司:
日本で最も勢いのあるPayPayで、最大級の費用項目であるチャージのコストをマネジメントする非常にやりがいのある業務です。他社に類似する業務はなく、PayPayでしか積めない経験。経営層との距離も近いので、ダイナミズムも味わえると思います。
PayPayでは主体性と責任感をもって、頭と手を常に動かし続けられる人が活躍できる職場だと思います。世の中を変えたい、自分の考えを形にしたいという心の持ち主と一緒に働きたいです。共に日本の金融業界を変革していきましょう!

能勢:
PayPayは希望すればさまざまな業務に携わることができます。渉外業務だけでなくデータ分析など幅広い業務を行っているので、多様なスキルも身に付けることができます。新しいことにチャレンジするのが好きな人であれば活躍できると思います。

丹羽:
どんどん挑戦して進んでいきたい人にはとても働き甲斐が感じられる職場です。 企画だけ営業だけではなく、総合的に案件に取り組みたい、仕事の幅を広げたいという方にオススメです!

現在募集中のポジション

※募集状況は取材当時のものです。

協力:Yuki, Hazuki, Natsuko / 企画:Danata / 編集:PayPay Inside-Out編集部 / 撮影:Tak
※社員の所属等は、取材当時のものです。